インタビュー ニュース

【インタビュー付き】CROSSが暗号資産リチャージ式プリベイドカード「ONECARD」をリリース

2020/2/1 土曜日

CROSSプロジェクトは、暗号資産リチャージ式プリペイドカード「ONECARD」をリリースしました。

CROSSでは、以前からONECARDのアナウンスをしていたものの、KYCのハードルを理由にリリースを延期していました。ついに、2020年2月1日よりONECARDが申し込めるようになりました。

ONECARDの特徴

暗号資産の買い物が飛躍的に楽になる

ONECARD日本において最も使える場所が多い通貨は日本円になります。そのため、「暗号資産はこれから」と言われつつも、現実的に日本円なしで生活していくことはできません。

そこで、重要なのが暗号資産をいかに簡単に日本円に替えるかということです。

ビットコインなどの暗号資産を換金する場合、暗号資産を取引所に送って売却し、銀行口座に出金申請をして、入金後にATMまで行って引き出すという操作が必要でした。

これに対し、ONECARDでは暗号資産を専用ウォレットに送り、チャージするだけで利用することができるようになります。

ONECARDが利用できる店舗は、MasterCardやUnionPay(銀聯)のロゴがある店舗になります。特に、MasterCardはクレジットカードは世界的にも加盟店が多いため、実質的に暗号資産を日本中や世界中で使えることになります。

ONECARDに対応する暗号資産は、初期はビットコインのみになり、それ以外(ETH、LTC、XRP、その他)は順次対応していきます。

暗号資産を現金に替えて引き出すことができる

ONECARDは、MasterCardやUnionPay(銀聯)を採用しているため、これらのロゴに対応しているATMで、チャージした分を現金として引き出すことができます。

日本のコンビニのATMは、両方に対応しているため、近くにコンビニさえあればチャージした暗号資産を現金に替えることができます。

チャージが簡単

ONECARDのスマホアプリONECARDはプリペイドカードなので、使い始める前にカードに残高をチャージする必要があります。特にONECARDは、この手のカードの中でも極めて簡単な手順でチャージをすることができます。

利用者がやることは、専用ウォレットにビットコインを送金して、チャージボタンをクリックするだけです。ONECARDに香港ドルがチャージされ、クリック時の時価レートが適用されます。

香港ドルは、日本人にとってはあまり馴染みがない通貨ではありますが、米ドルとほぼ連動しており、為替リスクは米ドルと同等になります。

2種類のカードを発行

ONECARDでは、2種類の決済ネットワークのカードが発行され、MasterCardブランドの「ONE MasterCard」とUnionPayブランドの「ONE UnionPay」のカードを手に入れることができます。

UnionPayは、日本において比較的マイナーですが、中国を中心に世界中で5,370万の加盟店を有しています。

2種類のカードが配布されるのは異例で、これにより利用者はより多くの決済手段を得ることが出来ます。

ONECARDの発行

ONECARDの発行に必要なもの

ONECARDは、クレジットカードではなくチャージ型であるため、与信は必要ありません。16歳以上であれば誰でも発行することができます。発行には、以下の2点が必要になります。

  • 身分証
    • パスポートまたは免許証
    • 自宅の住所を証明するための電気料金の支払い証明書など
  • デポジット用XCRトークン

ONECARDの料金体系

ONECARDでは2種類のカードが発行され、以下の料金体系になります。

カード名 ONE MasterCard ONE UnionPay
販売価格 販売ページ参照
1日あたりの入金上限 75,000HKD
(約105万円/2020.1月時点)
200,000HKD
(約280万円/2020.1月時点)
1か月あたりの入金上限 200,000HKD
(約280万円/2020.1月時点)
200,000HKD
(約280万円/2020.1月時点)
ATM出金上限 40,000HKD/日
(約56万円/2020.1月時点)
200,000HKD/月
(約280万円/2020.1月時点)
40,000HKD/日
(約56万円/2020.1月時点)
200,000HKD/月
(約280万円/2020.1月時点)
ATM引出し手数料
(引出し金額に基づく)
1%または最低50HKD 1%または最低30HKD
少額取引手数料
(金額がHKD10以下の取引の取引ごと)
4HKD
(毎月の最初の3つのトランザクションは無料)
無し
トップアップ手数料
(HKDをカードにチャージごと)
1.6% 1.6%
外貨取引及び/または海外取引取扱手数料
(取引金額に基づく)
1.8% 1.5%
口座維持手数料 10HKD/月(初年度無料) 10HKD/月(初年度無料)

ONECARDを申し込む

CROSSプロジェクト中西氏インタビュー

今回のカードを企画したCROSSプロジェクトの中西氏に、ONECARDについてインタビューを行いました。

ONECARDの概要

加藤:ONEカードはどのようなものですか?暗号通貨デビットカードを使ったことがない人が多いと思うので、実際に使ってみた立場からイチオシな点を教えてください。

中西:ONECARDは世界的カードブランドである、MasterCardとUnionPay(銀聯カード)が発行をするプリペイド式カードにBTCでチャージをして香港ドルに変換し、世界中のMasterCardとUnionPayの加盟店で使えるカードです。

24時間365日好きなタイミングでチャージが行えるので、BTCのボラティリティを気にせず使えます。

ONECARDの優位性

加藤:世の中には暗号通貨チャージ型のデビットカードが他にも存在しています。それらと比べてONECARDは何が優れていますか?

