2018年10月17日-19日に「日経xTECH EXPO 2018」が開催されました。1日目に「Fintech&ブロックチェーン2018」を見学してきたので、展示ブースをご紹介します。
[the_ad id=”13126″]
Rablock
Rablockでは、ブロックチェーンを実際のビジネスで利用するためのシステム開発を行っています。
システムのデモでは、ブライベートブロックチェーンを使った企業の勤怠管理を披露していました。
その他、医療分野の電子カルテや、電力分野における自然エネルギーの売買でブロックチェーンを使った取り組みをしています。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – Rablock
XinFin Fintech
XinFin Fintechは、シンガポール発のブロックチェーンです。産業用途およびプロトコルのためのブロックチェーンとして開発されています。
XinFinはハイブリッドブロックチェーンとして提供され、その用途によってパブリックかプライベートかで使い分けることができます。
プログラミング言語には、Ethereumと同様のSolidityを採用し、Ethereumの開発者がXinFinに簡単に移行できるようにします。
この他、XinFinをベースにしたDAppsの開発が進んでいます。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – XinFin Fintech
[the_ad id=”7916″]
SAW IN TAIWAN
SAW(Scale App World)は、台湾のアプリ開発企業およびプロジェクト名です。
SAWでは、世界の広告ビジネス流通プラットフォーム「SAW」を開発しています。
今まで、多額の中抜きがされ不透明だったネット広告の透明化を行い、広告主から見て広告費が有効活用されるようにします。
また、SAWではゲーム開発も積極的に行っており、モバイルの他にNintendo Switchのゲームの制作にも関わっています。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – SAW IN TAIWAN
iCall / Arc, Inc
iCallとArc, Incの合同ブースでは、自社のソリューションとゲームの紹介が行われていました。
iCallでは、仮想通貨・ICO・ブロックチェーンのソリューションを提供し、Ethereumベースでの開発の他、ミートアップの企画提案や、社内通貨の発行を行います。
Arc, Incでは、ブロックチェーンゲームのウォレットバトラーの紹介がされていました。担当者がかつて流行したバーコードバトラーを彷彿させるゲームになりますと話していました。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – iCall / Arc, Inc
[the_ad id=”7916″]
Golden Paper
Golden Paperは、日本のICOコンサルティング会社です。
Golden PaperではコンサルティングをしているプロジェクトであるJupiter、Green Funding Platforms(以下、GFP)の紹介をしていました。
GFPでは、ESG投資に特化したプラットフォームになります。GFPのトークンで出資し、配当を得ることができます。
ESG投資とは、環境や社会、ガバナンスに配慮した事業に対する投資になります。簡単に言うと社会のためになる投資です。しかしながら、お金の流れが見えづらく、中抜きが大きい分野でもあるため、資金が有効に活用されないという問題点を抱えています。
GFPでは、ブロックチェーンの透明性を利用し、そのような問題点を解決します。
GFPのCOOである平瀬氏は、もともとIT畑にいなかったそうで、何か社会貢献できないか探していたところブロックチェーンに出会ったそうです。これで自分がやりたいことを実現できると、大変情熱的に語っていました。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – Golden Paler
FLOC
FLOCは、ブロックチェーンに特化した専門コースを提供しています。
FLOCでは、知識ゼロでもブロックチェーンの基礎技術を完全に身につける基礎コースや、ブロックチェーン技術者になるためのエンジニアコース、ブロックチェーン技術を使ってビジネス構築ができるようになるためのビジネスコースが用意されています。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – FLOC
[the_ad id=”7916″]
LUDOS
LUDOSは、分散型のゲーミングエコノミーのプラットフォームです。
特定の会社のゲーミングプラットフォームと異なり、ゲーム開発者にオープンになったプラットフォームになります。
ゲームごとにサイドチェーンが作られ、ゲームに関する取引はサイドチェーンに記録されます。これにより、Ethereumであった取引遅延を最小限に抑えることができるようになります。
もちろん、ゲーム内の資産交換やゲームへの貢献による報酬など、ブロックチェーンを使ったゲームに求められることを一通り実現することができます。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – LUDOS
