筆者が発言を注視している、アメリカ在住のRYU氏(@Ryugunsun)ですが、ICOに関する判断指針をTwitter上で示しています。
非常に参考になることだらけなので、ICOに参加する意欲がある方は是非ご覧ください。
【ICO講座1】
プロジェクト:本当に実現可能か、現実問題を解決できるか、対象としている市場の大きさはどうか、他の競合があるか、競合が出てきても負けないだろう強みがあるか。個人的には今出てくるDAppが今後ずっと残る可能性は低いと思っているのでパスする傾向にあります。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月24日
【ICO講座2】
チームの人数は重要です。数人しかいない段階でICOは早すぎると思っています。個人的には4人以下はred flag。8人が平均くらいで、それ以上なら良い感じです :) プロジェクトに関連した分野でのこれまでの職歴を証明するため、LinkedInを載せることは必須と思っています。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月24日
【ICO講座3】
アドバイザーはある程度の年齢の人で、LinkedInの確認も必要です。その分野で有名な方が参加していると評価は高いです。逆にLinkedInを見て、500人くらいのコネクションしかないアドバイザーばかりの場合はred flagでしょう。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月24日
【ICO講座4】
パートナーシップがあるかも重要ですね。メジャーな会社との提携はビジネスとして成り立つと認められた証拠で、スキャムである可能性をぐっと下げてくれますし、評価も上がります(本来はこういった提携だけでfundを集め、ICOをしないというのが理想のスタイルと思っています)。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月24日
【ICO講座5】
ICO調達額は低ければ低いほど良い、という訳ではありませんが、低いとROIが高くなるのは事実です。良いプロジェクトは大量のfundが集まりますから調達額は少なくていい、またはICOをしなくてもいいはずです。直近で言うとDfinityは大量のfundを得ることができましたね。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月25日
【ICO講座6】
また、1億円以上調達するICOはred flagではありませんが、私の場合は投資対象から一瞬で外れます 笑 例えば日本で流行ったあのICOもあのICOも検討すらしていません、、、個人的には参加はあり得ない調達額です :(? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月25日
※単位はドルの間違いです。以降同じような部分はドルに読み替えてお読みください。
【ICO講座7】
理由は単純です。1億円集まるプロジェクトなのであれば、1億円をICOで調達するのではなく、例えば2千万を調達し、残りの1億円までを上場後に到達して欲しいからです。そうすれば5倍ですからね?? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月25日
【ICO講座8】
1億円調達するプロジェクトが、実際は1億円の価値がなければ上場後下がります。逆に2千万のプロジェクトはどちらかというと下げ幅よりも上げ幅の方が大きいはずので、ICOで損する可能性も低くなります。調達額も下がり得る要因になり得るということです。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月25日
【ICO講座9】
個人的には、5千万以上の調達額なら参加しません。案件次第でもありますが、4千万が上限くらいかなと考えているように思います。
※※ICO講座6〜8に1億円と記載していますが1億ドルの間違いで、全て単位はドルです!!!! この間違いかっこ悪すぎる 笑? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月25日
【ICO講座10】
全トークンの半分くらいがsaleされることが多いです。それより少ない場合は要注意です!!!!(=運営側の保有数が多い場合)。Crowdsale分が30%以下や80%くらいに多すぎても私はskipです。60%がパフォーマンスがいいように思います。この案件は66%でいい感じです。 pic.twitter.com/fY4rmCF3bp? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月25日
【ICO講座11】
これは有望と言われている今話題のEndorです。あとのtweetで説明しますが、これまでの有望案件のデータから判断するとたとえlockupやvestingがあったとしてもこの分配はあり得ません。私は絶対に参加しません。 pic.twitter.com/Iag9r53D1H? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月25日
【ICO講座12】
もし先程のEndorがICOで人気出るならもう何に参加しても儲かるかもしれません 笑
ちなみにcrowdsale以外のトークンがどのように分配されるかも確認して下さい。ただこれは評価が容易ではありません。この図の分配は適性だと思います。marketingにもきちんと分配されていますし :) pic.twitter.com/3gTlFShgaY? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月25日
【ICO講座13】
トークンボーナス:50%以上のボーナスが付与される案件はICO後にdumpされる可能性が高いと言われています。が、ボーナスがある人はlockupやvesting(徐々にトークンが配られる。月何%とか)があるのでその点の確認は必須です。最近狙ったprivate saleのvestingは4年で、諦めました 笑? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月27日
