インタビュー

【インタビュー】第4弾:CROSS 中西氏 ーこれからに向けた想い(5/5部)

投稿日:2018/8/23 木曜日 更新日:

日本のブロックチェーンプロジェクトで投資家たちから注目されているものがあります。CROSSというプロジェクトです。

CROSSは主に仮想通貨取引所をメインで展開します。国内外からの評価が高く、本記事作成時点ではいよいよアゼルバイジャンの取引所が稼働しようとしています。

日本側の責任者であるXBANK株式会社代表の中西氏、矢澤氏にインタビューできる機会があったので、その模様をご紹介します。

第5部では、これから取引所を運営する側として最近の取引所トークンブームや海外からの評価について思うこと、そして投資家の皆さまへの想いをお伝えします。

第4部をまだご覧になっていない方は、「第4弾:CROSS 中西氏 ー仮想通貨取引所でトップを狙いに行く(4/5部)」をご覧ください。

CROSS 中西氏 インタビュー 第5部

青字:加藤(訊き手)、黒字:中西氏、緑字:矢澤氏

最近の取引所トークンブームについて思うこと

最近の取引所トークンブームですが、率直にどう思っていますか?世の中だと投資家目線での意見が多いので、サービス提供目線での話を聞いてみたいです。

全然いいんじゃないですか。まだまだブームというレベルではないと思いますけれども、仮想通貨の投資家って短期なので、ブームっぽい言い方になりますけれども、もっともっと進化すると思いますね。進化しなければいけないし。

結局、仮想通貨の一番大きい実需を生んでいるのって取引所なんですよ。圧倒的に。

そうですね。

ビットコインでもないじゃないですか。ビットコインは裏側で動いていて、見えないトランザクションが多すぎますけどね。

表に見えている範囲で仮想通貨の真価であるトランザクションを利用して、価値の移転をしているのって、支払いの手段として使われているのって、取引所でしかないです。

やっぱり取引所トークンというのはもっと進化すべきだと思いますし、もっと進化すると思います。

ちなみに、中西さんが思い描いている進化の形態はありますか?

どうなんでしょうね。分からないですけれども、最近取引所トークン同士が乗り入れしているのが始まっていますね。

確かにどこかありましたね。

結局は中華系なんですよ。中国って本当に日本の一年先をいっているなという感覚があって、日本ってどっちつかずなんですよ。

どっちつかずというのは、証券の方にも寄れず、アセットの方にも寄れず、何もできないんですよ。だから日本の中で何も生まれないんですよ。

だから、僕は最初に日本で取引所に申請しなければ良かったと思っているのはそこなんですよ。結局日本の中でやってしまうと、がんじがらめになって今の僕の言っているサービスは絶対作れなかったです。

無理でしょうね。

なので、やらなくて良かったというのがあって、進化というのはちょっとわからないですよね。稲妻のように落ちてくるじゃないですか。

ですよね(笑)最近スピードが速いですよね。

中国だとブロックチェーンの1日というのが普通の世界の1年とか言うんですよ。彼は極端だからそういうのをいうんですけれども、でもそれぐらいの気持ちで動いてるんですよね。

そこでどう勝つかということなんですよね。結局みんな勝つか負けるかのためにやっていて、自分のテクノロジーや技術を世界に広めるというのは、広められなかったやつと勝負がつくじゃないですか。それを考えた時に、どうなるかというのは分かんないです。

この世界は2日後が読めないですよね。

取引マイニングがでてきたFcoinだってだれも予想していなかった。だたイメージしていたやつがいたんですよ。それをただローンチかけたというだけだから・・・

この世界の楽しみってそこですよね。先が分からなさ過ぎて楽しい(笑)

だから僕たちは、そこに自動アービトラージのシステムをいれます。うちのところだけじゃなくて、世界の取引所がどんどん接続はされますけれども。

もうちょっといろんなことを考えたいなと思いますけれども、ただ僕たちの取引所って分散化されるじゃないですか。結局は手の中に来るんですよ。ウォレット、スマホの中にくるじゃないですか。ここがノード化されていくので、ここでマイニングができるブロックチェーンを構想して作ってるんですよ。じゃあそこに乗っかっているCROSSはどうなるのと。すごく多様なことができてくるのは間違いないですよね。

僕たちのどういう進化かというのは、今そこなんですよ。僕たちのCROSSのトークンは取引所トークンではないんですよね。取引所の中で使われるという1つの機能を持っているだけで、それは全部じゃない。もともとの発想が違いますよね。

多分BinanceBNBもそういう構想があったのかもしれませんが、取引所トークンとして出て機能を持たせてますよね。僕たちは違う機能の中に取引所のトークンとしての役割がたまたまあるという感覚です。これからそういうのが増えてくるんじゃないですか。

CROSSのプロジェクトの評価

CROSSは私の周りのICOに熱心な人達から見ると評価が高いようです。なぜ評価が高いか心当たりはありますか?

