仮想通貨で運用している人の悩みの一つが、現金と仮想通貨のバランスになります。
仮想通貨の運用額が多いと、その分現金比率が減ってしまいます。そうすると困るのが、まとまった現金が必要な時です。今までであれば、仮想通貨を売却して現金を確保するということが必要でした。
しかし、そのようなことをしなくても済むサービスが登場します。それがNexoというサービスになります。
Nexoは、日本国内で注目している人は少なく、Twitter上では、親切な解説で好評な投資家のRYU氏が注目しています。
#RYU案件https://t.co/TsDlT9DE88
日本の方も参加する人が多そうな?! :)? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月25日
Nexo 概要
Nexoは、世界初の暗号通貨を担保とした短期ローンのサービスになります。
仮想通貨で運用しているときに、まとまった現金が必要になり手持ちの現金が不足した場合、今までは手持ちの仮想通貨を売却して現金化して引き出す必要がありました。これだと、現金が入手できるまでに数日を要す場合があり、売却による手数料や税金が取られてしまいます。
また、仮想通貨を売却せずに無担保融資を使って現金を調達する場合、信用調査による時間がかかったり、融資を受けることにより信用度に傷がつくリスクがあります。
これらの問題を解決するのがNexoのサービスになります。
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Nexoから融資を受ける仕組み
Nexoから融資を受けるのはシンプルです。
融資を受けたい顧客は、自身のOverdraft Walletに担保となる仮想通貨を転送します。転送した仮想通貨の額に応じ、USドルやユーロがNexoから顧客に支払われます。支払いは、Nexoクレジットカードか銀行振り込みになります。
顧客はNexoに返済をすると、Overdraft Walletから差し入れた担保が返却されます。
ちなみに、融資を受けられる通貨は、将来的に人民元、日本円、英ポンド、韓国ウォンに拡充される予定です。
Nexoのプロジェクトを主導するcredissimo
Nexoはヨーロッパの決済会社、credissimoが主導するサービスになります。credissimoは、2007年に設立され、消費者金融、インターネット通販による信販、決済サービスを行ってます。
credissimoは、10年の歴史の中で、革新的で便利な資金調達ソリューションを提供し、貸出市場の非効率な問題を解決しました。今後はブロックチェーン技術を使い、Nexoでデジタル経済のための資金不足を解決するのがcressimoの新たな取り組みになります。
Nexoでは、credissimoの専門的なノウハウを活かし、世界初の仮想通貨を担保とした短期ローンのサービスを提供します。
Nexoの強み
以下がNextoとその他資金調達方法との比較になります。
Nexoではデジタル資産の所有権を維持しつつ、即時融資を受けることができます。さらにデジタル資産は売却するわけではないため、売却して現金にして調達する場合に発生する、売買差益にかかる税金からも解放されます。
また、Nexoでは仮想通貨やトークン化された資産、ユーティリティトークンやゲームトークンを担保に入れることができます。幅広いデジタル資産に対応しています。
Nexoが想定する顧客
仮想通貨投資家:仮想通貨投資家はBTCやETH、その他トークン化されたデジタル資産やユーティリティトークンの時価に基づいて即時に資金を受けることができます。
ヘッジファンド:仮想通貨やICOトークン、その他デジタル資産に投資するヘッジファンドは、Nexoから即時に資金を受け取ることにより、他らしい投資機会を利用してポートフォリオを強化することができます。
ICOやブロックチェーン企業:ICOやビジネスの過程で生み出された仮想通貨を販売するのではなく、手持ちの仮想通貨を担保にNexoのサービスを使用し資金を調達することができます。
仮想通貨のマイナー:マイニングの競争力を維持し、ハッシュパワーを拡大していくためには、多くの場合マイニングフィーとして得られた仮想通貨を売却する必要があります。Nexoのサービスを使用して、仮想通貨を売却することなく資金を調達することができます。
仮想通貨の取引所:仮想通貨の取引所や取引プラットフォームは、Nexoのサービスを使用して、証拠金貸付やトレーディングサービスの資金調達に必要な資金を調達することができます。
ゲーマーやVRユーザー:2.2億人のげーまーとVRユーザーがゲームやVRで手に入れたアイテムには50億ドル以上の価値があります。アイテムを売って将来的な損失を失わずに、Overdraftウォレットで短期流動性のニーズを満たすことができます。
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実際のNexoの融資申し込み画面
Nexoのページでは、実際に融資の申し込みのデモ画面を見ることができます。デモ画面いじってみたのでご紹介します。
例では、日本円で100万円換算した米ドルの融資を申し込む想定になります。BTCを担保にした場合、1.94BTC(=1,995,986円相当)と、申込額の2倍の時価に相当する額が要求されるようです。
返済期間を選択します。例では24カ月を選択しました。年率12%になるため、9,355米ドルの借り入れに対し、支払額は10,568米ドルになります。つまり、支払う利子は、1,213米ドルになります。
最後に融資された現金の受け取り方法を選択します。Nexoクレジットカードか銀行振り込みが選択できます。
Nexoサービスの優遇が受けられるトークン「NEXO」
Nexo Token (シンボル:NEXO)は、Nexoサービスにおいて以下の特典があります。
- NEXOを担保にした場合には、利息の割引が適用される。
- NEXOを担保にした場合には、増額して融資を受けられる。
Nexoのロードマップ
Nexoのロードマップはご覧の通りです。特に重要なイベントを以下に抜粋します。
- 2018年Q1 3月:トークンの最終プリセール
- 2018年Q2 4月:NEXOトークンの上場、BTCとETHによる米ドル融資、メイントークンセール
- 2018年Q2 6月:ユーロ対応
- 2018年Q3:アルトコイン対応、トークン化資産対応、日本円対応
ICOへの参加方法
ICOはプリセールが2018年3月、メインセールが2018年4月に予定されています。
2018年2月25日現在、プリセールの詳細発表されていませんが、プリセールでは最低5000ドルの支払額必要となります。
Nexoに関する情報
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