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インタビュー

【インタビュー】IMO Exchange 共同創業者 Richard Fuji氏(後編):投資家にとってのIMOとは

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仮想通貨取引所が供給過多で独自のサービス展開に苦戦している中、IMO ExchangeはIEOに変わる独自の資金調達サービスIMO(Initial Model Offering)を立ち上げ、IMO Eco Systemとして独自のサービスを打ち出しています。そこで、当メディアではIMO Exchangeの共同創業者 Richard Fuji氏にインタビューを行いました。

本インタビューは前後編の構成になっています。後編では、IMO(Initial Model Offering)に参加することによる投資家のメリットを中心に訊いていきます。前編がまだの方は、以下の記事をご覧ください。

【インタビュー】IMO Exchange 共同創業者 Richard Fuji氏(前編):ユニークなエコシステムのアイデアについて訊く
仮想通貨取引所が供給過多で独自のサービス展開に苦戦している中、IMO ExchangeはIEOに変わる独自の資金調達サービスIMO(Initial Model Offering)を立ち上げ、IMO Eco Systemとして独自のサービスを...

IMO Exchange 共同創業者 Richard Fuji氏(後編):投資家にとってのIMOとは

投資家にとってのIMOのメリット

加藤:投資家から見た場合のIMOのメリットを教えてください。同様に、投資家にとってのIMOのデメリットがあったら教えてください。

Richard:先にデメリットからお話します。デメリットとしては、最後入ってくるお客さんやあまり紹介できないお客さんはお得ではないということです。そういったお客さんの解決方法としては、早いラウンドで投資することになります。

例えば、Ripple Alpha(XLA)でほとんど紹介者がいないお客さんがいて、自然解除だけをしていった人がいます。XLAは、最初はトークンセールの5倍の価格で取引所で売買できるようになりました。最終的には価格は10倍にはなりました。その時に売った人は、その時点で全部元が取れています。彼らの中では誰も紹介していないものの、自然解除したものが全部自分の儲けになります。でも、それは利益になるのが遅いのでお勧めしません。10倍にならないときもありますから。

加藤:後から入ると不利になるというのは、IMOに限らずどのようなマーケットでも一緒ですが、IMOの場合はロックアップされているところがさらに不利には働きやすそうですね。逆にメリットは何ですか?

Richard:招待できる人は何を買っても儲かるということになります。投資家のメリットは、トークンの買い支えがあるので価格がなかなか下がらないということです。

投資家が投資する金額は大きくはありません。IMOのトークンセールでは1回あたりの購入上限が低くなっているので、1回あたり1,000-2,000ドル程度になります。損をしても大きな損にはならないということです。

当然損はダメですが、IMOは利益を出しやすいモデルにはなっています。招待すると利益を出しやすいし、2-3ヶ月置いておいて値段が上がった時に売れば利益は出しやすいですね。

加藤:最後の方はトークンの売り圧が上がって、価格が下がっていきやすくなっていくでしょうけれども、初期のチャートを見る限りでは値動きはかなり分かりやすいですね。

Richard:トークンセールごとのパラメータが違いますから、そのあたりも価格の上げ下げに影響してくる可能性があります。

加藤:最近の動向を観察すると、95%ロックアップが増えているようですね。

Richard:95%ロックアップは90%ロックアップより価格が上がりやすいです。ですので、価格が上がるということによって、どんどん新しいお客さんを招待しやすくなると思います。当然プロジェクト側も喜ぶ話になりますね。

価格形成が成功するプロジェクト・失敗するプロジェクト

加藤:IMOでは、XLAやIMOのように市場価格の形成に成功しているトークンもありますが、市場価格がトークンセール価格を割っているプロジェクトもあります。これらのプロジェクトの違いは何ですか?

Richard:成功しているプロジェクトはコミュニティがしっかりと出来ていて、新しい人がどんどん入ってくるようになっています。

価格が下がっているプロジェクトでも、失敗とは限らない場合があります。BTEの場合は、彼らは他の大口投資を受けています。IMOでコツコツ資金を集めるのは、彼らにとっては意味が薄いようです。既にドバイで銀行を作るなど色々やっています。最初はIMOをやって価格が上がったものの、すぐに他所から二次調達ができました。

加藤:なるほど、うまくいっているプロジェクトでもトークン価格が下がるケースがあるということですね。

Richard:そうですね。彼らは二次調達がうまくできたので、その後のプロジェクトがうまくいってトークンと関連できるようになると、BTEトークン価格が戻ってくるという可能性はあるかもしれません。また、HCEはだいぶ資金が集まっていて本業に力を入れられるようになっています。

IMOで一番設ける方法をぶっちゃけてもらう

加藤:IMOの仕組みを提供している側から、特別にIMOで一番儲かる方法を教えていただけますか?

