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”見て儲かる”を加速させるノンファンジブル広告プラットフォーム「AdLink」

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暗号資産の登場により、新たにできるようになったものの一つにマイクロペイメントがあります。マイクロペイメントでは、手数料がゼロに近いため、都度払いやタスクをこなすと暗号資産を貰うことができるといった新しい報酬形態が登場しました。

この手の新しいユースケースとしてBraveブラウザは、広告を見るとBATトークンが貰える仕組みを作りましたが、実際のところユーザーインセンティブが大きくないのが現状です。今回紹介するAdLinkは、より多くのユーザーインセンティブが望める広告サービスを目指しています。

AdLinkの概要

AdLinkのイメージ

AdLink(アドリンク)は、The Million Dollar Homepage や EOS Pixel Masterにインスパイアされた、ノンファンジブル広告プラットフォームです。AdLinkでは、これを略して NF-Ad(エヌエフ・アド)と呼んでいます。

Adlinkプラットフォームはピクセルで埋め尽くされており、ユーザーは複数ピクセルの区画を購入することにより、そこに画像を貼り、宣伝文句を入れたり、商品やサービスへのリンクを張ることができます。購入した区画は、IOSTブロックチェーン上に所有権が記録され、それを売りに出すことで、値上がり差益を狙うこともできるようになっています。

AdLinkの広告例

AdLinkに訪れて広告を見たユーザーは、無料くじの抽選対象になります。くじでは、AdLinkにデポジットされた分のIOSTが払い出しされます。そのため、確率が100%ではないものの、ユーザーにはまとまったIOSTが手に入るチャンスがあります。また、AdLinkにはアフィリエイト機能が付いており、自分のリンクを経由して区画が売買されると、紹介報酬が入ってくるようになっています。

AdLinkの特徴

頻繁にIOSTを得られるチャンスがある

AdLinkでは、広告を見るだけでくじ引きに参加し、当選するとIOSTをもらうことができます。

くじ引きには、ADくじとPXくじの2種類があります。ADくじは、単に広告を閲覧するだけで良い、最も簡単に参加することができる方法です。ADくじでは、広告を見ると参加権を得ることができ、その後AdLink全体で誰かが区画を購入したタイミングで抽選が行われます。

ADくじの例

PXくじは、PXポイントと呼ばれるポイントを貯めている人向けのくじ引きです。ポイントが貯まるほど当選しやすくなっており、より多くを貯めるにはAdLinkで区画を購入する必要があります。また、ADくじにはじめて応募した人はPXポイントを得ることができるため、無料でPXくじに参加することができます。

いずれのくじも、抽選で払い出されるIOSTは、区画の売買で発生した利益の一部が割り当てられます。AdLinkでは、区画が売買されるたびに単価が上がっていくため、プラットフォームが活性化すればするほど、くじ引きの当選額が大きくなっていきます。

広告区画を売買できる

AdLinkでは、自分が区画を購入してそれを売りに出すことができます。購入には、IOSTおよびJPYAやUSDAを利用することができます。JPYAUSDAは、IOST上で発行される日本円と米ドルのステーブルコインです。区画は、購入価格の135%で売りに出すことができ、売買が成立すると110%が販売者に引き渡され、残りの25%はくじ引きと運営側に割り当てられます。

広告エンゲージメントの高さが見込まれる

AdLinkは、従来と異なる広告の形態である故に、広告エンゲージメントが高くなることが見込まれています。AdLinkは従来の広告と異なり、ユーザーが能動的に広告を見に行くためです。

AdLinkの大きな特徴が、広告の集合体であるという点です。そのため、単体だと広告閲覧数が少ない広告でも、集合することにより結果的に自分たちの広告が見られるという効果を望むことができます。また、区画を購入する人が区画の値段を確認するために、ピクセル(区画の最小単位)をチェックするため、結果的に自分たちの広告が見られやすくなると予測されます。

AdLinkの使い方

AdLinkはIOSTブロックチェーン上で動作するため、ブラウザ拡張機能型のIOST対応ウォレットが必要になります。例では「iWallet」の使い方をご紹介します。

