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Fractal:FCoinが提供するパブリックブロックチェーン

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FCoinJPで最近話題のFCoinですが、FCoinはコミュニティと共同でFractalというブロックチェーンを開発しています。

意外と良さげな内容だったので、Fractalがどのようなブロックチェーンになるのかご紹介します。

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Fractalとは

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Fractalとは、取引所のFCoinが中心となり、FCoinのコミュニティと共同で開発しているパブリックブロックチェーンです。

FCoinはコミュニティをベースに運営を行っており、FTトークンを用いた投票によりコミュニティでやることを決めています。

しかし、これだけだとコミュニティの需要を満足に満たすことができないため、独自ブロックチェーンのFractalを作り、コミュニティのガバナンス機能を効率的かつ効果的に運用できることを目指します。

Fractalには、スマートコントラクトが実装され、トークンの発行から流通、配当や投票を中心としたコミュニティガバナンス機能が実装されます。

Fractalの特徴

3つのプロダクトで構成

Fractalは「Fractral Core」「Fractal Mix」「Fractal Evolution」3つのプロダクトで構成されます。

Fractal Core

Fractal Coreは、効率的なコンセンサスメカニズムやスマートコントラクトを含む高性能なパブリックチェーンに必要な基本機能を実装し、トークンの発行、流通、配当、及び投票を核心としたコミュニティガバナンス機能をサポートします。

FTはFractal Coreに基づきメインネットへ切換える予定です。

Fractral Core

Fractal Mix

Fractal Mixは、FractalのパブリックチェーンエコシステムとFOneトレーディングエコシステムを融合したデジタルアセット業界向けプラットフォームレベルのアプリケーションであり、FCoinがブロックチェーンを進化させる鍵です。

Fractal Evolution

Fractal Evolutionは、トークンエコノミー向けのプラットフォームレベルのアプリケーションであり、Fractal系列製品の集大成であり、将来的にFractalエコシステムを運営するためのコアプラットフォームです。

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基軸トークンとしてFTを使用

Fractalブロックチェーンで使われるトークンはFTになります。

FTはもともとFCoin取引所における取引マイニングで供給が増えていく配当型の取引所トークンでした。FTの取引マイニングは一時期大きな流行となり、コミュニティへ配布する予定だった約50億FTの発行が約2か月で完了しました。

Fractalでは、このFTを自身のブロックチェーンの基軸トークンとして使用します。そのため、FTがこれからも新しく発行されることはありません。

コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用

Fractalでは、コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用します。

DPoSはDelegated Proof of Stakeの略で、間接民主制のようなコンセンサスアルゴリズムです。ブロックチェーンに参加しているすべてのノードが、ブロック生成の承認ノードを決めることができます。

それにより、決済速度が高速であるものの、承認者が特徴のグループに集中して分散性が犠牲になっているという意見もあります。これはだいぶ前に、Twitterで取られた「DPoSは中集権的であるか?」のアンケート調査ですが、880件もある回答がきれいに半々に割れてしまいました。

Fractalでは、初期段階の承認ノードを101以下にし、システムのユーザーの追加に伴って承認ノードを増やすことを計画しています。

スマートコントラクトを搭載

Fractalではスマートコントラクトを搭載しています。スマートコントラクトがあることで、Fractal上で分散型アプリケーション(DApps)を動かすことができます。

Fractalのスマートコントラクトでは、Fractalスマートコントラクト仮想マシン(FVM)をサポートし、WebAssembly、C/C++、Go、Rust、Java、JavaScriptなどの様々なプログラミング言語を使うことができます。これにより、様々な言語を扱う開発者のアイデアをプラットフォーム上に取り込むことができるようになります。

また、イーサリアム仮想マシン(EVM)も簡単にFractalからアクセスできるようにします。

Map-Sidechainメカニズムを搭載

Fractalでは、マッピングとサイドチェーンの技術を搭載したMap-Sidechain メカニズムを搭載します。

マッピングでは、Fractal Coreメインネットに声明となる特別なスマートコントラクトを作り、その声明内容に基づいて新たなトークンを発行することができます。

また、マッピングにおいては、特定の資産とマッピングすることができます。

サイドチェーンでは、マッピングの宣言を元にサイドチェーンを作り、運用することができるようになります。

サイドチェーンにより、メインチェーンの影響を受けずに大規模な並行処理能力を手に入れることができる他、ユーザーの取引時の負担を大幅に軽減することができるようになります。

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Fractalにおけるインセンティブ

Fractalにおいても、もちろんインセンティブが存在しています。インセンティブは、以下の内訳で配布されるようになります。

  • 承認ノード:取引手数料の20%
  • FTトークン保有者:取引手数料の80%

ここのポイントは、FTトークン保有者はFractalにおける取引手数料の80%を得られるだけでなく、FCoin取引所の手数料の配当を受け取ることができます。

そしてさらに、FT保有者はFCoinJP取引所の手数料の配当も受け取ることができるようになっているため、FTを保有しているだけで3つの配当を受け取ることができるという、大盤ぶるまいな仕様になるのです。

ロードマップ

  • 2018年Q3:プロジェクト立ち上げ
  • 2018年Q4:内部向けテストバージョンリリース
  • 2019年Q1:パブリックベータバージョンリリース
  • 2019年Q1:Fractal Coreリリース
  • 2019年Q3:Fractal Mixリリース
  • 2020年Q1:Fractal Evolutionリリース

Fractalに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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