米国の大手取引所Bittrexが、米国外の顧客向けの取引所プラットフォームBittrex Internationalを発表しました。
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Bittrex Internationalの概要
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Bittrex Internationalは、Bittrexの米国人以外の顧客向け取引所プラットフォームです。
Bittrexはサービス提供範囲をリニューアルし、米国人向けにはBittrex、米国人以外向けにはBittrex Internationalというすみ分けにしました。海外に在住する米国人もBittrexにアクセスする必要があります。また、米国外からBittrexにアクセスすると、自動的にBittrex Internationalにリダイレクトされます。
Bittrex Internationalでは、これまでのBittrexで売買することができていたトークンの他、Internationalのみで上場されるトークンが売買できるようになります。
Bittrexとの違い
BittrexとBittrex Internationalとの違いを見てみましょう。
Bittrexと同じところ
- 引き続きBittrexの取引プラットフォームを使える
- 今までのアカウントでログインできる
Bittrexと違うところ
- ヨーロッパ拠点のBittrexはBittrex Internationalでトークンを上場するようになる
- より多くのトークンを売買できるようになる(米国向けBittrexより多い)
利用者から見た場合、今までと大して変わらないということです!
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Bittrex Internationalの特徴
業界のベテラン取引所が運営
Bittrex Internationalは、Bittrexが母体となって運営しています。
Bittrexは2014年に米国で設立されたもはやベテランの取引所です。かつては世界トップ10の売買高にランクインしていたものの、直近では10位圏外になってしまいました。
しかしながら、未だにその存在感は大きく、Bittrexに上場するとトークン価格のプラス材料になります。例えば、PumaPayのトークンはBittrexより売買高が上のCoinBeneに先行して上場していましたが、その後のBittrexの上場で大きく値段が上がりました。
Bittrexは、未だにトークン価格形成に強い影響力があるベテランの取引所になのです。
国際サービス向けの取引所
かつてBittrexは米国を中心に運営されており、日本を含む外国人も登録できる状態でした。Bittrex Internationalができてからは、Bittrex Internationalは米国人が登録できなくなり国際サービス向けに、Bittrexは米国人専用になりました。
そのため、Bittrexは米国の法律に準拠し運用され、Bittrex InternationalはマルタとEUの法律に準拠し運用されます。
仮想通貨取引に関しては、米国よりもマルタの方が柔軟な規制内容になっています。そのため、米国のBittrexよりもBittrex Internationalの方が売買できるトークンの種類は多くなる見込みです。
上場手数料がタダ
世界規模で大手の仮想通貨取引所だと、4000万-1億円程度の上場手数料が取られることがあります。これはプロジェクトにとっては大きな金銭的な負担でした。
Bittrex International(およびBittrex)では、プロジェクトが技術やビジネス開発に多く投資することができるように、上場手数料がタダに設定されています。
全部が全部上場できるわけではありませんが、今後Bittrex Internationalの競争力が上がっていくことが見込まれます。
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今までBittrexを使っていた人のBittrex International利用手続き
今までBittrexを使っていた利用者は、Bittrex Internationalで売買できるように手続きをする必要があります。
手続き方法はとても簡単で、単にBittrexのアカウントでログインして、規約に同意するだけです。
Bittrex InternationalでBittrexのアカウントにログインしようとすると、規約への同意画面が出てきます。「Accept Terms」をクリックして、規約に同意します。
規約に同意すると、アカウント設定画面が表示されます。
これだけです!
Bittrex Internationalに関する情報
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