更新:2018年6月15日にホワイトペーパー公開に伴い大幅更新しました。
ICOというと香港やシンガポールを中心に盛んなイメージがありますが、お隣の国の韓国も盛り上がりつつあります。今回はDreamNida社が手掛ける決済サービスのICOをご紹介します。
既にトークンの上場が確定しており、5月にエアドロップを行い、6月1日よりICOを開始しました。
Dream-Payはどんなプロジェクト?
[the_ad id=”7860″]Dream-Payは、ブロックチェーンを使った決済サービスになります。
実店舗やオンラインのショッピングモールで決済することができるのはもちろんのこと、ユーザー同士の送金を国境関係なく行うことができます。
さらに、Deam-Payを利用する加盟店には業界最低水準の手数料を提供して、決済時の利益を最大化することができます。
Dream-Payの企画は、韓国において今年度ブロックチェーン産業協会より大賞を受賞しており、投資家やマスコミ向けに積極的に説明を行っています。
以下は説明会のビデオになります(韓国語)。
決済と仮想通貨の関係は?
Dream-Payのベースには、D-ZoneCoin(シンボル:DZC)という仮想通貨が関わっています。
DZCを”ペイ”と呼ばれるDream-Payのポイントに変換することにより、ペイを支払いで利用することになります。
ペイの決済や送金において、その時のDTZ/ペイのレートに応じたDTZがリアルタイムで決済されることになります。
実際にペイで支払いをしている動画は以下でご覧になれます。内容は韓国語ですが、韓国語が分からない方でも雰囲気で理解できるかと思います。
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Dream-Payを使うメリット
Dream-Payがもたらすメリットは大きいです。消費者にとってのメリットと、加盟店にとってのメリットを見ていきましょう。
消費者にとってのメリット
1.DZCが”ペイ”の価値に反映される
DZCの発行数は有限であるため、Dream-Payが普及していくとDZCがどんどん使われるようになり、需要と供給で値上がりしてくことになります。
そうすると、Dream-Payの決済で使用するペイの価値が値上がりしていくことになります。
ただし、Dream-Payの普及がうまく行かないと、逆にペイの価値が値下がりするともいえます。
2.出送金が手軽
Dream-Payでは、出送金を手軽に行える手段を用意しています。
送金はユーザー名とPINコードを入力してウォレットにログインして、ペイを日本円に変換するだけです。
そして、送金はDream-Payに搭載されている独自のメッセンジャーを使って行うことができます。しかも、国境は関係ありません。
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3.決済が高速にできる
通常のブロックチェーンのシステムでは、決済スピードが採用しているブロックチェーンの性能に依存してしまいます。
例えば、ビットコインであれば秒間7トランザクション、イーサリアムであれば秒間15トランザクションであるため、自分の決済が承認される番が回ってくるまで長く待たされる可能性があります。
Dream-Payでは、寄付を除く取引は内部的に処理されます。そのため、他のブロックチェーンで発生していた決済の遅延を感じずに済みます。
4.セキュリティ面で優れている
通常、利用者の操作性とセキュリティはトレードオフの関係にあります。操作性が良いとセキュリティは悪く、セキュリティが良いと操作性は悪くなります。
Dream-Payでは、各アカウント情報とブロックチェーン上のDZCの残高情報をリンクさせます。ブロックチェーン上のDZCの残高情報は改ざんできないため、アカウントの残高が第三者によって改ざんされることを防ぐことができます。
5.手数料無料の仮想通貨取引所を使える
Dream-Payの運営では、仮想通貨の取引所「DREAM EXCHANGE」をオープンさせます。
この取引所では、利用者の取引手数料はゼロになります。
上場する仮想通貨の運営側から上場引受手数料や上場維持手数料を徴収することで、利用者側の取引手数料がゼロになる仕組みになっています。
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加盟店にとってのメリット
1.オフライン店舗でも使える
飲食店のような店舗では、基本的にオンラインで決済することがありません。
Dream-Payでは、そのような店舗にTheDreamPayPOSを用意し、オフライン店舗でもDream-Payを使って決済できるようにします。
2.コストがとても低く抑えられる
Dream-Payでは、加盟店になるための加盟金は必要ありません。
Dream-Payの運営に支払うコストは決済手数料の0.5%のみになります。
クレジットカードの決済手数料は3-7%なので、最大で従来の14分の1程度に決済手数料のコストを抑えることができます。
3.支払いが早い
Dream-Payで決済されたお金は、最短で翌日加盟店に支払われます。
そのため、加盟店の資金繰りのリスクを極力減らすことができます。
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ロードマップ
Dream-Payのロードマップは2020年まで公開されています。
- 2018年5月1日10:00 (JST):プレセール開始
- 2018年5月5日10:00 (JST):エアドロップ開始
- 2018年6月1日10:00 (JST):パブリックICO (-7月4日)
- 2018年7月8日:取引所CoinExchangeへ上場
- 2018年9月:送金と支払い決済本格実施、韓国で加盟店1.5万
- 2018年10月:海外5カ国以上でサービス進行、世界中で仮想通貨連動サービス実施予定
- 2019年下半期:アメリカ、日本など世界的にドリームゾーン、ドリームモール市場拡大
- 2020年上半期:ドリームペイ中国と欧州市場への進出
- 2020年:ブロックチェーン4世代技術の開発
Dream-Payの仮想通貨 D-ZoneCoin
Dream-Payでは、D-ZoneCoin(シンボル:DZC)という仮想通貨を利用します。DZCのICOは2018年6月1日から7月4日まで開催されます。
そして、DZCは既に上場が決まっており、2018年7月8日にCoinExchangeに上場します。
ICO情報
D-ZoneCoinのICOに関する情報は、以下の通りになります。
- ICO期間:2018年6月1日 – 7月4日
- トークン名:D-ZoneCoin
- トークンシンボル:DZC
- トークンの種類:ERC20
- ICO価格:1ETH = 67,000 DZC (First ICO), 63,000 DZC (Second ICO), 60,000 DZC (Third ICO),
- 発行数:50,000,000,000 DZC (うち、セールス対象は 20,000,000,000 DZC)
- ソフトキャップ:設定なし
- ハードキャップ:設定なし
- トークンが売れ残った場合:設定なし
なお、既にDZCは発行されており、その詳細はD-ZoneCoinのコントラクト情報から確認することができます。
Dream-Payに関する情報
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