日本ではあまり有名ではありませんが、現在非常に勢いがあり、業界内で注目されているBiKiという暗号資産の取引所があります。
今回は、BiKiがどのような取引所か、詳しく紹介していきます。
BiKiの特徴
BiKiは2018年6月に設立され、シンガポールに本社を多くグローバルなデジタル資産取引サービス企業です。
Huobiの共同創業者であり、金色財経(Jinse Finance)やNode CapitalのCEOを務めるDu Jun氏らにより共同設立されました。ちなみに、Du Jun氏は既にHuobiの経営からは退いています。
BiKiは既に100近くの国に対しサービスを展開し、世界中で100万人以上のユーザを獲得しています。
Node Capitalにとって特別な取引所である
BiKiは、ブロックチェーンに特化した投資ファンドのNode Capitalと、取引所サービスに特化したChainUPが注力してサポートしている取引所です。
Node Capitalは、Huobiの共同創業者であるDu Jun氏が設立しています。Node Capitalの投資先となる取引所には、CoinSuper、HBTCがあり、その多くが世界的な取引所に成長しています。
また、ChainUPは取引所サービスに特化した企業で、Node Capitalが出資しています。10分で自分の取引所を設立できるクラウドサービスやセキュリティのためのソリューション、流動性を供給するためのソリューションなどを提供しており、初期の取引所でもいきなり大手並みのサービスを展開することができます。ChainUPの取引先には、BiKiの他にCoineal、bitrue、CoinTigerなど、既に世界上位ランクに位置する取引所が入っています。
ご覧のように、BiKiは取引所の目利きであるNode Capitalが投資をし、自らが経営面にも関わっていることから、BiKiはNode Capitalにとって特別な案件ということになります。
板が厚く取引ペアが多い
BiKiはまだ新興取引所の部類になりますが、既に他の取引所より板が厚く、比較的大口の投資家でも現物も取引することができます。BTC/USDTでは、10 USDT程度の価格幅において合計10-20 BTC程度の注文が集中しています。
また、BiKiでは2021年2月4日時点で127種類の暗号通貨を上場させ、223ペアを扱っています。上場されている暗号通貨には、BNBやHT、OKBなどの他社の取引所トークンも含まれています。
日本語に対応している
BiKiでは、日本語にも対応しているため、英語が苦手な人でも利用しやすいようになっています。
取引所トークンBIKI
BiKiでは、自社の取引所トークンとしてBIKIを取り扱っています。2021年2月7日現在はBIKI/USDT及びBIKI/BTCのトレードが可能です。
合計10億BIKIが発行され、プラットフォームから得られた手数料の100%を使いバイバックし、定期的にバーンされていきます。既に5億3000万BIKIがバーンされており、BIKIの供給量が1億BIKIになるまで継続されます。
直近のバーン告知:BiKi Announcement on Repurchase and Burning of 41 million BIKI in 4Q2020(2021年1月19日)
BIKIを保有していることのメリット
BIKIを保有していると、他の取引所と同様に特典があります。
- 25%の手数料割引
- OTCマーチャントになれる(100万BIKIのロックが必要)
- コミュニティパートナーになれる(1万以上のBIKIのロックが必要)※詳細は後述
- BIKI Labsサブスクリプションに参加できる
BIKIのコミュニティパートナーのメリット
パートナーは取引手数料の還元と、ロックアップしているBIKIの数量に応じた取引所の収益還元を受けられます。
取引手数料の還元
自分が直接紹介した人(第1レベル)、紹介者が紹介した人(第2レベル)の合計人数により、取引手数料が還元されます。
- ブロンズ(紹介人数 1-10人):第1レベル 30%、第2レベル 10%
- シルバー(紹介人数 10-100人):第1レベル 40%、第2レベル 15%
- ゴールド(紹介人数 100-1000人):第1レベル 50%、第2レベル 20%
- スーパー(紹介人数 1000人以上):第1レベル 60%、第2レベル 25%
配当報酬を得られる
パートナーがBIKIをロックアップすることで、ロックアップ数量の10%が配当として支払われます。1年後に、配当を申請する期間が設けられ、その期間に申請しない場合は、配当はすべて再投資されます。
また、第1レベルと第2レベルの人数分の配当も受け取れるようになっています。
- ブロンズ(紹介人数 1-10人):第1レベル 2%、第2レベル 1%
- シルバー(紹介人数 10-100人):第1レベル 4%、第2レベル 2%
- ゴールド(紹介人数 100-1000人):第1レベル 7%、第2レベル 3%
- スーパー(紹介人数 1000人以上):第1レベル 10%、第2レベル 4%
エアドロップが受けられる
パートナーになることで、エアドロップのトークンが得られる場合があります。
コミュニティパートナーの申請方法が少し分かりづらいので、興味がある方はページ下方にある「BIKIのコミュニティパートナー申請方法」をご覧ください。
BiKiのアカウント開設手順
以下の手順は英語画面ですが、その後は日本語画面でも登録できるようになっています。
アカウント開設手順