Richard:2つのアカウントを作って、自分を自分で招待します。そこから友達を招待すると一番投資効率が高くなります。IMO Walletでは、1人でたくさんのアカウントを作ってはいけないという規則はありません。電話番号やメールアドレスが違っていればいくつ作っても問題ありません。ただ、紹介ボーナスは2段階までなので、アカウントが2-3つだと一番効率が良くなります。

加藤:自分を招待して、さらに自分を招待するということですね。

Richard:そうですね。自分のアカウントをA1, A2, A3と作って、A1からA2を招待して、A2がA3を招待します。そうすると、自分に2段階分の紹介料5%と2%が入ってきます。

もし、1つのアカウントで1,000ドルずつ買ったら、本来3,000ドル分投資しなければいけない。自分を自分で招待することによって、自分は2,700ドルで3,000ドル分の投資ができることになります。その時点で利益が20%台になります。さらに下に招待してどんどんロックアップ解除すれば、よりたくさんの利益がでます。

私が投資家のデータを見ていると、再投資をするお客さんが多いです。ロックアップ解除分を全部利確して、また投資する人です。そうすると、1万ドルが3万ドルになる人もいるようですね。

これから増やそうとしているサービス

加藤:IMO Eco Systemでは、これからどのようなサービスを増やしていいきますか?

Richard:なかなか機密に触れそうなこともありますね・・・そうですね、Hcardの話ができます。Hcardは仮想通貨をチャージして、マスターブランドの店舗やATMで現金を引き出すことができるプリベイドカードです。

Hcard

Richard:Hcardを流通させやすいように、我々はマスターと提携している業者と業務提携しました。その中でUSDM(注:IMO Eco System独自のステーブルコインのこと)を使えるようにしていきます。それ以外に、IMO上のコイン、例えばIMOトークンが直接使えるようになる可能性があります。その判断基準は難しいですが、ある程度安定してビジネスがうまくいったところで使えるようにすることになります。まずはUSDMになります。

USDMがHcardで使えることによって、世界中の買い物で使えて、KYCをすればATMでお金を引き出すことができるようになります。決済への応用はかなり広がりますよね。

加藤:確かにそれはかなり便利になりますね。

Richard:あと、レンディングのサービスも考えています。他にもまだまだあります。現在、IMO Gameを開発しています。まだテストが終わっていないですが、トークンを払って遊べるようになる予定です。

もう1つ大きいものを考えていて、中国AlibabaのAliPayで流行っているものをIMO Eco Systemでも導入しようと思っています。友達にお年玉をあげるサービスになります。

加藤:それはどのような仕組みですか?

Richrad:そのお年玉をもらって、現金化するには友達を紹介してサービスに登録してもらう必要があります。

例えば、私は自腹を切らずにAさんに100USDMあげることができます。このとき、Aさんの100USDMは、20%がロックアップされていて全体が現金化できません。Aさんが100USDMを現金化するためには、別の人を招待して残りのロックアップを全部解除する必要があります。そこでAさんは、Bさんに100USDMをあげます。これはシステムからあげる形になり、Aさんの自腹にはなりません。そしてBさんがユーザー登録をすると20%のロックアップ分のうち2%が解除されます。Aさんは頑張って他の人に100USDMをあげると、最終的にロックアップが全部解除されて100USDMを現金化することができます。

加藤:最初から、すこしだけ頑張れは全部ロックアップ解除でできるような値に調整されているのがポイントに感じます。最初から100%ロックアップされていると、大変そうでやる気をなくしますからね。これはうまく考えられていますね。

これからのマーケットについての見立て

加藤:これから仮想通貨のマーケットはどのようになっていくと思いますか?

Richard:長期的にはマーケットは上がっていくと思います。個人的にBTC、BCH、BSVに注目しています。他のコインと比べて、この3つのどれかが将来的に生き残る可能性が高いと思っているからです。

加藤:それはなぜですか?

Richard:この3つは、ビットコインの本来の考え方になっているからです。2,100万枚だけで、少ないほうが価格は上がりやすいです。オーナーがほとんどコントロールすることができません。BTCはオーナーがいないところがいいですね。BCHやBSVはオーナーがいますが、もしBSVのグレイグ・ライトがサトシ・ナカモトだと証明できれば、BTCが破綻して、BSVが伸びるでしょうね。

加藤:たしかに、そのような解釈ができますね。今の状況を見る限りだとグレイグ・ライトがサトシ・ナカモトだとなるのは厳しい感じがします。

Richard:そうですけどね。でも、可能性としてはあるかもしれない。あと、BCHはBITMAINが主導でやっていて、BITMAINは株式上場しようとしています。その点でも期待できます。

BSVとBCHは、チャートを見る限りでは明らかに競争しています。まずBSVを見てみると、一度価格がつり上がっています。もし、この値段が安くなったらマイナーがBSVから離れていくので、彼らは価格を上げていくしかなくなってしまいます。BCHも同様です。もし、自分がマイナーだったらどちらを選びますか?

2020年3月5日時点の BSV/USDT BCH/USDTの日足チャート

2020年3月5日時点の BSV/USDT(左) BCH/USDT(右)の日足チャート

加藤:当然、価格が高いほうになりますね。

Richard:当然ですよね。だから私はBSVとBCHに注目をしているわけです。この前はBSVが先に上がって、負けないぞという感じでBCHが上がっています。ですので、私はこの競争に注目していますし、BTC、BCH、BSVの3つを持っていれば良いと思っています。

これからの意気込み

加藤:最後に、これからの意気込みをお願いします。

Richard: IMOでは、良いモデルでスタートすることができました。ただ、これだけで終わるのは面白くないので、色々な付加サービスや画期的な仕組みを取り入れてどんどん発展していこうと考えています。あと、プロジェクトが成功できるようにどんどんサポートしていきます。

IMO Eco System(IMO Exchange / IMO Walletに関する情報)

公式情報

当メディアによる情報

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