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Kin(KIN)の動向まとめ(2018年4月版)

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草コインとして長い間君臨し続けるKin(シンボル:KIN)ですが、ここ最近動向が頻繁化しています。

一部の草コインマニアからは人気があるKINの直近動向をご紹介します。

そもそもKinとは?

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Kik Interactiveは、Kik(iOS版Android版)というLINEと同種のアプリやサービスを提供しています。Kikは3億人以上が登録し、月間のアクティブユーザーは1500万人と、北米を中心にグローバルレベルで利用されています。

Kinは、まずはKikの支払い手段として扱われ、さらにサードパーティにも開放していき、Kikを中心軸としてKinのエコシステムを形成させることを目指しています。

Kinを売買できる主な取引所

2018年4月現在、Kinを売買できる主な取引所は以下の通りになります。発行母体が優良企業の割に、上場されている取引所はどれも微妙なものばかりというのが現状です。

Kin全体の売買に占める取引所の割合は、Bancor Networkが38.65%、EtherDeltaが31.59%、Mercatoxが8.96%となっています。

実際に売買する場合は、流動性が大きいBancor Netowrkを推奨します。

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Kinの価格推移

Kinは上場当初からかなり安い価格で取引されていました。

2017年9月末に0.000093ドル(0.010円相当)で取引が始まったKinは、2018年1月6日にピークの0.001361ドルを付け、その後0.000173ドルで価格が低迷しています。

ピークで初期価格の1460%、その後87%の下落と、ジェットコースターのような値動きをしています。

ドル換算したKinの価格推移 2018年4月2日 12:20時点

ドル換算したKinの価格推移 2018年4月2日 12:20時点

リアルタイム価格は、下記よりご覧になれます。

Kinの主なニュース

2018年4月1日時点で、Kikから公式にリリースされているKinのニュースは以下の通りです。本格的に動き始めたのが、本当にごく最近であることがわかります。

  • 2018年3月30日:Kin Gaming SDKをUnityに提供表明
  • 2018年3月21日:KinのプラットフォームにStellarも採用
  • 2017年12月19日:Kinを使った最初のEarn and Spend Experiencesを立ち上げ

特筆すべき記事は、以降にご紹介します。

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2018年3月30日:Kin Gaming SDKをUnityに提供表明

Kinは、世界最大のゲーム開発プラットフォームのメーカーUnityにKin Gaming SDKを提供することを表明しました。

Kinの分散エコシステムで、開発を民主化したり、開発者に報酬を出すことで、ゲーム開発者を成功を支援できるようになります。

2018年3月21日:KinのプラットフォームにStellarも採用

Kinのプラットフォームとして、新たにStellarも採用されることが発表されました。

現在までKinのトランザクションはEthereumプラットフォームで行われていますが、今後はEthereumまたはStellarでKinのトランザクションが実行されることになります。

背景として、Ethereumだと決済時間と手数料が満足できる水準ではないとしています。

この変更により、既にERC20トークンのKinを保有している人が何かをする必要があるということはありません。

2017年12月19日:Kinを使った最初のEarn and Spend Experiencesを立ち上げ

Kikでは、Kinを使ったEarn and Spend Experiencesを立ち上げました(IPLv2と呼ばれています)

IPLv2では、18歳以上の1万人のKikのパワーユーザーに限定して行われます。人数が限定しているのは、Ethereumのスケーラビリティによるもので、エクスペリエンスに影響が出ないために1万人としています。

IPLv2に関するシステム的な話はBuilding IPLv2 in Kik(2018/1/5)に、IPLv2を実施して得られたデータについてはInsights from Kin Initial Product Launch(2018/1/11)に掲載されています。

Kinに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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