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XP日本チームが本家から離脱し eXPerience Chain (XPC)が誕生

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XPという文字を見るとeXperience Point (XP)という草コインを想い出す方も多くいるかと思いますが、XPの流れを受け継いだ新たな仮想通貨 eXPerience Chain (XPC)が誕生します。

既存のXPホルダーにXPCをエアドロップするために、5月23日にXPのブロックチェーンのスクリーンショット取得されます。その後、7月上旬にCoinExchangeに上場します。

XPCの最新情報はDiscordから得ることができます。

まずはイメージビデオをご覧ください。

これだけだとよくわからないですよね。今わかる範囲の情報からご説明していきます。

XPC誕生の経緯

[the_ad id=”7860″]XPC誕生の経緯は、XPのチームは本家から独立することが発端でした。

その経緯については、Discordで触れられています。さすがに詳細までは書かれていないものの、本家との意見対立があった背景が読み取れます。

以下は、Discordからの引用になります。

XP-JP は本家から離れ、独自の運営を行います (2018/05/20)

アナウンスを連続して行いますので、お手持ちの XP をどうするかの判断は、この後をお読みになってからお願いします

XP-JP Admin&Modsチーム よりお知らせです。 XP-JP はXP運営元である本家からの管理を離れ、独自に運営することにしました。

私たちは、eXperience Pointsの理念である「経験」を新たな価値に繋ぐことができるよう、最大限に努力してきました。この6か月の間にいくつかのイベントが開かれたこと。XPpayが開設され、お店で使えるという実際の価値を得たこと。たくさんのメンバーが集い、思い思いにその可能性について語り合ったこと。そして、失敗の経験も。

やがて、私たちは大きな困難に直面しました。それは残念ながら解決できるものではありませんでした。

私たちは本家を離れ、別の道を歩むことにしました。

XP を信じてきてくれたみなさまには、本当に申し訳なく思っております。
心よりお詫び申し上げます。

ただ、このままでは終わりません。 私たちは、この「経験」をもとに、次のプロジェクトに向かいます。

このアナウンスを持ちまして、XP-JP においての XP および本家関連のアナウンスを終了します。

新通貨、XPChain Projectへの合流のお知らせ (2018/05/20)

XP-JP よりお知らせです。

XP-JP はXP本家から離脱した海外メンバーが進めている独自通貨プロジェクト、XPChain Projectに合流し、新たな道を歩みます。

新通貨ではエアドロップを予定しており、XPの保有関係なく皆様が受け取ることが出来るよう準備を進めております。
またXPで得た経験があったからこそ、そしてXPホルダーの皆様がいらっしゃるからこそ実現できたプロジェクトでもあります。そのためXPホルダーの方へのエアドロップも準備しております。

新通貨のリリースは7月上旬を予定しており、すみやかにCoinExchangeへの上場を目指します。
※ 上場資金はすでに確保されており、取引所側との交渉に入っております

ホワイトペーパーは現在最終調整中です。日本語版の他、英語版、韓国語版が同時に公開される予定です。また、イタリア語版、スロベニア語版、ドイツ語版がその後公開されます。

本プロジェクトは最初から国際的なプロジェクトであり、XP-JP は XP-KR とともに開発側として参加しています。

これから、週に1度程度のペースでXPChainの進捗や情報をお伝えしていきます。 このアナウンスを持ちまして、XP-JP 運営は 新通貨プロジェクト、XPC-JP に移行します。

また、この後行います新コミュニティの運営体制についての発表と同時に、新サーバーへの移転の告知を行います。現サーバーはアーカイブ化されます。

XPChain公式サイト
https://www.xpchain.io/

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XPCは既存のXPホルダーにエアドロップされる

XPCは、XPのチェーンからハードフォークするわけではありません。そのため、既存のXPホルダーにエアドロップされます。

エアドロップは、XPをXP-qtウォレットかCCWalletに入れている人が対象になります。取引所やXp-Bot、tip_XPchan、PoSプール (Simple PoS Pool, Stake United)などの外部サービス等は対象外になるため注意が必要です。

具体的には、日本時間の5月23日15時時点のXPのチェーンのスナップショットが取得され、その時点のアドレスに記録されているXPと同数のXPCが配布されるようになります。

つまり、XPCをエアドロップてもらう為には5月23日15時までにXPをXP-qtウォレットかCCWalletに入れておく必要があります。

新通貨のXPホルダー向けエアドロップについて(スナップショット) (2018/05/20)

