Bitcoin Cashが4月8日、Bitcoin SVが4月10日に半減期を迎えました。
半減期は価格が上がると言われているものの、実際にどのような傾向だったかを見ていき、そこからBitcoinの半減期がどうなるのかを推測していきます。
BCH/BSV ハッシュレートの推移
ハッシュレートは、PoWを使用しているブロックチェーンにとっては、マイナーがそのブロックチェーンにいかにコミットしているかの指標になります。
半減期前後のハッシュレートを観測することにより、マイナーがどれだけ撤退したかを確認することができます。
以下は、半減期前後のハッシュレートの値をとったものです(単位は hash/s)。
Bitcoin Cash (BCH):
- 1日前 3.5804 E
- 当日 1.8522 E
- 1日後 1.4339 E(1日前比 40%)
Bitcoin SV (BSV):
- 1日前 3.0107 E
- 当日 0.9230 E
- 1日後 1.4379 E(1日前比 48%)
データでは4-5割のマイナーが半減期後に撤退したことを意味します。
データ取得期間がどうしても短くなりがちですが、4月20日時点でハッシュレートはリバウンドすることなく横ばいで推移しています。
BCH/BSV 価格の推移
当メディアの半減期前後の仮想通貨価格の検証記事では、半減期の約40-50日前に価格のピークを付け、半減期後の約40-60日の横ばいを経て価格が上がっていくことがわかりました。
上記を踏まえて上で、Bitcoin CashとBitcoin SVの価格推移を見ていきます。
ご覧のように、それぞれ半減期の54日前、58日前に価格のピークをつけ、いずれも過去の経験則に近い形となりました。
Bitcoin の半減期推測
Bitcoin (BTC)の半減期は、4月20日時点において2020年5月12日 18時6分37秒に予定されています。4月20日は、半減期22日前になります。これを、直近のBitcoin CashやBitcoin SVの価格推移、過去の経験則と照らし合わせると、既に価格はピークアウトしている可能性があります。
ハッシュレートの推移は、価格とある程度関連性があると言われているため、Bitcoinでも同様の動きをした場合、半減期後の価格はしばらく上がらずある程度横ばいになる可能性があると思われます。
これからBitcoinへの投資を考えている方は、焦らずに様子見してみるのは悪い選択肢ではないかもしれません。
将来的なBitcoinへの価格推移については、別記事にて有名なモデルを紹介しております。参考までにご覧ください。
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