プロジェクト解説

【ICO】ex2:カスタマイズ取引所を増やせるプラットフォーム

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仮想通貨の世界には、既に数百の仮想通貨取引所があります。利用者から見たらそこまで必要ありませんが、依然として事業者の仮想通貨取引所を開設したいニーズは大きいです。そこまで増えると問題になってくるのが個々の取引所の流動性です。

今回紹介するex2では、それらのニーズと問題に対処したプラットフォームを提供します。

ex2とは

[the_ad id=”7860″]従来の取引所は自前で開発するのが一般的でした。

筆者の知る限りでは、取引所のビジネスは、開発自体なら数億円程度、その後の運用や流動性を供給するためのトークン在庫などを加味すると、100億円以上かかる場合があると聞いています。

とにかく取引所のビジネスにはお金がかかるのです。

しかし、それだけお金をかけたとしてもそこに流動性が生まれるかというと別です。

今は取引所があちこちに分散しているので、各仮想通貨の流動性が分散して低くなってしまいます。流動性が低くなると、ユーザーがますます使わなくなって、さらに流動性が低くなるという悪循環に陥ります。

ex2は、取引所開設にかけるお金を極力少なくし、高い流動性を確保することができるプラットフォームなのです。

ex2が解決する問題

それでは、ex2が解決する問題を個別に見ていきます。

開発コストが高い

新たな取引所を1から開発するには多くの時間とコストを要します。これにより膨大な開発時間と運用リソースが必要になります。

ex2ではIbinexというソリューションを採用し、わずか数週間程度で独自のカスタム取引所のセットアップができます。KYC/AMLが自動化されているため、迅速にユーザーの取引所参加ができるようになります。

流動性が少なく価格が不安定になる

ほとんどの現行取引所は流動性を独自に提供しています。その取引所において仮想通貨が大量に売買されていることが望ましいですが、これには限界があります。

ex2のConnect2という機能により、前述のIbinexで作られた取引所を1つの取引ネットワークへと統合します。これにより、利用者にとっては、自分が使っている取引所内で大量の売買が行われているように見えます。

取引所は他の取引所の流動性の助けを借り、さらに利用者も有利な価格で売買することができ、すべてがwin-winになる状況が得られるようになります。

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サードパーティによる十分なサービス拡充ができない

サードパーティが取引所開発に参加できない場合、その取引所の使い勝手は大きく下がってしまいます。例えば、APIが提供されていない取引所は、便利な取引アプリを使うことができず、取引所が用意した環境すべてに依存してしまいます。

ex2のMarkets2というソリューションにより、幅広いAPIを提供します。ex2ネットワークをSaaSやマーケットメイカー、金融エンジニア、アルゴリズム取引システム、オン・オフマーケットトレードデスクやその他のサードパーティプロバイダーに公開します。

これにより、利用者によってはより便利な取引所に、取引所としてはさらなる価値向上ができます。

KYCプロセスが遅い

今日の取引所のKYC(本人確認)はほぼ人手で行われています。そして、ユーザーが増える一方であるため、KYCプロセスが終わるのが遅くなり、ユーザーがまともに取引できるようになるまで待たされてしまう問題点があります。

ex2のOnBoard2という機能により、フィリピンの施設でKYCを高度に行うソフトウェアを導入します。そして専任スタッフを付け、24時間365日でKYCを完了できる体制を作ります。

安価な上場費用

世界のメジャー取引所への上場費用は決して安くなく、Huobiであれば数千万円、Binanceであれば数億円かかるとされています。それが上場への足かせになっています。

ex2のList2という機能により、取引所への上場を低コストでできるようになります。これにより、多くのプロジェクトのトークンが取引所で売買できるようになる機会を獲得できるようになる他、大手取引所の優位性が崩れてきて業界全体の上場費用が安く済むようになる効果が期待されます。

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ロードマップ

ex2では、次のようなスケジュールで進めていきます。

  • 2018年Q3:Ibenexベータリリース
  • 2018年Q3:トークンリリース
  • 2018年Q4:Connect2リリース
  • 2018年Q4:オンボードセンター(KYC マニラ)
  • 2019年Q1:ヨーロッパの取引所ライセンス追加
  • 2019年Q2:アメリカの管理ライセンス取得
  • 2019年Q3:Ibenex正式版リリース
  • 2019年Q4:Markets2ベータリリース
  • 2019年Q4:Markets2管理サービス
  • 2019年Q4:Markets2リリース
  • 2020年Q1:Markets2プロトコルリリース
  • 2021年Q1:ETF2リリース

ICOに参加するためには

まだトークンセールは行われていません。

現状エグゼクティブサマリ資料にあるプライベートセールの情報を掲載します。

本当に判る範囲のみです。

  • セール時期:不明
  • 資金調達目標:50,000,000 USD
  • 総発行数:4,500,000,000 ex2
  • トークン価格:0.07 USD (プリセール段階)

ex2に関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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