プロジェクト解説

【ICO中止】LOANDEX:取引手数料無料の分散型取引所

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このICOは中止になりました。中止理由は「Ethereumのネットワークが遅すぎて目指したサービスが提供できない」とのことです。既にICOした方には返金措置が行われます。

取引所のICOは見ていてワクワクします。

それは最も直感的に判りやすく、常に既存のものを超えようとしているプロジェクトが現れ、しかもそのトークンの投資パフォーマンスは極めて良いからです。

取引所トークンはどれくらい投資パフォーマンスが良いのか

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ここでは、LOANDEXと同種の分散型取引所について見ていきます。

以下は、ICO時のトークン価格から5月19日時点のトークン価格の推移になります。いずれも当時のUSDレートで計算しました。

  • Kyber Network (KNC):0.38 USD ⇒ 1.79 USD 4.71倍
  • Waves Platform (WAVES):0.188 USD ⇒ 5.900 USD 31.38倍
  • Swicheo Netowrk (SWTH):0.016 USD ⇒ 0.053 USD 3.31倍

いずれもICO割れせずに価格が推移しています。ご覧のように、パフォーマンスは悪くないかと思います。

それでは、LOANDEXのプロジェクトの中身を見ていきましょう!

LOANDEXの概要

LOANDEXは、世界初の信用取引ができる分散型取引所になります。

分散型取引所なので、Binanceのような中央集権型取引所と比べ以下のような強みがあります。

  • KYC(身分証明)が不要
  • コインチェックのような流出事件を回避できる
  • Ethereumのブロックチェーン上に利用者の残高が記録されるため、サイバー攻撃やシステム故障による残高の改ざんが起きない

KYCが不要なので、万が一日本で仮想通貨交換業の申請をしようものなら1万パーセント認可が下りないほどに、利用者のプライバシーが守られます。

それでは、さらなる特長を見ていきましょう。

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LOANDEXの主な特徴

KYCが不要

KYCとはKnow Your Customerの略で、身分証明を意味します。

LOANDEXではKYCが不要になります。

これはユーザーのプライバシーを守るためであり、LOANDEXの公式ページでは「KYCフリーをやり通す」と強い表現が使われています。

4つの通貨ペアを使って取引ができる

LOANDEXでは、4つの通貨ペアを使って取引を行うことができます。

BTCやETH, LTCの他、LOANDEXの取引所トークンであるLDXのペアで取引を行うことができます。

超低価格な取引手数料

LOANDEXでは取引手数料が超低価格になります。

BTC, ETH, LTCペアで取引を行った場合は0.05%の手数料になります。これは手数料が低いとされている別の分散型取引所のCryptoBridgeの0.20%と比べてもかなり低い手数料になります。

さらに、LDXペアで取引を行った場合は手数料は無料になります。

一般的に、取引所トークンを使ったペアで取引を行うと手数料を優遇する期間が定められていることが多いですが、LOANDEXではLDXペアの手数料無料は無期限になっています。

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大量の注文を高速に捌ける

LOANDEXでは、1ヶ月に1億2千万人の利用者の取引を扱うことができ、さらには秒間100万回以上のトランザクションを処理することができます。

このキャパシティにより、リアルタイムのトレードが従来より容易になるとされています。

上場する仮想通貨の投票ができる

LOANDEXでは、上場したい仮想通貨の投票を行うことができます。

投票にはLDXが必要で、費用は0.1LDXに固定されています。

LOANDEXで利用される取引所トークンのLDX

LOANDEXでは、取引所トークンのLOANDEX Token (シンボル:LDX)を使うことができます。

LDXは以下のシーンで利用します。

  • 取引ペアとしての利用、利用すると取引手数料がゼロになる。
  • LOANDEXにおけるサービスの支払い。
  • 上場したい仮想通貨の投票で利用、支払いコストは0.1LDX。

さらには、LDXの価値が上がるような仕組みになっています。

  • 上場したい仮想通貨の投票で利用されたLDXはバーンされる。
  • LOANDEX運営側によってLDXが買戻されたりバーンされる。

LDXの発行数は10億LDXになるため、他の取引所トークンと比べても多すぎるわけではありません。一般的な範囲に収まっています。

LDXは取引手数料ゼロになる特典があるため、積極的に取引で利用されることが予想されます。さらに供給数がだんだんと減っていくので、需要と供給から考えてみると、LDXは価値が上がることが容易に想像できる取引所トークンと言えます。

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ロードマップ

LOANDEXのロードマップは以下の通りになります。

  • 2018年1Q:LOANDEXの準備と計画
  • 2018年2Q:ICO
  • 2018年3Q:LDXトークンの取引所上場、LOANDEXの開発継続、LOANDEX Webバージョン(ベータ)のリリース
  • 2018年4Q:LOANDEX Webバージョン(正式版)のリリース
  • 2019年1Q:信用取引機能のリリース
  • 2019年2Q:LOANDEX Desktopバージョンの開発開始
  • 2019年3Q:LOANDEX Desktopバージョンのリリース

ご覧のように、まだLOANDEXは開発段階にあり、ベータ版すら公開されていません。

最近はベータプロダクトを作った段階でICOするプロジェクトが増えている中、ICOの段階でベータプロダクトがないのはマイナスポイントになります。

ICOに参加するには

このICOは中止になりました。中止理由は「Ethereumのネットワークが遅すぎて目指したサービスが提供できない」とのことです。既にICOした方には返金措置が行われます。

ICOに参加するにはLOANDEXのユーザ登録を行い、ダッシュボード上の「Purchase Token」から注文します。

  • ICO期間:
    • プリICO:2018年5月7日-5月28日
    • メインICO:2018年6月4日-7月4日
  • 支払い可能通貨:BTC, ETH, LTC
  • レート:1 LDX = 0.01 USD (プリICO)、0.02 USD (メインICO)
  • 最低購入額:20 USD
  • ソフトキャップ:2,000,000 USD
  • ハードキャップ:13,000,000 USD
  • 売れ残りトークンの扱い:不明

LOANDEXに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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