プロジェクト解説

【ICO】COTI:決済特化型のデジタル通貨

プロジェクト解説
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最近は決済に特化した仮想通貨はめっきりと減ってしまいましたが、ここにきて本格的に決済市場を狙っているプロジェクトが登場しました。それがCOTIです。

COTIは決済に特化したデジタル通貨で、COTIは既に5万以上の店舗がCOTIプラットフォーム採用を予定しています。

COTIの概要

[the_ad id=”7860″]COTIは、VISAやMaster、Paypalのような従来の決済してむの代替となる仮想通貨になります。

現在主流となって仮想通貨は、時間当たりの処理能力が低く、通貨という名はついていれど既存の決済システムから見るとその性能は低いというしかありませんでした。また、高コストで売り手の保護機能が付いておらず、利用側から見るとメリットが薄いものでした。

COTIでは、これらの問題を解決、VISAやMasterのようなカードネットワークにできて、既存のブロックチェーンネットワークにできなかったこともできるようなり、本格的な決済用途として耐えうるチェーンになります。

COTIの特長

COTIでは、従来の決済システムには必要とされる機能を備え、従来の仮想通貨の決済に関する問題点を解消しています。

それでは主な特長をご紹介します。

決済スピードが速い

COTI DAGのデータ構造

COTIでは高速決済を実現します。

図のように、COTIではデータ構造にブロックチェーンではなくDAGを採用します。DAGは、ブロックチェーンと比べて高速な決済を捌ける特徴があります。

現在、商品購入の決済で一番使われている仮想通貨がビットコインです。

しかし、仮想通貨が十分に普及していない現時点においても決済が常に詰まっている状態で、本格的な普及に耐えうるほどのものになっていません。

現在普及している決済ネットワークの代表格では、平均トランザクションは秒間4,000-6,000になります。これは秒間に4,000-6,000の決済が行われているという意味です。

しかし、ビットコイン(BTC)では秒間7、イーサリアム(ETH)では秒間15、リップル(XRP)ですら秒間1,500になるため、よく知られたブロックチェーンがいかに遅いかがわかることでしょう。

それらに対し、COTIでは秒間10,000のトランザクション速度を誇ります。

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手数料が低い

COTIではゼロもしくは低額の手数料を実現します。

従来のクレジットカードでは、お店側が商品価格の数パーセント、ひどい場合では15%程度の手数料をカード会社に支払う形で、クレジットカードを利用することができていました。

しかし、これはお店側にとっては大きなコスト負担でした。

COTIでは、この手数料が極端に低く、お店側のコスト圧迫を回避することができます。

売り手や買い手の保護がある

COTIでは売り手や買い手の保護機能があります。

クレジットカードでは当たり前のようについていた返金機能は、従来のブロックチェーンを使った決済手段ではありませんでした。

COTIでは、この当たり前の機能を搭載することにより、万が一にトラブルがあった際の返金を実現できるようにします。

法定通貨や仮想通貨を決済で使うことができる

COTIでは、従来からの法定通貨の他に、仮想通貨を使うことができます。

我々は現実世界で暮らしている以上、どうしても国が認めた法定通貨の方を多く使わざるをえせん。そこで、仮想通貨決済を利用するには、どうしても取引所で両替をする必要がありました。

しかし、COTIでは法定通貨にも対応させることができるため、消費者側から見ると利用障壁がとても低くなります。

加えて、即時精算されるため、お店側のキャッシュフローが改善します。

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COTIと従来ネットワークの比較

COTIとカードや従来のブロックチェーンとの比較は以下の通りです。

いかにCOTIが決済に有利かがこの表よりわかるかと思います。

カードネットワーク ブロックチェーン DAG
VISA, Master BTC, ETH OMG NANO IOTA COTI
即時取引 × × × ×
低コスト × +/-
売り手と買い手の保護 × × × ×
シンプルなUI × × ×
コンプライアンス × +/- × ×
法定通貨と仮想通貨の両サポート × × × ×
分散型コンセンサス構造 × × ×

ブロックチェーンの項目にあるOMGとは、なじみが少ない方も多いかと思いますがOmiseGOという仮想通貨になります。

ロードマップ

COTIでは以下のようなロードマップになっています。

  • 2018年5-7月:ICO
  • 2018年08月:アルファネット稼働
  • 2018年09月:ウォレット、トークン交換追加
  • 2018年10月:仲裁者機能追加
  • 2018年11月:取引所追加
  • 2018年12月:テストネット稼働
  • 2019年01月:分散型KYC/AMLソリューションと連携
  • 2019年02月:店舗と仲裁者を増やす
  • 2019年03月:デビットカード提供
  • 2019年05月:スケールアップテスト
  • 2019年07月:メインネット稼働

ご覧のように、COTIではアルファネット、テストネットとかなり段階を踏んで稼働をしていきます。メインネットの稼働まで時間を要します。

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COTIのトークンセール

COTIでは独自チェーンを使いますが、まだメインネットが稼働していないため、ERC-20でトークンの配布が行われます。

COTIのメインネットが稼働後、COTI側の裁量によりERC-20から独自チェーンのトークンへのスワップが行われます。

  • セール期間:2018年5月-7月 (プリセールは記事作成時点で終了)
  • トークン名:COTI Token
  • シンボル:COTI
  • プラットフォーム:Ethereum (後に独自チェーンに移行)
  • トークン規格:ERC-20 (後に独自チェーンに移行)
  • 発行数:2,000,000,000 COTI (うち、600,000,000 COTI が売り出し対象)
  • トークン価格:1 COTI = 0.1 USD
  • 購入可能な通貨:ETH, BTC
  • ソフトキャップ:設定なし
  • ハードキャップ:30,000,000 USD
  • 売れ残りトークンの扱い:予約分に組み入れ

ERC-20トークンの配布は、COTIのアルファネットが稼働し、COTI取引所に上場された後に行われます。

COTIに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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