インタビュー

【インタビュー】FCoinJP Kim氏 ー某競合取引所についてはどう思っている?そして、FCoinJPのこれから(4/4部)

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2018年10月29日に、仮想通貨取引所のFCoinJPが突如オープンしました。

FCoinの名前が付くFCoin"JP"という取引所は果たしてどのようなものなのか?CEOのKim Young Soo氏にお話を伺いました。

第4部では、これからのFCoinJPについてご紹介します。第3部をまだご覧になっていない方は、第3部「日本の法律に違反していないか?FCoinJPのガバナンス体制」をご覧ください。

文中でFCoinとFCoinJPという言葉が出てきます。厳密に言葉が区別されているので、注意してお読みください。

FCoinJP Kim Young Soo氏 インタビュー 第4部

青字:加藤(訊き手)、黒字:Kim氏

FCoinJPを魅力的にしていくためにこれからやること

加藤:FCoinJPをさらに魅力的にしていくために、これからどのようなことをしていきますか?

Kim Young Soo氏

Kim:まず今月の直近予定ですが、レバレッジ取引、理財アカウントのリリースを予定しています。

レバレッジ取引では他の取引所に真似の出来ない、コインの取引を目指します。

理財アカウントでは、ワーキンググループからの提案で、ドル、円、ユーロにペッグしたステーブルコインでの預金、ゴールドにペッグしたステーブルコインの預金などを構想に入れています。

また、中長期では高倍率FXのリリースを計画しています。しかし、この業界の1日は人間の1年と言われるほど流行の移り変わりが早いです。3ヶ月後、半年後、1年後にどの様にFCoinJPが動いているかはウィークリーレポートや事業報告で公開します。

加藤:確かにこの業界は本当に早いですよね。1週間後に通用していたことが通用しなくなったりすることがザラにありますからね。

Kim:はい、今みんなはFXをやりたいといっていますが、半年後に流行っているかは分かりませんね。

加藤:実際FXなんて95%以上が死にますしね。まだ流行っているかなんてわからないですよね。

ここから、中身について掘り下げていきますが「レバレッジ取引では他の取引所に真似の出来ないコインの取引」というのはどのようなものを指しますか?

Kim:日本コミュニティが強いコインですね。例えば、XEMであったりMONA、今はその2つを予定しています。まずはXEMは今年中に上場する予定です。あとは、FJのレバレッジ取引ですね。XEMも間に合うようにしたいと動いています。

加藤:今上場を考えているステーブルコインというのはどのようなものがありますか?

Kim:LCNEMとEURS、GUSD、USDC、TUSD、PAXですね。

(補足:LCNEMは円、EURSはユーロ、GUSD, USDC, TUSD, PAXはUSドルにペッグしたコインになります)

加藤:これは法定通貨ペグ系ですよね。資源ペグ系も検討しているんですか?

Kim:DGXを考えています。金にペグしたものです。あと、ダイヤモンドにペグしたトークンも考えています。

トークンの上場方針

加藤:取引所の魅力の要素の1つは新しいトークンの上場だと思いますが、これからどのようなトークンを上場していくのでしょうか?何か方針が決まっているのであれば教えてください。

Kim:1つは海外取引所にあるようなメジャーアルトコインの上場です。早ければ今月中にXEMが上場します。その後来年にかけていくつかのコインを上場する予定です。

FCoinJPのプラットフォームではまず、日本の取引所にあるコインの上場を目指します。その後日本の取引所で取引できなくなったコインの上場を予定しています。

中長期では、FCoinJPプラットフォームでユーザーの取引したいコインやトークンをほぼ網羅できるように予定しています。そのコインを選定するためコミュニティ投票を実施することも考えています。

また、現在はUSDTを基軸とした取引がメインになりますが、近い将来その他ドルや円とペッグしたステーブルコインでの取引も構想にあります。

もう1つのトークンは、FCoinJPプラットフォーム上でのIEOによるトークンの発行です。もちろんFJホルダーに対して優先購入を考えています。

現在のアイデアは、私もFCoinでFOneをやっていて気づいたのですがはじめの何日かは取引がありますが、だんだんと取引量が減っていき、数日後にはゼロになるという現象が起こります。取引高がだんだんと低くなり、プロジェクト側と関係が上手く保てなくなるリスクもあります。

私達が今考えている取引の形は、24時間取引できるようにするのではなく、株の取引のように9時から15時まで、土日祝日を休みにするなど対策を練っています。

加藤:海外取引所では投票で上場するものを決めることが多いですが、組織力にモノを言わせてどうしようもないトークンが上場されていることが多いように見えます。なので、私はコミュニティだけに任せるのは危険だと思っていますが、FCoinJPではその点についてはどう考えていますか?

Kim:完全にコミュニティに任せると悪意のあるコインであったり、中国でいう空気コイン、中身のないコインが上場してしまうので、ある程度絞ってこの辺を考えているのですけれどもどうですか?という投票を考えています。

加藤:それは良いですね。

Kim:その他にコミュニティに意見があれば、その他の項目として意見を上げてもらうということを考えています。

コミュニティに協力してほしいことは?