EBC
EBCは、フィンテック・ブロックチェーン企業をサポートする会社です。
ブロックチェーンプロジェクトに限らず、シード期のスタートアップへの支援や、海外のプロジェクトを日本へ展開するためのサービスを行います。
そのサービスの1つとして、ULABSが紹介されていました。ULABSは分散型ストレージのプロジェクトで、余ったストレージ容量を第三者に提供することで、トークンを貰うことができます。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – EBC
beepnow
beepnowはランサーズのようなスキルシェアリングのブロックチェーンプラットフォームになります。
ブロックチェーンの堅牢性と透明性の利点を活かし、その人が本当に信用できるのかという情報をブロックチェーンに記録します。また、運営側も改ざんできなくすることで、発注者と受注者がより信頼し合えるプラットフォームを構築します。
既にプロダクトは実用段階に入っており、beep人事、beepシフトなどの、AIを活用した5つのソリューションが展開されます。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – beepnow
[the_ad id=”7916″]
VNEXT
VNEXTは本社をベトナムのハノイに、日本に支社を構える開発会社です。
開発実績が大変多い会社で、仮想通貨取引所の開発の他、AI導入のための開発も行っています。
また、EthereumのサイドチェーンプロジェクトであるTomochainのプロジェクト母体でもあります。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – VNEXT
CDSS Japan
CDSS Japanは、仮想通貨にまつわるシステム開発企業です。
主にEthereumやNEMベースの独自通貨の開発やウォレット、マイニング環境構築、売買ツールの開発をしています。
CDSS Japanが関わっているプロジェクトとして、AKB chainが紹介されていました。
AKB chainは、最もクリエイティブなエンターテイメントチェーンを謳い、アニメやAV鑑賞などのコンテンツを扱うことができるプラットフォームを展開します。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – CDSS Japan
AICDSS
AICDSSは、前述のCDSSの関連会社です。
AICDSSの展示では、仮想通貨取引所のaibitsとウォレットのAllcoin walletが紹介されていました。
Allcoin walletは、ウォレット上から直接aibitsにアクセスして取引することができます。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – AICDSS
[the_ad id=”7916″]
QARAsoft
QARAsoftでは、自社製品のKOSHOが紹介されていました。
KOSHOは投資のロボアドバイザーで、アプリ上で相場の予測を行う機能が備わっています。
しかも相場の予測精度が高く、その的中率は80%を超えます。また、AIの相場予想と自分の予想を比べ、的中するとコインを貰える仕掛けもあります。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – QARAsoft
Credits
Creditsは、大規模運用を行うことができるパブリックブロックブロックチェーンです。既にCoinMarketCapにリストされており、時価総額は176位(2018年10月18日時点)になります。
Creditのブロックチェーンは100万TPS以上の処理能力を有し、取引手数料も極めて安く、高速な取引を行うことができます。将来的にIoTへの利用が考慮に入れられています。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – Credits
nolsolutions
nolsolutionsは、ブロックチェーンソリューションの提供会社です。
特に売りにしていたのがBC Authと呼ばれるブロックチェーンを使った個人情報登録不要の認証システムになります。
従来のように個人情報(ID・パスワード・名前・住所・電話番号など)を登録することなく認証を行うことができるので、ハッキングなどによる情報流出のリスクを回避することができる画期的なものにります。
BC Authは、現在特許を出願しています。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – nolsolutions
Clover plus
Clover plusでは、マイニングマシンの展示が行われおり、主にBITMAIN社のAntminerシリーズのが置かれていました。
Clover plusでは所有型クラウドマイニングのサービスを提供しており、顧客が購入したマイニングマシンをClover plus側で管理する形態を採ります。
また、マイニングマシンの購入により、中小企業経営強化税制を使い節税ができることが紹介されていました。

Fintech&ブロックチェーン 2018 – Clover plus
[the_ad id=”7916″]