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【続報4】NEM(XEM) 579億円の不正引き出し事件、資金洗浄で使われた取引所をチェック

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コインチェックのNEM(XEM)579億円の不正引き出し事件は、未だに補償時期の目途が経っていない状況になります。一部報道では、既に100億円分のNEMが換金され、資金洗浄されたとされています。

TwitterでNEMの行き先を追っている方々によると、流出したNEMは次々と大手の仮想通貨取引所で資金洗浄が行われている実態が浮き彫りになってきました。

これまでのおさらい

NEM財団が流出NEMが入っているウォレットをマーキング

NEM財団は、流出したNEMが入っているウォレット、その後NEMが転送されたウォレットにマーキングを行いました。

これにより、モザイク付きのウォレットと取引するとヤバイ資金に手を付けるということになるため、取引所ではウォレットの取引は凍結され、犯人は実質的に換金不能になってしまうはずでした。

犯人がダークウェブでNEMを売りさばく

その後、犯人はダークウェブ上(匿名ネットワークTor上からしかアクセスできない)にNEMの取引所を資金洗浄目的で開設しました。

この取引所では、NEMを市場価格の16%割引で買うことができ、BTCかLTCで決済できるというものでした。

 

ダークウェブ上で購入されたNEMが資金洗浄されていく

犯人がダークウェブ上でNEMを売りさばくことに成功し、判明しているだけでも以下の取引所で換金されていることが確認されています。

前回投稿時までに判明していた資金洗浄の場となった取引所:

  • Changelly
  • Yobit
  • Zaif
  • Cryptopia
  • Loyalcoin
  • HitBTC

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引き続き資金洗浄が続いている

筆者が注目している、NEMを追跡している方々のツイートをご紹介します。

単眼愛(モノアイ)氏の追跡ツイート

単眼愛(モノアイ)氏のTwitterアカウントはこちら→@mono_i_love

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Masafumi Negishi氏の追跡ツイート

Masafumi Negishi氏のTwitterアカウントはこちら→@MasafumiNegishi

追跡調査からわかること

取引所側では取引停止などの対応を取っているものの、現状ではダークウェブのNEMが順調に売れているということに変わりはないようです。

少なくとも、現時点では流出したNEMは以下の取引所で売買されたことが判っています。つまりは、以下の取引所でNEMの売買をすると、運悪く資金洗浄されたNEMをつかむ可能性があるのでご注意ください。

資金洗浄されたNEMが取引された取引所:

  • Bittrex
  • Changelly
  • CoinPayments
  • Cryptopia
  • HitBTC
  • Huobi
  • Livecoin
  • Loyalcoin
  • Yobit
  • Zaif

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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