初期設定

この章は、IOSTチェーンのDAppsやサービスをまったく使ったことがない方向けです。既にiWalletの設定が済んでいる場合は、読み飛ばしても構いません。

IOSTアカウントを作成する

IOSTブロックチェーンでは、初回にブロックチェーン上に自分のアカウントを作成する必要があります。アカウントを作成後、iWalletを利用するために、アカウントに紐付けられた秘密鍵を取得します。

正規のアカウント作成手順では、IOSTアカウントを作成するために、数百円程度のIOSTトークンが必要になります。しかし、AdLink開発会社のサービスを利用することにより、無料でIOSTアカウントを作成し、秘密鍵を取得することができます。

無料IOSTアカウントの作成は、以下の3パターンがあります:

1.ゲーム「クロスリンク」を利用する

プレイ画面右上の「・・・」ボタンをタップ後、「トークンメニュー」→「アカウント登録」→「IOSTアカウントを作成する」→「アカウント作成」より、「IOSTアカウントの秘密鍵」をタップ

2.「クロスリンク」のゲーム内土地売買サイトを利用する

LAND SALEページでユーザー登録し、プロフィールのページの「IOSTアカウント」の「暗号鍵を表示」より、「暗号鍵を表示する」をクリック

3. ステーブルコインJPYAを1,000円分以上購入する

JPYA販売サイトより、1,000 JPYA以上を購入した方を対象にIOSTアカウント作成が行われます。JPYAは、日本円のほか、BTCやETHから購入することができます。

 

上記で取得した秘密鍵は、後続の「IOSTアカウントをiWalletに設定する」を実施した後は、決して第三者が閲覧できる場所に保管しないでください。最悪の場合、ウォレット内の資産が第三者に不正送金されます。

iWalletにIOSTアカウントを設定する

iWalletをブラウザにインストールし、「Set Password」「Repeat Password」に支払いパスワードを入力した後、次の画面でIOSTアカウント作成時に取得した秘密鍵を「Fill in account private key」に入力します。

iWalletの初期設定

IOSTを入金する

入金がまだの場合、iWalletのアドレスに入金します。iWalletの残高一覧画面より「Deposit」をクリックし、その後表示されるアドレスに対して送金します。IOSTの場合、アドレスもしくは、アカウント名に対して送金を行うことができます。

AdLink IOSTの入金

AdLinkで区画を手に入れて公開する

iWalletのロックを解除し、AdLinkにアクセスします。

区画を手に入れる

画面のメニューより「Buy」をクリックし、購入モードに切り替えます。手に入れたい区画を選択し、画面下の「Buy」ボタンをクリックします。

AdLink 区画の購入1

支払いに使用する暗号資産を選択し、規約に同意して「BUY」をクリックします。

AdLink 区画の購入2

その後、iWallet側で決済の承認が求められるので「Confirm」をクリックします。区画の広さにより、何回か承認画面が表示される場合があります。成功すると「処理が正常に終了しました」と表示されます。

区画に画像をアップロードする

画面のメニューより「Upload」をクリックし、アップロードモードに切り替えます。

自分が所有している区画が緑に表示されます。画像をアップロードするエリアを選択し、画面下の「SELECT IMAGE」をクリックして画像を選択します。

AdLink 画像のアップロード1

プレビューが表示されます。問題なければ、画面下の「UPLOAD」ボタンをクリックします。

AdLink 画像のアップロード2

その後、iWallet側で決済の承認が求められるので「Confirm」をクリックします。区画の広さにより、何回か承認画面が表示される場合があります。成功すると「処理が正常に終了しました」と表示されます。

区画にメッセージやリンクを挿入する

画面のメニューより「Edit」をクリックし、編集モードに切り替えます。リンクとテキストを挿入するエリアを選択し、画面下の「EDIT MESSAGE & URL」をクリックして画像を選択します。

AdLink 画像やリンクの挿入1

メッセージとリンクを入力後「OK」をクリックし、内容に問題なければ画面下の「UPDATE」ボタンをクリックします。

AdLink 画像やリンクの挿入2

その後、iWallet側で決済の承認が求められるので「Confirm」をクリックします。区画の広さにより、何回か承認画面が表示される場合があります。成功すると「処理が正常に終了しました」と表示されます。

AdLinkに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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