中西:ONECARDは24時間365日、即座にチャージが可能です。他の多くの暗号通貨カードはチャージの反映に時間がかかり、BTCのボラティリティによりユーザーが損をするケースが多いようです。チャージ可能金額が他のカードに比べ大きいのも特徴です。

また、MasterCardとUnionPayの2つのブランドを用意することにより、使える場所が単一ブランドのみのカードよりも多く、ユーザーの使い勝手に合わせてカードを使い分けることが可能です。

ONECARDの取得にはKYCが必須ですが、デビットカードではないので個人の口座にカード情報が紐づかないという点で、匿名性が高いといえます。

CROSSプロジェクトとONECARDの関連性

加藤:ONEカードはCROSSのエコシステムとどのようにリンクしますか?また、XCRホルダーにとって、ONECARDにより何か良いことはありますか?

中西:ONECARとCROSSとの繋がりとして大きく分けて、2の点があります。1つ目は「XCRの価値向上」、2つ目は「決済機能の強化」となります。

XCRの価値向上としては、XCRのデポジット機能とトランザクションバーンの仕組みとなります。

XCRのデポジット機能:

ONECARDはXCRをデポジットして購入するというプランがあります。具体的には、300USDのカードを「220USD相当のBTC支払い」と「80USD相当のXCRのデポジット」で購入が可能です。XCRのデポジット分は、カード解約時に返金されるので実質80USD引きでONECARDが購入可能になります。

この仕組みのメリットは、ユーザーは実質的に値引きと同価値でONECARDを購入できることです。

XCRのデポジット量が増えると、XCRの市場流通枚数が減少し、XCRの価値向上に貢献します。もちろん、デポジット期間中にXCRが値上がりすればユーザーの資産は増えます。

今後は、このデポジット機能にステーキング機能なども追加することが計画されていて、XCRの資産価値向上機能の一つとして、進化していく予定です。

トランザクションバーンの仕組み:

トランザクションバーンとは、ONECARDの取引(トランザクション)が起きるたびに、そこから発生したトランザクション報酬の一部(最大20%)を使い、XCRを市場からバーンしていく仕組みです。

これにより市場での買い圧力を作れ、バーンによりXCRの市場流通量が減少し価値向上に役立ちます。

利用者に向けてメッセージ

加藤:最後にONECARDを使う人たちに対して、コメントをお願いします。

ONECARDは24時間365日、いつでもどこでも暗号通貨を使った決済が可能になります。コンビニやスーパーなど日常使いはもちろん、オンラインショップ、海外旅行先での利用など場所やシーンを選ばす利用が可能です。

ONECARDは今後さらに機能強化をしていき、進化していきます。機能強化としては、

  • 対応暗号通貨を増やす
  • ONECARD間のチャージ金の移動
  • BTCレンディング機能
  • 暗号通貨自動トレード機能
  • ビットコイン銀行間送金機能

などです。もちろんこの他にも機能の強化は計画されています。

ONECARDは、暗号資産の実社会での利用を促進するハブのようなサービスとして進化していきますので、今後のONECARDにご期待ください。

最後に、ONECARDにはインターネット等を通じてONECARDの紹介をしていただき、カード販売に対する報酬や、ユーザーのトランザクションに対する報酬を得る仕組みもありますので、是非ONECARDを広めていただけたら嬉しいです。

ONECARDを申し込む

CROSSプロジェクト / ONECARDに関する情報



  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Junya Kato

TOKEN ECONOMISTの管理人、ブロックチェーン専門誌「月刊仮想通貨」「CRYPTO CROWD」の執筆陣。ブロックチェーンプロジェクトでは、QURASのコミュニティマネージャー。 より多くの人にブロックチェーンの未来を感じてもらうべく、先進的なブロックチェーンプロジェクトやイベントのレポートをお伝えしています。 ブロックチェーンの素晴らしさを世に広げたい!!

ハイライト

Onotology - Andy Ji 1

中国のブロックチェーン企業Ontology(オントロジー)は、先行したブロックチェーンプラットフォームの企業として知られ ...

2

指紋認証の分野において多くの実績を持つAuthenTrend Technology社(以下、AuthenTrend)は、 ...

3

Swissborgは2018年当時、ICOを行ったことで話題となりました。ICOが終わり、Siwssborgではプロダク ...

-インタビュー, ニュース
-,

Copyright© TOKEN ECONOMIST(トークンエコノミスト) , 2020 All Rights Reserved.