【ICO講座14】
供給数:1トークン当たりの値段が大体0.1ドルくらいの計算になる供給数が成績が良いと言われています。ただ、正直な所どれだけ供給数が少ない方がいいと強調しても単価の低い銘柄が買われる傾向にあるので(特に日本、、)あまり気にしなくても良いかもしれません。私は気にしますが 笑? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月27日
【ICO講座15】
また、上場後もトークンを保有しておきたい!と思えるトークンだと評価高いですね。マスターノードがあったりすると必要枚数集める人が出てくるので価格が上がりやすい傾向にあります。今後配当のあるセキュリティトークンがどういう立ち位置になってくるか個人的には注目しています。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月27日
【ICO講座16】
バーン:多くのPJがそうですが、売れ残ったトークンをバーンすることは必須と思います。必ず確認しましょう。また、トークンの数が増える(token inflation)場合は保有者にとってはよくないですね。供給数は少ない方がいいので、token inflationがあるかどうかは絶対に確認が必要です。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月27日
解説:「バーン」とは、売れ残ったトークンを消して無くすことを指します。トークンの供給量が減るので、その分1トークンあたりの価値が上がります。
【ICO講座17】
注目度や宣伝度はやはりテレグラムかRedditの登録者数である程度判断可能です。Twitterは宣伝度と比例しない感じがします。テレグラムは千人は少なく、2千くらいでICOを迎える案件もありますし、多いほど宣伝されていると思います。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月28日
【ICO講座18】
これまでの成功案件は1万人くらいの印象です。ただ、プロジェクトが評価されて多いのではでなく、紹介ボーナスがあるため多いパターンがあることには注意が必要です。多ければ良い訳ではありません。個人的には紹介ボーナスがある案件はちょっとマイナスポイントと捉えています。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月28日
【ICO講座19】
人数が多いとみんながトークンを買えるように個人capが小さくなったりGas warに陥ることが多くなります。注目度が高い分上場後の価格上昇が狙える可能性もありますが、個人的にはcapが小さい案件は利益も少なくなりますし、Gas warもストレスでしかないので参加しません。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年2月28日
【ICO講座20】
Prototypeがあるかの確認は必須です!ROI評価項目として1番高いです。ただ、本当に新しいアイデアで、詳細だけど分かりやすいWPの場合は期待できるかもしれませんのでリリースの予定を確認しましょう。prototypeがないだけで対象から外すと良い機会を見逃す可能性もゼロではありません。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月1日
解説:プロトタイプ(Prototype)とは、製品の試作版になります。
【ICO講座21】
ロードマップは、ベストは過去の分も含めて記載している場合です。たとえばこんな感じ。これは個人的高評価ポイントです!逆に、プロジェクトの進行遅すぎじゃない?となる場合はICOをする時期を分かっていないプロジェクトかもしれませんし、上昇まで待たされる可能性がありますね。 pic.twitter.com/YhLdYYQEnm? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月1日
【ICO講座22】
競合がある場合は当然比較が必要で、ICOの時点で既存のプロジェクトに近い段階にあるかの確認は必須です。やはり競合がなく、blockchainを導入することで現実世界の問題を解決できるプロジェクトがいいですね :) 私のprivate groupの第1回目案件はまさにこんな感じのプロジェクトです。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月1日
【ICO講座23】
マーケティング専門の人がいる場合はとてもプラスに働きます。これは宣伝という意味だけでなく、パートナーシップ構築などにも影響してくるので大事な評価項目と個人的に思っています。特に上場後に大きくプラスに働きますよ :) なので私は確認しています。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月1日
【ICO講座24】
上場予定を確認することは大事です。ICOが終わってすぐ上場するのか、WANのように半年程待たされるのか。ただ、特にUSのPJは最近上場させてることを示唆する発言は100%しないので判断に迷いますね。地合い次第でICO割れし得るので、上場を長引かせて欲しいと思うこともあります。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月2日
【ICO講座25】
注目すべき点は、ICOから取引開始までの期間が長い方が高値で取引が始まる可能性があることです。AugurやETHも1年ほど期間が空いていたと記憶していますが、ROIはとても高いです。取引開始までに盛り上がるので、一概に上場が早いと良い、とは言えません。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月2日
【ICO講座26】