XPC Teamよりお知らせです。

XPChain ANN(英文)

上記リンク先をご覧ください。

新通貨ではエアドロップを予定しており、その中でXPホルダーを対象とする新通貨のエアドロップがあります。対象となる枚数を確定するため、XPのブロックチェーンのスナップショットを05/23 15:00(日本時間) を迎えた直後のブロック高で取得します。取得した時点の各アドレスに記録されている XP の枚数がエアドロップの権利を得た枚数となります。

XPホルダー対象のエアドロップをご希望の方は、上記時刻までに XP-qtウォレットか、CCWallet へお手持ちの XP を移していただけますようお願いします。
取引所やXp-Bot、tip_XPchan、PoSプール (Simple PoS Pool, Stake United)などの外部サービス等は、技術的要因によりエアドロップの対象外となります。

エアドロップの受取は原則として1人につき1アドレスとなりますので、qtウォレットの方は残高を1つのアドレスへ集約を行ってください。
qtウォレットの方はスナップショット時点で残高を保管していたアドレスの秘密鍵が必要になります、もし紛失されますとエアドロップの権利を失います。
スナップショットの日時が過ぎましたら残高を移動されてもエアドロップの権利は消失しません。
後日、XPC Team よりエアドロップを受け取る手順について詳細が発表されますので、それまでしばらくお待ちください。

尚、エアドロップの受取に際し条件や制限を設ける場合がありますのであらかじめご了承ください。
XPプロジェクトの運営費に関連するアドレスはエアドロップ対象から除外されます。

XPホルダー以外の方へのエアドロップも用意されております。詳細は後日発表されますので、続報をお待ちください。
今回のアナウンスはXPホルダー向けの内容となります。

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XPCの仕様・運営方針

XPCの仕様や運営方針については既に公開されています。

通貨仕様

XPCはPoW+PoSのコンセンサスアルゴリズムが採用されます。PoWはプレマイン専用で、一般に公開される頃にはPoSのみが使用されることになります。これは現在のXPとも同様になります。

仮想通貨の価格形成は、発行上限数が一要素として関わってくるため、現時点で決められていないのは懸念点でもあります。

また、現時点でホワイトペーパーは公開されていません。

  • 名称:eXPerience Chain(略称:XPChain、コード:XPC)
  • ベース:Bitcoin 0.16.0 アルゴリズム SHA-256d/PoW+PoS(PoWはプレマイン専用)
  • 初期発行数:100,000,000,000 XPC(AirDrop: 80%、運営ロックアップ: 20%)
  • プレマイン:3,024,000,000 XPC(300,000 XPC/block、10,080ブロックまで)
  • 発行上限数:未設定 (状況に応じて設定)
  • 取引手数料:0.00001 XPC/kB(大部分をバーン)
  • ブロック間隔:60秒
  • ブロック報酬:
    • 1 – 10,080 300,000 XPC (プレマイン期間)
    • 10,081 – 525,600 年間 10% (1年目)
    • 525,601 – 1,051,200 年間 9% (2年目)
    • 1,051,201 – 1,576,800 年間 8% (3年目)
    • 1,576,801 – 2,102,400 年間 7% (4年目)
    • 2,102,401 – 2,628,000 年間 6% (5年目)
    • 2,628,001 – 年間 5% (6年目以降)

プレマイン

プレマインとは不特定多数に仮想通貨のマイニングを公開する前に、開発者や開発者の指定団体が事前に一定量の仮想通貨を受け取ることを指します。

  • プレマインで得られる30.24億枚は初期運営費として扱う
  • PoWはプレマイン専用で、以降は無効化される

年間運営

年間運営では、ロックアップなどのルールが決定しています。

  • 運営持分200億XPC(最大)のPoSによって予算を算出する
  • 初年度(最大):年間20億XPC、月間約1.66億XPC
  • 運営持分のXPCは一定のルールに従ってロックアップされる
  • 運営持分のXPCは年間5%まで放出できる
  • 放出した際に獲得するBTC(や、その他の通貨、法定通貨)は、取引所への上場費用や開発費、運営費に充当
  • 放出は原則取引所での売却ではなく、オークションやイベントを通して大規模に行う
  • 各種数値はアタリの数値で、ここから調整は可能

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XPCに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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