2018年9月22日に行われた「Coban Rexx 誕生記念パーティ」のレポートをお伝えします。
Coban Rexx とは
Coban Rexxとは、2018年9月7月9時52分に国産仮想通貨のc0banからハードフォークして誕生しました。
純粋に送金に特化しているc0banと異なり、Coban Rexxではc0banで存在している課題を払しょくしていくのはもちろんのこと、スマートコントラクトやストレージ機能を搭載しDAppsフレンドリーな環境を提供していきます。
Coban Rexxがどのようなものかを理解するには、以下の公式ビデオをご覧ください。
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Coban Rexx 誕生記念パーティレポート
主催者挨拶
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パーティの冒頭はアンバサダーのHiroshi Okagawa氏が挨拶をしました。
挨拶は、Coban Rexxの名前の由来から始まりました。”Rexx”はレクサス、最先端、最高級であるということを説明し、Coban Rexxの技術力を是非見て欲しいと語りました。
それと同時にCoban Rexxがハードフォークした理由も語り、より分散化させ、スピードと技術力を確保し、世界展開するためであったとしています。
最後に「私たちはCoban Rexxを通して社会を良くしていきます。」と宣言し、挨拶が締めくくられました。
技術説明
技術説明の冒頭では、Coban Rexxの技術力がアピールされました。Coban Rexxでは、4か国のメンバーが僅か180日でパブリックブロックチェーンを作りました。
ここからは個別の技術についてご紹介します。
Coban Rexxのエコシステム
Coban Rexxでは、既存の主要ブロックチェーンと比べ、分散性と安全性、拡張性を高めたチェーンであるとしています。それらを追求したエコシステムが次の図になります。
Coban Rexxにはメインチェーンと再度チェーンが存在しています。
メインチェーンはCoin Rexxの管理機能を有するチェーンになり、エコシステムのトランザクションが記録されます。
一方でDAppsに対してはサイドチェーンが割り当てられます。サイドチェーンがあることで、DAppsの開発者はサーバーのようなものを用意する必要がなく、低コストで安全な運用を実現できます。
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コンセンサスアルゴリズム
続いて、コンセンサスアルゴリズムの説明です。
Coban Rexxでは、Proof-of-Work(PoW)、Proof-of-Stake(PoS)、Delegated Proof-of-Stake(DPoS)の3つが使わます。この3つが全部一度に使われるわけではなく、まずPoW+PoSの組み合わせを採用し、最終的にはPoW+DPoSに移行します。
複数のコンセンサスアルゴリズムが組み合わせになる背景ですが、開発の当初は、複数ある開発チームからそれぞれ異なるアルゴリズムの提案がありました。それらを検討してみたら、組み合わせることでより良いものを生み出せられるとの結論に至ったそうです。
このようなコンセンサスアルゴリズムを採用することにより、Coin Rexxでは取引処理の時間をできるだけ減らすことができ、将来的に取引手数料ゼロを実現します。取引処理時間については、まずは15秒で取引が承認されるようにし、来年に数秒で承認できるようにする予定です。
ウォレット
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Coban RexxのトークンCCHでは、Hello Pay Walletがサポートされます。
このウォレットは、コールドウォレットとマルチシグネチャに対応し、ユーザーの資産を安全に管理できるようにします。
ここまでだと、他のウォレットとの優位性がそれほどあるわけではありませんが、Hallo Pay Walletの面白いところはサーバを介さずにWebページを立ち上げられる点です。
ウォレットアプリ上で独自の.cchドメインを取得したWebページをユーザーが閲覧し、最後にアイコンをタップするとページの運営者がコインを貰えるようになります。
サイドチェーン
Coban Rexxの重要な要素の1つがサイドチェーンです。
DAppsを直接メインチェーン上で動かすと負荷が大きくなり、ユーザーの使い勝手が低下するため、それを回避する策としてCoban Rexxではサイドチェーンを導入します。
サイドチェーンはアプリケーションレベルのチェーンであり、このチェーンではDAppsの運用とトークン発行を担います。
Coban Rexxではサイドチェーンでトークンの発行をより簡単にできるようにするために、インターフェイスを視覚化するなどの仕組みを導入します。
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ファイルシステム
Cobann Rexxでは、DAppsのデータを格納するためのストレージのファイルシステムとしてIPFSを採用します。
IPFSはInter Planetary File Systemの略で、データを分散的に管理するファイルシステムです。安定性と安全性が高く、実績がある技術が使われています。さらにトレース性もあるため、データの保存手段として優れています。
Coban Rexxでは、IPFSを採用することによりデータの価値をユーザに返すようにします。
取引所
Coin RexxのコインCCHは、現在開発中のCCEXで取り扱いができるようになります。写真だと見づらいですが、CCEXにはCoin Rexx(CCH)建ての取引もできるようになります。
CCEXはこれからアルファ版リリースになり、最終的にはスマートフォン用のアプリもリリースされます。
ちなみに、この説明に登場しているCCEXは、悪名高いC-CEXという取引所とは全くの別物になります。
actcoinのプレゼンテーション
最後に、Masayuki Uesugi氏によるactcoinのプロジェクトが紹介されました。
actcoinは見えない社会貢献を評価する仕組みを作ることを目指します。見えない社会貢献とは、ボランティアのような活動を指します。
actcoinで寄付することにより、NPOや非営利団体と繋がることができ、寄付が社会貢献として定量化することができるようになります。
Uesugi氏は力強く、会場の聴衆に対してお力を貸してくださいと語りました。
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その他会場の様子
Coban Rexx 誕生記念パーティは、新宿にあるホテル「ハイアットリージェンシー東京」で行われました。
第1部の会場に用意されたのは400名分の席です。写真だとガラガラですが、これは筆者の到着が早めだっただけで、最終的には立ち見する人がいるくらいに席が埋まりました。
続いて、第2部の交流会です。
グローバル色が強いブロックチェーンイベントでは見られない、日本らしいイベントとして日本酒の樽割りが行われました。
会場では樽酒が振舞われました。樽の木の良い香りがしてきて、振舞われた日本酒はかなり美味しかったです。
そしてこの手の交流会ではお決まりのプレゼント抽選です。
最初はディズニーリゾートのペアチケットで始まり、iPhone X、iPad Air、セグウェイと豪華さがどんどんエスカレートしてきました。
そしてもちろん、Coban Rexxのコインのプレゼントも行われました。”未来の1000万円”と称する1,000両が何名かにプレゼントされ、最後はじゃんけん大会で”未来の1億円”と称する10,000両がプレゼントされました。
筆者が色々なブロックチェーンイベントに参加した経験では、モノのプレゼントは今回が最も豪華でした。
Coban Rexxに関する情報
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