相場展望

2019年5月19日 ビットコイン価格の堅調な回復とマイナス金利への転換

相場展望
Pexels / Pixabay
スポンサーリンク

ビットコイン価格の堅調な回復

12時間足のチャートを見てみると中期的には上昇相場といえるが、7,813ドル付近から大きなショートの仕掛けが入った。

筆者は、1)急激に上がりすぎだという点と、2)変化の速い乱高下、3)売り仕掛けの噂があったことから、新規でポジションを取らなかった。

今回の仕掛けはBitstampなどと言われているが、筆者としても今回の下げの仕掛けについては研究材料としている。今回のような大きな下落相場を引き起こすのに必要な資金はどれくらいかと想像をめぐらしているが、仮に仕手グループの仕掛けとすれば、今回の下落を招くのに必要な資金は必要経費として割り切り、仮に1億円を経費として計上し、レバレッジを最大100倍にすれば、アカウントを分けて売りの仕掛けをすると、1億円の経費で100億円分の売りの仕掛けをすることも可能だ。

なぜ経費としたかといえば、100億円の売りは相場で吸収できず、自爆する恐れもあるからだ。あくまでも経費としてみなした上でそれ以上の利益をロングポジションで獲得して、経費を上回れば仕掛け側としては成功を収めたといえる。

ただし、山高ければ谷深しという言葉があるように急激な上昇の後には、急激な下落の可能性は高い。筆者も何度も釣られて買ってしまい損を出したこともあるが、今回はうまく我慢できたといえる。ショートに乗ずることができなかったのが残念だが、こういうチャンスに乗れるよう日々のウォッチと準備が必要でもある。

そして、今回の相場も、といえるが、5,600ドルに到達した時の下落、7,600ドルに到達した時の下落、今回の8,400ドルに到達した時の下落、それぞれの局面で大きな下落を経験している。

それぞれの局面で言えることは、下落後レンジ相場を繰り返し、再度上昇局面に向かってきた。今回も大きな下落後7,400ドル付近にまで回復した後、6,800ドル、6,900ドル、7,000ドルと少しずつ下値を上げていき、上昇局面に向かった。下の図は5分チャートだが、7,200ドルを超えたあたりから、下値で買いたくても買いにくい状況が続いている。

今後だが、取引所での新規アカウント開設が増えてきており、新規参入者が価格を下支えしていく可能性も強く、今後堅調に価格推移していくと思われる。

筆者としてはブロックチェーンの可能性を感じており、トークンエコノミストでもたくさんのプロジェクトが取り上げられているが、今回の局面で現状4000万人といわれる仮想通貨投資人口がさらに増えていけば、長期的には更なる成長が見込まれる。そのような視点と日々のマーケットに対する冷静な判断を併せ持って自らの判断を決めていきたいものだ。


BitMEXでのファンディングレートがマイナス金利へと転換

現在、筆者は上記のポジションを引き続き持っており、マイナス金利になると8時間ごとに金利がもらえる仕組みだ。

今回の下落で多くのロングポジションがロスカットされ需給バランスが崩れたからだと思われるが、上の図では、1,600,000ドルのポジションに対して、0.018%の金利が入り、0.0253ビットが次のタイミングで入金されるが、多い日では1日1,600,000ドルのポジションで0.7BTC近くの金利が入ってきたので非常に面白い。現状、プラス金利になった場合とマイナス金利になった場合の損益を計算すると、マイナス金利での収入がプラス金利での支払いを大きく上回っており、収支では大きなプラスとなっている。

BitMEXはこちらからアカウント登録をすると手数料が10%節約できます。

BitMEXアカウント作成はこちら

 

スポンサーリンク
この記事を書いた人

謎のトレーダーK。BitMEXをメインに仮想通貨トレード。4BTCから3週間で160BTCに増やす。リスク取ることが好き。1万円チャレンジで100倍レバレッジを試しながらトレード技術を向上中。

Antifragileをフォローする
TOKEN ECONOMIST(トークンエコノミスト)
タイトルとURLをコピーしました