プロジェクト解説

【ICO】Nauticus:多数の通貨を取り扱いマイニングも行うオーストラリアの取引所

プロジェクト解説
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最近は業界の横繋がりを多く持つことができ、おかげさまで面白いプロジェクトの情報が入ってくるようになりました。

最近はブームが続いている取引所トークンですが、そんな取引所のICOとしてオーストラリアのNauticus(ナウティカス)という取引所があります。

残りICO日程がほぼ内に等しいですが、良さそうな内容なのでご紹介します。

Nauticusとは

[the_ad id=”7860″]Nauticusとは、オーストラリアでライセンスを取得した仮想通貨取引所です。

オープンは2018年8月に控えており、オープン時に約100種類の仮想通貨を上場させ、7種類の法定通貨に対応します。

さらには、マイニングサービスをNauticus利用者に提供予定と、強くてニューゲーム状態からサービス提供を行う取引所になります。

オープン前にも関わらず、既に47万人のユーザー登録があり、事前の人気がとても高いです。

Nauticusの特長

それではNauticusの特長を見ていきましょう。

取扱い通貨の種類が多い

仮想通貨取引所を選択する基準の1つとして、取り扱い通貨の種類が重視されるのは間違いないでしょう

Nauticusでは、2018年8月のオープン時には約100種類の仮想通貨を上場させ、法定通貨は7種類を取り扱います。このタイミングで取扱われる法定通貨は、USD, EUR, JPY, HKD, AUD, ZAR, CNYになります。

さらにオープンしてから12カ月以内に、最大300種類の仮想通貨と16種類の法定通貨に対応させる予定です。上場させる仮想通貨の投票システムも導入予定で、コミュニティの強さがあればお気に入りの仮想通貨を上場させることができます。

世界最王手の1つと呼ばれるBinanceですら300種類も上場していないため、Nauticusのビジネス展開のスピード感はものすごく速いと言えます。

取引手数料が世界最低水準

仮想通貨を頻繁に売買するとコストとして大きく積みあがっていくのが取引手数料になります。

例えば、手数料0.2%としても、100万円取引をすると2,000円です。5回取引すると1万円が費用として出ていくわけですから、無視することができないコストです。

Nauticusでは、手数料を0.10%にする見込みです。これは世界のトップ5取引所のOKExやHuobiの半分で、Binanceと同程度の水準です。

また、Nauticusの取引所トークンを使うとさらに手数料が半額(最初の1年間)になります。

ウォレットのセキュリティを確保

取引所のセキュリティで最も問題になるのがウォレットのセキュリティです。まだまだ記憶に新しいコインチェックのXEM流出事件もウォレットのセキュリティを突かれたものでした。

Nauticusではウォレットに複数の暗号化レイヤーと備え、当然ながらコールドウォレットも用意します。コールドウォレットには利用者の資金の90-95%が保管されるため、最悪資金が流出した場合でも利用者の資産の大半が保護されます。

さらには、VoiceItの技術を利用し、指紋や顔、または声紋を使った生体認証、BitGoの技術を使ったマルチシグネチャ―を採用します。

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マイニングセンターを開設

Nauticusでは、利用者を対象にしたマイニングセンターを開設します。

このマイニングセンターは再生エネルギーで維持され、Nauticus利用者に高速で安価な取引を実現するために使われます。

マイニングによる収入は年間5900ドルを見込み、そこから得られた収益はビジネス展開のために再投資されます。

マイニングマシンにはBITMAIN社のAntmeler S9を採用し、専用チップ(ASIC)により最大効率でマイニングを行うことができます。

法人向けに決済手段を提供

Nauticusでは、Nauticus eCommerceプラットフォーム及び実店舗向けの決済ソリューションを用意します。

Nauticus eCommerceプラットフォームでは売り手の買い手のための市場へのアクセスをスムーズにし、広範囲の商品とサービスを提供し、すべての主要暗号通貨と法定通貨を決済に利用することができるようになります。売り手はNauticusの法人アカウントを持つ利用者であれば商品を無料で掲載できます。

実店舗向けの決済ソリューションでは、NFCやApplePayのような非接触ICを使った決済をすることができ、加盟店は好きな支払い通貨を使うことができます。また、即座に支払いを決済することができるため、資金繰りが厳しい店舗でも問題ありません。

いずれもブロックチェーン技術の恩恵により、従来だと10%近く取られていた手数料を0.1-3%まで安くすることができます。

優れたKYCの枠組みを利用

従来の取引所ではKYC(本人確認)のために、身分証のコピーを取引所に送付する必要がありました。日本の取引所では法律上ハガキの送付が必要になり、海外取引所でもパスポートのコピーが必要でした。

NauticusのKYCでは、複数のサーバに管理されたプライベートブロックチェーンを利用したKYCシステムを構築し、利用します。

個人情報を一度登録してしまうと、次回から個人情報の変更がない限りはKYCによる面倒な手間を省くことができます。

他のサービスのKYCを行う場合、サービス側からNauticusのKYCシステムに問い合わせがあります。問い合わせがあるとNauticusの利用者に通知が行き、そこで個人情報の提供を承認するか決めることができます。

利用者が承認する際は、指紋や顔、または声紋を使った生体認証で認証を行うため、第三者が不正に承認をすることを防ぐことができます。

ICOのための支援サービスを用意

Nauticusでは「ICO Gateway」と呼ばれるICOのための支援サービスを用意します。

新規にICOを行う為のリソース確保から技術情報の提供、財務や法的支援など、入り口から出口までをサポートします。

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取引所トークンのNauticus Coin

Nauticsでは、取引所トークンとしてNauticus Coin (シンボル:NTS)を使用します。Nauticus Coinの特徴は、以下の通りになります。

スペック

  • プラットフォーム:Ethereum (後にNEMまたはArdourベースのチェーンに移行)
  • トークン規格:ERC20 (同上)
  • トークン正式名称:Nauticus Coin
  • トークンシンボル:NTS
  • 総発行量:2,500,000,000 NTS

利用用途

  • Nauticusで利用するサービスの支払い手段になる。
  • Nauticus取引所のトレードペアで使用すると手数料割引が適用される。(最初の12ヶ月で50%の割引、以降の割引率は事後検討)

ロードマップ

Nauticusのロードマップは、取引所プロジェクトとしては長めの時間軸になっています。

  • 2018年8月:仮想通貨と法定通貨の取引所開始
  • 2019年:再生エネルギーを利用したマイニングセンターを開設
  • 2020年:eCommerceプラットフォームの提供
  • 2021年:店舗向け決済プラットサービスの提供
  • 2022年:KYCシステムの提供
  • 2023年:ICOゲートウェイの提供

時間軸が長ければ長いほど、プロジェクトが外的要因で左右するようになるため、ICO参加については慎重に行ってください。

ICOに参加するには

ICOに参加する場合は、Nauticusのページにアクセスし、「BUY NOW」のリンクから購入手続きを進めます。

2018年7月17日時点で、ICOはまもなく終了します。ICOに参加する場合はお急ぎください。

  • 売り出し期間:2018年3月18日-2018年7月18日
  • 売り出し数:2,000,000,000 NTS (総発行数 2,500,000,000 NTS のうち)
  • 支払い方法:仮想通貨 – BTC, ETH, BCH / カード – VISA, MASTER
  • 売り出しレート:1 NTS = 0.00001 BTC
  • ソフトキャップ:8,000,000 USD
  • ハードキャップ:88,000,000 USD
  • 売れ残りトークンの扱い:バーン

Nauticusに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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