加藤:FCoinJPはコミュニティ型の取引所ですよね。取引所を魅力的にしていくために、CEOとしてコミュニティに協力してほしいことがあるのであれば教えてください。

Kim:FJホルダーの方々一人一人がコミュニティに積極的に参加して、このコミュニティを強く大きなものにすることです。色々な意見、議論を行い、よりよりプラットフォームを構築できるようにしたいです。もうこれだけです。

加藤:やはり、これがすべてなんですね。逆に無関心が一番つらいですよね。

Kim:そうですね。積極的に参加してもらうことがトークンの価値を上げることになると思いますし。

競合取引所について思うこと

加藤:オープンした時期も似ていて、取引マイニングを採用しているところでCROSS Exchangeさんがあります。よく比較されると思うのですが。現実的に、CROSS Exchangeの取引マイニングトークンは価格が維持されていて、FCoinJPのトークンは価格が下がっています。Kimさんから見た場合にCROSS Exchangeさんはどう見えていますか?

Kim:そうですね、よく比較されることがあるのですが、やっぱりめちゃくちゃ意識しています!アイデアは非常に好きです。CROSSさんの紹介資料は穴が開くほど読んでいますが、すごく良いシステムだなと思っています。良いところは私たちも取り上げたいので、FWingでは、一番良いところのロックアップの仕組みを見習っていきたいと考えています。

加藤:具体的には?

Kim:確かロックアップ日数で利益還元のパーセントが違いますよね。この仕組みをFCoinJPでできるかできないかというのは、今話し合っています。FCoinJPの場合は80%の配当ですが、期間はありません。CROSSさんの場合は期間があるので、期間の考えは取り上げたいと思っています。これが、ウチが一番パクりたいアイデアです(笑)

あと、CROSSさんの取引マイニングトークンであるXEXの取引はマイニング対象外ですよね。FJトークンの場合は取引マイニングの対象になるんです。FJトークンは取引マイニングのために売られてしまう場合があるのです。なので、CROSSさんの場合は売られにくいようになっているんですよね。

加藤:確かにとてもよく考えられていますよね。

Kim:そうですね。取引マイニングの穴をふさいでいますよね。あとは、一番長いロックアップ期間が終わる90日後にどうなっているかというのが、私の一番の関心ですね。

加藤:私も90日後にどうなるのかというのが一番気になっています。

今後の意気込みと利用者へのメッセージ

加藤:今後の意気込みと、利用者へのメッセージをお願いします。

Kim:まず、すべてのFJホルダー、FCoinJPコミュニティユーザー、コミュニティ株主、メディア関係者様、ワーキンググループに感謝します。

FJホルダーがつくるこのエコシステムは、FCoinJPコミュニティ無くして成り立ちません。移り変わりの早いこの業界で、私たちは現在足元をしっかりと固め、基本的機能やプロダクトを充実させ、コミュニティが強く強靭な一枚の大きな岩になったとき、誰も創造できなかったようなエコシステムを築き全世界を驚かすようなコミュニティを実現できると信じています!

既にFCoinJPのコミュニティガバナンスは世界一であると自負しており、より良いデジタル資産のプラットフォームを目指し一歩一歩ですが断続的な改革を行います。

世界一の団結したコミュニティ、コミュニティ主体の取引所という世界初の試みに業界内には、ライバルや我々を蹴落とそうとすることに夢中な方、我々の失敗を喜ぶ方が残念ながら多くいるのが現状です。私やワーキンググループは決して屈することなくこの様な圧力に立ち向かっていき、このコミュニティが世界一であるということを認識し、コミュニティによって完全に自治された取引所を運営していくことです。

そのために、先程も話しましたが、コミュニティユーザーである一人ひとりが積極的にコミュニティに参加し、コミュニティの価値を上げ、他のコミュニティをも巻き込む大きな経済圏エコシステムを構築していきましょう!

このような事ができるのはFCoinJPだけであると思います!!

すべてのFJホルダーがFCoinJPの所有者です。誰でも自由に意見を述べ、議論を交わし、私達とトークンエコノミーの世界に羽ばたいていきましょう!

至らぬこともあろうかと思いますが、皆さまのサポートを宜しくお願い致します。

加藤:Kimさんの話を聞いていて、これからFCoinJPが良い方向に進んで行くように感じました。インタビューありがとうございました!

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Junya Kato

TOKEN ECONOMISTの管理人、ブロックチェーン専門誌「月刊仮想通貨」「CRYPTO CROWD」の執筆陣。ブロックチェーンプロジェクトでは、QURASのコミュニティマネージャー。 より多くの人にブロックチェーンの未来を感じてもらうべく、先進的なブロックチェーンプロジェクトやイベントのレポートをお伝えしています。 ブロックチェーンの素晴らしさを世に広げたい!!

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