FUDがある場合は素直にマイナスポイントと取るべきです。DADIもWPの盗用があり、当然マイナスポイントです(が、しっかりと理由を説明していましたし、結果的な総合評価は高いままでした)。直近で言うとSeeleが大きなFUDが流れました。減点した上で総合的な評価をする必要があります。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月7日
解説:FUDとは、Fear(不安)Uncertainty(不確実)Doubt(疑念)の略でになります。競合の不安点を煽って、自分たちを優位に見せかけることを指します。
【ICO講座27】
Bitcointalkというforumで様々なdiscussionを見ることができます。きちんと運営が質問に答えているか、「scam」「red flag」とコメントされていればなぜそう判断されたか、運営の反応はどうか、など確認することも大事です :)? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月7日
【ICO講座28】
YoutubeでAMAやreviewがあるか検索するのは重要です。有望案件は世界が見逃すはずがないので必ずあります。今月、日本の人がほぼ知らない案件のICOに参加しますが、もちろんたくさん動画があります。スキャムにあう可能性を低くするにはyoutubeでのヒット数を見ることも大事と思います。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月10日
【ICO講座29】
ICOdropやIan氏など、有名なサイトや人が取り上げているかどうかも要注目です。取り上げられている数が多いほど、プラスと捉える必要があります。
読んで下さっている方には損をして欲しくないので強く強調しますが、ICOで超穴場を責める必要は絶対にありません。あり得ません。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月10日
【ICO講座30】
日本人しか見つけることができない案件や海外勢が目を向けていない案件は危険と判断した方がいいと個人的には思っています。上場した草コインならともかく、ICOで攻める必要性はゼロです。攻めるというか、分かっていないから手を出してしまう、と表現する方が正しいように思います。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月10日
【ICO講座31】
hard capとsoft cap以外に、「starting cap」という言葉を聞いた事がありますか?これはどれくらいのdumpが来るかを予想できる重要な指標です。また実際どれくらいのdiscountがあったかもわかります。これに関しては秘密です 笑 Twitterでは公開しません XD
? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月10日
解説:dumpとは価格が吊り上がった状態の時に、一気に売り抜ける場合を指します。チャートでは大きな下落となって現れます。対義語:pump
【ICO講座32】
私は自分の強みがあって運営とうまく交渉でき、他の人よりも安くトークンを買うことができるので、starting capを知る必要があります。
割引率が大きいので、私のグループの方は個人で参加できない案件に参加できるだけでなく、たとえ参加費を払ったとしても得になる可能性があります :)? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月10日
【ICO講座33】
スコア化:これは必須ではありませんが、合計得点で評価する方もいます。誰かのスコア表を見つけたら、他の人がどう判断しているか確認してみましょう :) 自分は良いと思ったけどred flagの評価をしている人もいるので、情報ソースの1つとして目を向けることも大事です。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月12日
【ICO講座34】
これまでにいろいろな評価項目を出してきました。1つ1つ確認してみると、チーム・プロジェクトの評価、競合との比較など、主観的な判断しかできない項目の評価が難しいことに気付くはずです。そして結局そこが1番大事な所。Token metricsの一般的な判断はそこまで難しくないですからね:)? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月12日
【ICO講座35】
また、上記のような評価もなしに案件紹介しているものがあるなら注意が必要かもしれません。つまり、なにもかもすっ飛ばし、突然「あのDAGを採用した、、、」とかそういう話になるならred flagと捉えてもいいかもしませんし、情報のソースにすべきではありません。? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月12日
【ICO講座 ラスト】
大事な事はDYORすることです。日本語のブログを参考にすることはDYORの範疇に入るかどうかは私は分かりません。案件を調べるに当たって一切参考にしたことがありません。
DYORすればscamにあう可能性をかなり下げてくれます。後悔しないようDYORしてから臨みましょうね :)? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月12日
解説:DYORとは、「Do your own research」の略で、自分で調べろという意味になります。
【番外編1】
ICO DropsではICOをいろいろなカテゴリーに分類しています。その中でどのカテゴリーのROIが1番高いかご存知でしょうか?
なんと1位は「exchange」で平均ROIはETHで1000%。続いて「data service」で550%、「blockchain」で370%、「hybrid intelligence」「AI」が続きます :)? ??? [?????? ????s???] (@Ryugunsun) 2018年3月18日
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