プロジェクト解説

【ICO】Ludos:DAppsゲームのための分散型プラットフォーム

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筆者はあまりゲーム分野に関しては得意ではありませんが、これは良いなと思ったゲーミングプラットフォームがあったのでご紹介します。

Ludosというプラットフォームですが、ソフトバンクも出資しています。

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Ludosの概要

Ludosは、分散型のゲーミングプラットフォームです。

なぜLudosなのか?

それは、LudosがDAppsゲームに徹底的に特化したプラットフォームで、かつ特定の組織に依存しないみんなで使うことができる分散型のプラットフォームだからです。みんなというのは、ゲーマーや開発者、投資家を指します。

Ludosでは、ゲームタイトルごとにサイドチェーンを用意し、メインチェーンの負荷を減らすことで決済を安定化します。これにより、ゲーム内決済が快適になります。

そして、ゲーマーはゲームの実績を達成するとトークンがもらえます。

また、開発者はゲーム開発のための資金提供を募ることができ、フィードバックをコミュニティから受けることができます。

Ludosの特長

サイドチェーンを採用して決済が快適になる

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Ludosではゲームごとにサイドチェーンを用意します。

サイドチェーンとは、メインのブロックチェーン(メインチェーン)と切り離されたサブのブロックチェーンで、ゲームタイトル専用の決済を行います。

サイドチェーンの決済の最終結果をメインのブロックチェーンに渡すことで、メインチェーンの負荷が下がるという仕組みです。

実はこうなっていないのが、Ethereum上で動いているゲームになります。Ethereumでは、公式のサイドチェーンは存在していません(TomochainOrbsなどのサイドチェーンプロジェクトが存在)。

Ethereumで捌ける決済は1秒間で15と少ないため、たった1つのゲームがEthereumのネットワークの大渋滞を引き起こすことがあります。

大渋滞の事例ではCrypto Kittiesというネコの育成ゲームが有名です。ネコを取引するための大量の決済要求がEthereumネットワークに押し寄せ、大渋滞してしまいました。

このように、ゲームの決済をメインチェーンに直接流すと、全体に悪影響を及ぼすことがあります。

Ludosではそのようにならないように、サイドチェーンとメインチェーンに分離しているのです。

DAppsゲームに求められるエコシステム備えている

Ludosでは、DAppsゲームに求められるエコシステムを備えています。

ゲーム配信プラットフォームがあり、ゲームの資産をトレードできるのはもちろん、ゲーム資産を管理できるウォレット、ランキングや特定条件を達成するとトークンをもらえるようにするための仕組みも備え付けられています。

また、ゲーマーの資産を守るためにLudos Plasmaを実装し、すべてのトークンに任意のIDを割り当て、分割不可能にし、トランザクション履歴を独立して保存するようにできています。

そして、最悪の場合は以前の状態にロールバックすることができるようになっています。

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ゲーム開発者のためのツールが充実している

Ludosでは、ゲーム向けブロックチェーンならではの開発ツール群が提供されます。

提供されるツール例:

  • ブロックチェーンとのインターフェイス
  • ゲームアセットの発行/操作ツール
  • サイドチェーンを維持するためのBaaS(Bloackchain as a Service)
  • データ維持ツール
  • 公平な乱数ジェネレータ

開発者はゲームの開発資金を募ることができる

Ludosでは、ゲーム開発者はコミュニティに向けてゲームの開発資金を募ることができます。

その際に、使うのがDAICO投資プロトコルになります。

DAICOとは、分散型のICOプラットフォームで、投資家にとって安全なICOを提供するために開発されたものになります。

LudosでDAICOを用いることにより、ゲーム開発者には集められた資金全額がすぐに渡らないようになります。開発が進むと、コミュニティの投票により、残りの資金を引き出せるかどうかが決まります。

DAICOの仕組みを取り入れることにより、開発者に資金を全部持ち逃げされるのをを防ぐことができます。

このような手立てをとるため、Ludosでは開発者とコミュニティとの連携が密になります。

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Ludosプラットフォーム内で使われるLUDトークン

Ludosでは、プラットフォームのトークンとしてLUDトークンが使われます。

LUDトークンの用途は、以下の通りです。

  • 決済手数料
  • 取引通貨として(広告料、ゲームの購入、ゲームの作成など)
  • 投票
  • DAICOへの参加

トークンの詳しいスペックは、ホワイトペーパーに記載されていないため不明です。

また、ゲームの達成度合いになどによって貰えるトークンは、LUDと異なるDTVトークンがその役割を担います。

ロードマップ

  • 2017年8月:プロジェクト開始
  • 2018年4月:Ludos財団設立
  • 2018年Q2:資金調達開始
  • 2018年Q3:Ludosウォレットのテストネット立ち上げ
  • 2018年Q4:Ludosブロックチェーン立ち上げ、ERC20トークン配布
  • 2019年Q3:マルチチェーンソリューションとBaaSシステム立ち上げ、PoSへ移行
  • 2019年Q4:Ludosブロックチェーンのコンセンサスメカニズム
  • 2020年:エコシステムの開発継続

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ICOに参加するには

Ludosのトークンセールは、2018年10月19日現在はプライベートセール段階であり、ICOは行われていません。

LudosのTelegramのアナウンスにによると、プライベートセールに興味がある人は問い合わせて欲しいとなっています。

また、ICOはハードキャップ50,500 ETHのうち、10,500 ETHが予定されています。

Ludosに関する情報

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グレーなネタや、ICOのプライベートセールの購入枠を含めた情報など、とにかくブログで公表できない情報をご紹介します。

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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