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デリバティブ取引所 Bitget の特徴と登録方法

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暗号資産取引所における取引は、主に現物取引とデリバティブ取引に分かれ、最近の取引所各社はデリバティブ分野に力を入れる傾向があります。今回は、グローバルの取引高規模で上位に位置するデリバティブ取引所、Bitgetの特徴について紹介します。

Bitget の概要

Bitgetのトップ画面

Bitgetは、シンガポールに拠点を置くSINGAPORE BITGET PTE. LTD.社によって展開されるデリバティブ取引所です。既に、100万人以上のユーザーを有しており、24時間の取引高量は56億ドルにのぼります。

CoinMarketCap デリバティブ取引所ランキング(2021年4月14日時点)

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画面が複雑になりがちで、初心者が混乱しやすいレバレッジ取引において、Bitgetはできるだけ簡素でわかりやすい画面を提供をする方針をとっています。また、レバレッジ取引が可能な取扱銘柄において、現物からの証拠金補填をスムーズにできるようにするために現物取引も提供されています。

Bitgetでは、差別化が難しいデリバティブ取引所において、サービス面でコピートレード機能を用意しています。さらに、証拠金の運用を効率化するために、他社にない仕組みを設けています。また、体制面では、ユーザーの信頼性を獲得するため、米国、オーストラリア、カナダのライセンスを取得しています。

さらに、Bitgetは経営・システム共に安定しています。経営面では、2020年7月に韓国ゲーム会社SNKとAnlan CapitalによりシリーズBで1000万ドルの資金調達が行わました。システム面では、これまでに幾度も遭遇した相場の急変において、一度もサービスダウンすることなく今日に至ります。

Bitget の特徴

※Bitgetの画面では、先物取引のことを契約(Contract)と表現しています。本記事では、日本では馴染みのある先物という表現を使って説明します。契約=先物。

先物取引とは、将来に現物を引き渡す価格をあらかじめ決める取引のことを指します。売り手と買い手で契約が生じる取引であることから、契約取引とも呼ばれます。

例えば、パンメーカーが麦を100ドルで欲しいと思いつつも、麦の値上がりを懸念しているとします。そこで、パンメーカーは生産者と将来麦を100ドルで引き渡してもらうための取引を行います。これで、将来麦が値上がりしたとしても、パンメーカーは100ドルで麦を手に入れることができます。もし、麦が100ドル以上になってしまったら、生産者は100ドルより値上がりした差額分の損をすることになります。本当であればもっと高く売ることができたからです。

上記は商品先物の例ですが、暗号資産の先物でもまったく同じ考え方で先物取引をすることができます。暗号資産の先物では、引き渡し期限が定められていない取引が一般的になっています。

複数の暗号資産先物に対応

Bitgetでは、2021年4月14日現在、日本でも保有者の多いADAや、最近注目度の高いFILなど、全部で22種類の暗号資産の先物に対応しています。

これにより、現物価格の上昇が見込まれる場合は、ロング(買い)から入ることにより利益をあげることができます。同様に、現物価格の下落が見込まれる場合は、ショート(売り)から入ることで利益をあげることができます。現時点は、上昇相場ですが、いずれ横ばいや下落相場が必ず到来します。そのような相場でも安定して利益を出すためには、ショートを使った取引が必要不可欠になります。

Bitgetの先物取引は、USDT契約とインバース契約があります。USDT契約はUSDTを証拠金として取引を行うことができます。一方で、インバース契約はBTCなどの暗号資産を証拠金として使用することができます。これには、証拠金の価格変動リスクがある一方、持っている暗号資産をわざわざUSDTに換金しなくて良いメリットがあります。

Bitgetの取引画面

他社より証拠金の効率的な利用が可能

他の取引所にない点として、Bitgetでは「クアントスワップ契約」と呼ばれる先物取引ができる機能を提供しています。通常、USDT契約をする場合は証拠金としてUSDTが必要になり、インバース契約をする場合はペアの主軸通貨(BTC/USDペアの場合はBTC)が必要になります。BTCしか持っていない状態で、ETH/USDのペアで取引をしたい場合は、BTCを変換してETHを確保する必要があります。これには、手間がかかり手数料やスプレッド分を損をする上に、税務上は利確扱いとなり税金計算が複雑になるデメリットがあります。

クアントストップ契約では、証拠金の扱いがより柔軟になります。例えば、BTCしか持っていなくても、ETHの証拠金が必要なペアで取引できるようになります。これにより、証拠金の取り扱いの煩雑さから解放され、効率的な資金運用が可能になります。

クアントストップ契約は、4月14日時点でデモ取引のみが対応しており、本サービスは5月初旬から提供予定になっています。

優秀なトレーダーを選んでコピートレードができる

トレードにおいて、安定した収益を上げることを継続するのは、人々が思っているよりも難しいものです。特に、初心者のトレーダーが損切りができず、早期に利益確定をしてしまうため、利益が積み上がらずに最終的に退場してしまうことがしばしば起こります。そこで、Bitgetではトレードが苦手な人に向けてコピートレード機能を用意しています。

優秀なトレーダーをフォローしたい人は、トレーダーのリストから誰をフォローするか選択することができます。また、フォロワーの人数が多すぎると、トレーダーのトレードルールがワークしにくくなるため、フォローには人数制限が設けられます。

また、トレーダー側は、自分のトレードをフォロワーに公開することにより、フォロワーの利益の10%を獲得することができます。

コピートレードのトレーダーリスト

しかし、自分とトレーダーが許容できる損失は、必ずしも一致しているとは限りません。そこで、コピー取引では、証拠金に対して許容できる損失の割合を「損切り割合」として設定することができます。特に初心者は、自分の資産を守ることができる設定必須の命綱になり得ます。また、損切り割合を小さくしすぎるとノイズにやられて過剰に損切りが発生するため、実際はトレーダーのトレード履歴を参考にしながら、自分が許容できる範囲で損切り割合を柔軟に設定することになります。

コピートレード設定

初心者向けの動画ガイドが充実している

Bitgetではサービスの解説動画を網羅的に公開しています。内容は、入出金から実際の取引まで一通りの解説が揃っています。そのため、操作方法を初心者でも簡単に習得することができます。

Bitgetの動画ガイド

複数のライセンス取得している

Bitgetでは、複数国のライセンスを取得しています。米国及びカナダではMSB(Money Services Business)を、オーストラリアではDCE(Digital Currency Exchange)を取得しています。また、シンガポールではMAS金融局の営業免除権を取得しています。

Bitgetのライセンス

Bitget の登録方法

※例はモバイルのものです。

Bitgetにアクセスし、メールアドレスを入力して「次のステップ」をクリックします。その後、bot登録でないことを確認するため、パズルのピースをはめ込む操作が入ります。

最後に、メール認証コードとパスワードの入力を行います。パスワードは最大32文字で、2つ以上の英数字と記号の組み合わせで構成する必要があります。

Bitgetの登録手順

登録はこれだけです。後は、セキュリティを上げるための認証設定や、ファンドパスワードなど、セキュリティ上必要なものを設定します。

Bitget について

この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTオーナー。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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TOKEN ECONOMIST(トークンエコノミスト)
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