大手の仮想通貨取引所「Bittrex」は、独自の取引アプリを用意していません。そのため、サードパーティにAPIを公開して自由にアプリを作れるようにしています。
Bittrexに対応したiPhoneアプリをいくつか試したところ、これが特に良い出来だなと思ったアプリがあったので紹介します。「B-Trex」というアプリになります。
今のところB-Trexは売買機能がついていないため、マーケットの確認や残高の照会しかできません。しかし、他の同種アプリよりはるかに動きが良く、筆者は状況把握のために手放せなくなってしまいました。
Bittrexとサードパーティ製アプリについて
[the_ad id=”7860″]Bittrexでは独自の取引アプリを用意しておらず、取引や残高チェックにはサードパーティ製アプリを利用することになります。
サードパーティ製アプリを利用する場合、サードパーティ製アプリ上から直接Bittrexにログインすることはありません。その代わり、Bittrex上でKeyとSecretという2つのキーを発行し、それをアプリ上で登録することによりはじめてまともに使うことができるようになります。
B-Trexを使えるようにする
B-TrexをApp Storeから入手し、Bittrexとアプリ側の両方の設定を行います。
Bittrex側でKeyとSecretを発行する
BittrexのアカウントにログインしSettingsメニューより、1「API Keys」をクリックします。
その後、2「Add New Key」をクリックするとnew keyの一覧が出るので、3 B-Trexでどこまでできるようにするか設定をします。
B-Trexでは、取引機能までは搭載されていないため、最低限「READ INFO」をONにすればOKです。残りの機能について詳しく知りたい場合、後述の「Bittrexにおけるサードパーティ製アプリの機能制限」をご覧ください。
4 Google認証をONにしている場合、認証コードを入力後します。その後、5 「Update Keys」をクリックします。
「Key」と「Secret」が表示されるので、この値をメモします(桁が長いのでコピペ推奨)。
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B-Trex側の設定
B-Trex側の設定に移ります。「ACCOUNT」をタップします。
その後表示される説明を全部スクロールすると、KeyとSecretの入力画面が表示されます。1 前の手順でメモしたKeyとSecretをそれぞれ入力し、2 「Seve API Key & Secret」をタップします。
KeyとSecretの入力が問題ない場合、ACCOUNTから残高(Balances)や執行されていない注文(Orders)、注文履歴(Trades)を確認することができます。
手順はこれで完了になります。
[参考]Bittrexにおけるサードパーティ製アプリの機能制限
Bittrexでは、サードパーティ製アプリに対して以下の機能制限のON/OFFができます。
- READ INFO:残高、注文履歴、アカウントの詳細を参照することができます。
- TRADE LIMIT:仮想通貨の購入や売却において、残高を全額売買できる注文が出せるようになります。
- TRADE MARKET:マーケットで売買できるようになります。
- WITHDRAW:送金できるようになります。
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