プロジェクト解説

【ICO】IONIA:世界初の取引マイニングができる分散型取引所

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取引所が持っている悩みの1つが流動性です。その流動性の解決策として、最近注目されるようになったのがFcoinが始めた取引マイニングという仕組みです。

この仕組みを導入したおそらく世界初の分散型取引所IONIAがICOを行います。

IONIA概要

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IONIAはEOSベースの分散型取引所です。

分散型取引所の一番の特長は、利用者のウォレットを取引所が集中管理しないことによる高いセキュリティです。そのため、分散型取引所ではコインチェックやZaifに見られるような顧客の資産流出というのが極めて起こりにくい構造になっています。

しかし、分散型取引所の一番の欠点は、流動性が極めて乏しいことです。

流動性が乏しいということは、すぐに売買することが難しく、希望価格で売買することも難しいということです。その結果、利用者がどんどん離れてしまう悪循環に陥ります。

実際に、2018年9月21日時点で世界で一番売買高が大きいEthfinex(Bitfinexが運営)でもbitFlyerの約8分の1程度と、全世界に開かれている取引所ですらこの程度のレベルなのです。

仕組みこそ画期的なものの、流動性が乏しいために利用者が増えないのが分散型取引所の現状です。

IONIAでは、分散型取引所としては世界で初めて取引マイニングを行い、分散型取引所で流動性が乏しい問題の克服を目指します。

IONIAの特長

EOSベースで快適

IONIAはEOSベースの分散型取引所です。

EOSはEthereumのようなパブリックブロックチェーンで、秒間100万トランザクションを承認できます。Ethereumの秒間15トランザクションと比べると、EOSには圧倒的な速度の優位性があります。

分散型取引所では、取引情報をブロックチェーンに記録するため、取引を記録するブロックチェーンの性能が取引の快適さに直結します。

EOSを採用することにより、IONIAでは従来からの主流のEthereumベースの取引所と比べて高い快適性を手に入れることができます。

複数のブロックチェーンのトークンを扱うことができる

IONIAは、クロスチェーンに対応した分散型取引所です。

通常の分散型取引所では、例えばEthereumベースの分散型取引所だとEthereumプラットフォームのトークンしか扱うことができませんでした。

クロスチェーンとは、異なるチェーンを跨いだという意味になります。つまり、IONIAではETHやEOS、BTC、BCHなど、異なるブロックチェーンのトークンを取引することができます。

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取引マイニングができる

取引マイニングとは、Fcoinという取引所で初めて導入された仕組みになります。

取引所で大切なのが流動性になりますが、流動性が大きくなるためには、取引所における取引が多くなるしかありません。そのため、たくさん取引した人(=流動性を供給してくれた人)に対し、トークンで報酬を貰える仕組みができ上がりました。この仕組みは、取引すればするほど、マイニングのようにトークンが増えていくので取引マイニングと呼ばれています。

取引マイニングは、今では中国資本の中央集権型取引所を中心に導入されており、分散型取引所でこの仕組みを取り入れているところはありませんでした。

IONIAでは、Makerに手数料から支払われる配当の60%、Takerに30%が割り当てられます。そして、残りの10%はIONIAのウォレットを使っている資産保有者に保有額に応じて割り当てられます。つまり、IONIAではウォレットに資産さえ入れていれば、勝手に配当が入ってくるのです。

いずれの配当もIONIAの取引所トークンであるNIAで支払われます。

誰でもボット取引ができる

INONIAでは、Trading Bot Builderを用意して、誰でもボット取引ができる環境を提供します。

IONIAの取引所トークンNIA

IONIAでは、取引所トークンNIAを使用します。NIAの用途は以下の通りになります。

  • 支払う:取引所の手数料
  • 支払う:HOST権限を得るための料金
  • 受取る:プラットフォームにおける役割に応じた報酬 (Taker, Maker)
  • 受取る:IONIAのウォレットの保有資産額に応じた報酬

トークンスペック

  • トークン正式名称:NIA Token
  • トークンシンボル:NIA
  • プラットフォーム:EOS
  • 総発行数:800,000,000 NIA

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ロードマップ

  • 2017年08月:コンセプト策定
  • 2017年12月:バージョン0.1の取引プラットフォームをリリース
  • 2018年01月:初期チーム編成
  • 2018年02月:チーム編成
  • 2018年03月:ライトペーパー0.1をリリース、コンセプトと研究
  • 2018年04月:Androidマルチウォレットの最小プロダクトをリリース、コンセプトと研究
  • 2018年07月:ホワイトペーパー0.1をリリース、Webサイトのリニューアル
  • 2018年08月:テクニカルペーパー0.1をリリース、IONIAプラットフォームの開発開始、プライベートセール開始、iOSマルチウォレットリリース、仮想通貨の追加対応
  • 2018年10月:クラウドセール開始、エアドロップ開始、P2P取引所0.1リリース、IONIAプラットフォーム0.1リリース、UI/UX改善
  • 2019年01月:IONIAプラットフォームの機能拡張、上位20位の仮想通貨への対応
  • 2019年04月:マーケティング拡大、クアラルンプールの拡大、IONIAプラットフォームの機能拡張、リスク管理のためのスマートアルゴリズム
  • 2019年07月:マーケティング拡大、クアラルンプールの拡大、IONIAプラットフォームの機能拡張、暗号資産を拡大するためのスマートアルゴリズム
  • 2019年10月:マーケティング拡大、クアラルンプールの拡大、IONIAプラットフォームの機能拡張

ICOに参加するには

2018年9月21日時点、クラウドセールは10月を予定しており、まだ詳しい参加方法は告知されていません。

現状公表されている範囲の情報をお伝えします。

プレICO

  • 購入レート:
    • 最初の1000ETHまでの投資家:1 ETH = 9,600 NIA
    • 1000-1500ETHの投資家:1 ETH = 8,320 NIA
  • 最小購入額:1 ETH
  • ハードキャップ:1,500 ETH

ICO

  • 購入レート:1 ETH = 6,400 NIA
  • 最小購入額:1 ETH
  • ハードキャップ:1,715 ETH

IONIAに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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