BiKiのアカウント開設は電話番号からもできますが、今回はメールアドレスからの登録方法をご紹介します。
BiKiの登録ページにアクセスし「Email address」を選択し、「Email address」にメールアドレスを、「Password」「Confirm the password」にパスワードを入力します。さらに「I have read and agreed BiKi」にチェックを入れ「register」をクリックします。
ボットを使っていないことを証明するために、セキュリティ認証で「Click verify」をクリックします。
画面に「Select in this order・・・」と表示されている文字や記号を表示順にクリックし、「OK」をクリックします。
今度は別のセキュリティ認証が表示されます。メールボックスに「BiKi Register by Mail」というタイトルのメールが送られているので、そこに書かれている6桁の数字を入力して「confirm」をクリックします。BiKiの仕様なのか、メール受信までに3-5分程度待たされることがあります。
登録が終わったら、先程入力した情報でログインします。操作の勝手はアカウント開設時とほぼ同じです。ログインでも認証コードが書かれているメール受信までは時間がかかるので、焦らずに待つことが必要です。ログイン時のメールは「BiKi Login by Email」というタイトルで届きます。
ログイン後は、以下のような画面になります。画面右上に人のアイコンが表示されていればOKです。
本人証明
より多くの資金を送金できるように、User CenterのAccount画面「ID Verification」から本人確認を行います。
本人証明で登録できる身分証は「IDカード」「パスポート」「その他」になります。具体的に「IDカード」と「その他」は何が使えるか説明がないため、確実に本人証明をしたい方はパスポートの使用をおすすめします。
ID Verificationの項目から「Verify」をクリックします。
保有しているIDカードの地域を選択します。日本の場合は「Japan」を選択して「confirm」をクリックします。
「Certified ID Type」で「Passport」を選択し、「First Name」と「Last Name」に名と姓を入力します。「ID No.」には旅券番号を入力します。全部が入力できたら「Next」をクリックします。
パスポートの写真を用意します。1番目はパスポートの表紙写真、2番目はパスポートのプロフィール面の写真になります。
また、3番目は、「名前、今日の日付、”Biki.com”」を書いた紙とパスポートの両方を持った自撮り写真を登録します。
以下の画面が表示されて、審査OKになれば本人証明は完了です。
Google 2段階認証の登録
アカウント開設したままでは、特にメール認証もなくログインできてしまいます。そのため、不正利用を少しでも防ぐため、Google 2段階認証を設定します。
User CenterのAccount画面「Google Authenticator」から「Connect」をクリックして設定を開始します。
Google 2段階認証を利用するためには、スマートフォンが必要になります。もし、2段階認証アプリが入っていない場合、アプリストアにアクセスしてダウンロードします。
- iOS(iPhone/iPad)の場合:App Store – Google Authenticator
- Androidの場合:Google Play – Google 認証システム
Bikiでは、上記のアプリが指定されていますが、当メディアとしては「Authy」を推奨します。
Biki指定のアプリは、スマートフォンの本体を新しくした時に、バックアップを復元しても登録した2段階認証の情報が復元できません。将来的に紛失時の対応や機種変を考慮すると、Authyの方がトータルの手間を少なくすることができます。
- iOS(iPhone/iPad)の場合:App Store – Authy
- Androidの場合:Google Play – Authy 2-Factor Authentication
2段階認証アプリのインストールが終わったら、画面内のQRコードをスキャンします。
そして、QRコードの画像を第三者が閲覧することができない安全な場所に保管します。また、秘密鍵をメモし、第三者が閲覧することができない場所に保管します。
その後「Password」にBikiのログインパスワードを入力し、「Google verification code」に2段階認証アプリに表示されている6桁の数字を入力し「Connect」をクリックします。
「Google Authenticator」がopenedになっていれば設定完了です。
BIKIのコミュニティパートナー申請方法
コミュニティパートナーに申請できるのは、本人証明後と2段階認証の設定後になります。
10,000BIKI以上のトークンを手に入れた後、「BIKI Power」をクリックします。「BiKi合伙人2.0第●?启??」(日本語で「BIKI2.0 第●期パートナー募集」という意味)となっている項目をクリックします。
「Quantity」に10,000BIKI以上の数量を入力し、「Exchange now」をクリックします。
あとはGoogle認証コードと、Eメール認証コードを入力して「confirm」をクリックするとパートナー申請が完了します。
BiKiに関する情報
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