マーケッターを使っていないからというのもあるかもしれないですね。今後は使っていきますが、今の段階では使っていないです。等身大でしか表現していないです。プロジェクト自体を見てくれて評価してくれるのだと思います。

マーケッターさんも僕らがお願いしていないですけれども、勝手に話してくれるんですよね。商売と別のことろでなんですけれども。だからだと思いますね。

あまりお金集め競争にはまっていないというのは大きいのかもしれませんね。

確かにCROSSのプロモーション見ると、お金集めバリバリという印象は受けないですね。

あまりそういう感じじゃないですから。海外も含めてCROSSのことを話してくれているのは、純粋に良いと思って話してくれている人が多いんじゃないかなと。

それでいいんですよ。あまり売ってしまうと値段が上がらないので。

海外からのCROSS評価はどうなんですか?主にアジアで活動していると思うのですが。

そうですね、中華系からの評価になりますが、中国からクリプトファンドやベンチャーキャピタリストの人達がすごい気に入ってくれていて、もともとそういう人脈があったというのもありますけれども、北京で選ばれた2018年で全世界のICO100選に選ばれていたりします。そういう評価をいただいているので、良いのかなと思いますね。

あとは、海外に行くといいプロジェクトだからと言って、他の国の展示会のインビテーションが届くとか、あまり自分たちから行かせてくれというのはなくて、向こうからだいたい声がかかります。

純粋にプロジェクトの中身が評価されているということなんですよね。素晴らしいですね。

中西さんにとってのブロックチェーンとは

中西さんにとってのブロックチェーンとはどのようなものでしょうか?

ブロックチェーンってどういうものかというと、価値の移転で世の中を革命を起こすものだと思っています。革命の道具ですね。

技術がこうとかどうとかというのは判らないですけれども、ただインターネットが情報の流通で世界を変えたけれども、ブロックチェーンは価値の移転で革命を起こすと。革命だと思います。

だから1日で変わるというのは本当にそうで、僕は歴史も結構好きなのですが、革命って必ず教科書に載った時って何月何日という1日だけなんですよ。

言われてみれば確かに。

でも、その前に沸々と湧くものがあって、その革命が起きたその後にもいろんなことがあるわけだけれども、実際に歴史に残るのは何月何日というタイムラインとして棒が引かれるんです。

おそらく仮想通貨もどこかで何月何日というのがサトシ・ナカモトが論文を出した日なのかわからないけれども、振り返ってみればそこで革命が起きているという、そういう感覚ですね。

CROSSに期待している人へ向けて

CROSSを期待している人、特にCROSSに投資した皆さんに向けて何かメッセージをよろしくお願いします。

日本人が関わるプロジェクトの中で一番時価総額を一番大きくする気でいます。今日本人が表立って関わっているもので一番時価総額が大きいのは、OmiseGO、次いでMonacoinだと思うのですが、時価総額で言ったらそこは超える気持ちでやっています。

そこで投資した時に当然儲けさせるというのは当たり前の話で、戦略を僕たちが組んで行くのですが、「そこに投資したぜ、えっへん!」ってのを言ってもらいたいじゃないですか(笑)

言いたいですね。私もプロジェクト側の人間なのでわかります(笑)

それをみんな好きでやっていたりする部分があるので、上がり切る前に売ってしまった、でも投資したことが誇りになったりするじゃないですか。そういうものを作っていきたいですね。

今は加藤さんはQURASをやっているけれども、QURASをしたいとか、僕は純粋にQURASが好きだったりするので、応援をしたいというのもありますね。でもそういう気持ちじゃないですかね。投資家に対して返すのは、上げていくしかない。

僕は中華系の人達と距離が近いので、最先端なんですよ。彼らがやっていることって圧倒的に。これみんなホント知らななくて、みんなイスラエルとか言うじゃないですか。イスラエルがどういう動きしているか分からないですが、今仮想通貨のトークンで値段上げているのって、中華系じゃないですか。これは事実なんですよ。

なんで上がっているかということを誰も分析しようとしていないじゃないですか。業界の動きが速いので、去年まで言えていたことが今年になって言えないし、もしかしたら僕が言っていたことは1ヶ月後には古いかもしれない。現状で言えば、そこが最先端で動いているんですよね。

取引所にしたって、取引所のトップはほぼ中華資本じゃないですか。そしたらそりゃ勝ちますよね。僕が日本人だったら日本プロジェクトを優遇したいと思うのと同じで、当然中国人だったら中国のプロジェクトを優遇しようと思うじゃないですか。当たり前の流れがただ起きているだけなので、そこの流れをぶっ潰していくことによって、CROSSに投資した方が良い夢を見れるんじゃないですかね。

いいですね。QURASも匿名系では世界で1番を目指していますからね。将来的にQURASの名刺見せたら、「あの時投資しました、ありがとう」と言われたいですね。それがモチベーションですね。

そうなんですよね。

お互い思っていることが似ていますね(笑)長い間ありがとうございました!



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Junya Kato

TOKEN ECONOMISTの管理人、ブロックチェーン専門誌「月刊仮想通貨」「CRYPTO CROWD」の執筆陣。ブロックチェーンプロジェクトでは、QURASのコミュニティマネージャー。 より多くの人にブロックチェーンの未来を感じてもらうべく、先進的なブロックチェーンプロジェクトやイベントのレポートをお伝えしています。 ブロックチェーンの素晴らしさを世に広げたい!!

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