注:この記事で扱う”金”の殆どは、Goldを指します。Moneyではないのでご注意ください。
本記事執筆時点では、まだICO前の案件ではありますが、地味ながら社会問題解決に大きく挑戦しようとするプロジェクトが現れました。それが金取引を合理化する「LODE」というプロジェクトになります。
金取引というと疑念を抱く人が少なくないと思います。それは「金が採掘されたら配当金が得られる」といった詐欺案件が絶えないので仕方がないことです。
このLODEは、“金採掘の投資”でもなければ、“金の配当金”を出すものでもないのでご注意ください。
LODEの概要
[the_ad id=”7860″]金は鉱山で採掘され、精錬所で精錬されます。
精錬された金は販売店や保管庫に輸送され、金市場に供給されます。金市場において購入した金の殆どは再び保管庫に輸送され、安全に保管されます。
従来の仕組みでは、繰り返し金の輸送が行われています。金の輸送は他の貨物と比べてセキュリティが厳重で輸送コストの回数を減らすことが、金に関わる人たちに大きな利益をもたらすことに直結します。
LODEでは、精錬所から精錬所から金の直接取引が可能になるため、購入後は精錬所に併設された保管庫に移動されるため、高額な輸送コストを大幅に削減します。これにより、これまでに必要だった販売手数料が不要になります。
また、金を適正価格で売却することは難しく、市場価格より大幅に安い価格で査定されることがほどんどになります。LODEの査定機を使えば、瞬時に金の純度と従量と市場価格から、金そのものの価格を算出し、適正価格での売却が可能となる。これにより、消費者は販売店の言い値で売却することを防ぐことができます。
LODEは精錬所、販売所、消費者を直接結び合わせるための監査機能を備えたネットワークになります。それぞれの特性に合わせたブロックチェーン技術をもとに構築される。その中心にLODE COREが存在して、3つのブロックチェーンと外部データベースの相互連携によって不正が許されないプラットフォームを実現します。
LODEが解決すること
LODEでは消費者と業者の2つの大きな悩みを解決します。
消費者の悩み
高額な手数料
金を売買するためには、高額な手数料が必要になります。
- 購入時の手数料:金価格の約2.5%
- 売却時の手数料:金価格の約2.5%+市場より約2%低い価格による売却
さらには、買取時に本物の金か調査する費用を請求される場合もあります。 - 保管時の手数料:金価格の約1%/年
自己保管は高い盗難リスクが伴う為、全体の92%が保管サービスを使用します。
上記を総合すると、金を購入して5年後に売却した場合、合計で金価格の約14%の手数料を支払うということになります。金の売買の手数料は高額なのです。
LODEでは、金が精錬された時点で直接購入が可能となるため、結果として中間の流通における手数料を削減することにつながります。
不利な売却価格
消費者は金を売却する場合、多くの場合すぐに現金化したいと思っています。その心理と消費者の無知に付け込んで、市場価格の70%以下で買い取り額を提示する店舗があります。しかし、金はある程度の相場価格が決まっている為、本来そこまでの低い価格で売却する必要はありません。
業者が抱える悩み
高額な輸送コスト
金が生成されるまでは、金鉱石を採掘する鉱山から始まり「採掘場→精錬所→販売店→消費者→保管庫」という順に金が流れていきます。金が精錬されるにはこれだけの輸送が必要になってくるのです。
どの輸送手段を取ってみても、自己・盗難・強盗のリスクが高いため、輸送の際は保険や警備を付けるなどの追加コストが発生します。金の輸送は、他の商品より輸送コストが高いのです。
LODEの導入で、消費者が製造業者から金を直接購入可能になるため、流通で経由する箇所を少なくすることによって輸送コストを少なくすることができます。
業界の信頼性がない
金業界では、金自体の価値を証明するために認定機関や協会が数多く存在しています。認定を受けると認定機関の刻印が刻める仕組みになっています。しかし、認定機関の刻印を逆手にとり、偽物の金に刻印を施し偽装したものが世界中に流通している現状もあります。また、近年では認定機関の不正や不祥事があり、認定機関の信頼、つまりは業界全体の信頼がが危ぶまれています。
業界がブロックチェーン技術を使ったLODE COREを用いることにより、秘匿性を維持しつつ、データの信頼性を担保することができるようになります。LODE COREによって、不正が許されない堅牢性が高いネットワークが構築されることによって、金の出どころから保管箇所に至るまでの情報がトレースできるようになるため、結果として金の信頼性が担保されるようになります。
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LODE NETWORKによる運用
LODEでは、3つのブロックチェーンを構築し、LODE COREを介して外部データベースと共に連携できるようになっています。
ブロックチェーンが単一ではない理由の一つとして、セキュリティ上保管庫単位の保有量は一般ユーザーからは閲覧不可にする必要があります。ただし、自身に保有権利がある金に対しては閲覧可とする必要があるため、そのような場合はLODE COREを介してアクセスを行える仕組みになります。
この4つのコンポーネントおよびブロックチェーンがLODE COREを経由して相互接続することにより、互いに認証のために公開すべき情報、秘匿性の高い情報を完全に分離・結合を可能にするネットワークが実現します。
LODEのロードマップ
LODEのロードマップです。内容が多いので、詳細は図にてお送りします。
ロードマップ概略:
- 2018年2月-2019年10月:システム開発
- 2020年1月-2023年1Q:立ち上げ及び、各地域のファームとのパートナーシップ契約
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LODEトークンセールの詳細
- シンボル:LDG
- 販売価格:1 LDG = $1
- ソフトキャップ:10,000,000 LDG*1
- ハードキャップ:60,000,000 LDG*2
*1 ソフトキャップに満たない場合、プロジェクトは中止され全額返金。
*2 ハードキャップに満たない場合、余剰トークンはすべて消却。
プロテクションセール
- 販売期間:2018年02月15日 – 02月28日
- 最小購入額:50,000 LDG
- ボーナス:80%
- 販売数:20,000,000 LDG
パブリックセール ステージ1
- 販売期間:2018年03月15日 – 03月28日
- 最小購入額:1,000 LDG
- ボーナス:40%
- 販売数:20,000,000 LDG
パブリックセール ステージ2
- 販売期間:2018年05月15日 – 06月14日
- 最小購入額:10 LDG
- ボーナス:80%
- 販売数:20,000,000 LDG
LODEに関する情報