相場展望

仮想通貨の相場がいったんピークの時に出る社会現象

2017年1月16日に仮想通貨の相場が急落して全面安となりました。チャートを見るかぎり、短期的にはいったん相場がピークを付けたと言っても良いでしょう。

筆者は相場がピークの時、たぶんこれはいったんピークになるのではないかと思われる社会現象が多く起きていたなと感じていました。というのも、筆者はかつて株のトレードを勉強していた際に、相場の転換の兆候を社会現象から知るということを学んでいたからです。

今回は仮想通貨ですが、社会現象は株の時と大変似ていました。株の時と似ていた社会現象、そして仮想通貨独自のテーマで感じた社会現象をご紹介します。

仮想通貨の相場がいったんピークの時に出る社会現象

仮想通貨の利益を確定するためには最終的に日本円に替える必要があります。日本円に替えるということは、誰かに仮想通貨を買い取ってもらうということになります。マーケットメイク方式の場合は取引所を通じて、第三者に再販する形で買い取られます。オークション方式では直接第三者に買い取られます。

ある程度価格が上がり、買い取る人がいなくなるとあとは価格が下がるしかなくなってしまいます。そのような時、これから紹介する社会現象をどこかで見ることができます。

今まで仮想通貨と無縁そうな人が仮想通貨の話題を切り出してくる

仮想通貨の場合は歴史が短いので、筆者もそこまで先発組というわけではありませんが、まだビットコインが20万円程度の時に仮想通貨を始めました。

仮想通貨のブームは加速度的で、私が当時よく見ていたIT系まとめサイトにも仮想通貨のまとめが多く登場するなど、コンテンツの変化を目にするようになりました。

仮想通貨の本が、本屋の目立つ位置に平積みされるようになる

これは本屋に通っている方は一番良く感じている社会現象ではないでしょうか。仮想通貨の入門本がたくさん棚に並んでいるのにお気づきになると思います。

また相場が過熱してくると、「資産億を目指せ」といった旨のセンセーショナルなタイトルの雑誌が出てくるようになります。例えば以下のような感じのものです。

仮想通貨のブログが増える

仮想通貨で儲けた人たちが先生になったがごとく、情報発信するブログが増えます。

大変皮肉なことに、当サイトもこの一端かなと思わずにはいられません。

仮想通貨セミナーが増える

仮想通貨セミナーがやたらと増えます。仮想通貨の場合は、株式と異なり無料セミナーというのは比較的ないように見受けられます。

筆者も仮想通貨セミナーに参加したことがありますが、この程度の内容でお金をとるのかというセミナーに当たったことがあります。それくらい色々な方がやっているという裏返しでもあります。

メディアで"億り人"になった人が取り上げられるようになる

億り人とは、株やFX、仮想通貨などの取引を通じて資産が億になった人のことを指します。

特に、億を稼ぐほどのマネーリテラシーがない人が取り上げられてくると、一端は相場が天井とされています。

ハードウェアウォレットが品切れ気味になり高騰する

筆者はLedger Nano Sを購入しました。ちょうどリンクを貼っているページで購入しているのですが、筆者の場合は新品を8,178円で購入しています。本記事執筆時点で新品価格が15,700円と、1.9倍にも高騰しています。

注:高いからと言ってオークションやフリマ、中古品は絶対に購入しないでください。最悪の場合盗まれます

まとめ

以下のような社会現象が出たら、要警戒です。

  • 今まで仮想通貨と無縁そうな人が仮想通貨の話題を切り出してくる
  • 仮想通貨の本が、本屋の目立つ位置に平積みされるようになる
  • 仮想通貨のブログが増える
  • 仮想通貨セミナーが増える
  • メディアで"億り人"になった人が取り上げられるようになる
  • ハードウェアウォレットが品切れ気味になり高騰する

もちろん、これらの社会現象後に急落したからと言って、その後相場が上がらないと言われるとそうとは限りません。しばらく横ばいになった後、また上昇相場に戻る可能性も十分にあります。

 



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Junya Kato

TOKEN ECONOMISTの管理人、ブロックチェーン専門誌「月刊仮想通貨」「CRYPTO CROWD」の執筆陣。ブロックチェーンプロジェクトでは、QURASのコミュニティマネージャー。 より多くの人にブロックチェーンの未来を感じてもらうべく、先進的なブロックチェーンプロジェクトやイベントのレポートをお伝えしています。 ブロックチェーンの素晴らしさを世に広げたい!!

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