当サイトの訪問者の方で、上場されたばかりのSwissborg(CHSB)トークンを日本円に変えたいという方がいらっしゃいました。意外とそのような需要は多いのかなと思い、本記事にまとめました。
※2021年1月7日追記:この記事の内容はだいぶ前のものとなっています。日本円への基本的な導線は、以下の記事をご覧ください。

上場されたばかりのトークンを日本円に替えるまでのパス
[the_ad id=”7860″]このパスは、主流のEthereumプラットフォームを利用したICO(ERC20トークン)の場合についてになります。
まず一般論から入っていきますが、ICOが終わって上場されたばかりのトークンはすぐに日本の取引所で扱われるということは稀です。そのため、海外の取引所で日本の取引所で扱える仮想通貨にしてあげる手順を踏むことになります。大まかな手順としては以下の通りになります。
- トークンの受け取り手続きが必要な場合、ERC20に対応したEthereumウォレットに受け取り手続きをする。
- MyEtherWalletで、受け取ったトークンを送金できるようにする。
- MyEtherWalletで、受け取ったトークンを売買可能な海外取引所のウォレットに送金する。
- 海外取引所で、トークンをBTCやETHに替える。
- 海外取引所で、購入したトークンを日本の取引所に送金する。
- 日本の取引所で、BTCやETHを日本円に替える。
Swissborg(CHSB)トークンを日本円に替えるまでの手順
詳細は個別の記事にあるため、ここでは大きくトピックだけを扱っていきます。
1.CHSBトークンの受け取り手続きをする
Swissborg(CHSB)の場合は、ICO時に支払いをしただけでは即時にトークンが発行される仕組みになっていません。そのため、ICO後にCHSBトークンの受け取り手続きをする必要があります。受け取り手続きの詳細は「【ICO参加者向け】Swissborg(スイスボーグ)でKYC登録が必要ない人がやること」をご覧ください。
また、記事内にもありますが受け取りに指定するEthereumウォレットは取引所のウォレットはNGです。一定条件を満たしたものが必要になるため、詳細は「ICOに参加する際に必要なEthereumウォレットのMUST条件」をご覧ください。
2.MyEtherWalletで、受け取ったCHSBトークンを送金できるようにする
CHSBトークンの受け取り手続きをすると、自身のEthereumウォレットにはCHSBトークンが入金されている状態になっています。しかしこのままだと、送金することができないため、MyEtherWalletでCHSBトークンを追加して送金できるようにします。詳細は「Swissborg(CHSB)トークンをMyEtherWalletから送金できるようにする」をご覧ください。
3.CHSBトークンを売買可能な海外取引所を開設する
CHSBトークンを売買するため、CHSBトークンを売買可能な取引所を開設します。SwissborgのICO主催者から公式に発表されている売買可能な取引所はLiveCoinとHitBTCになります。
本記事執筆時点で、LiveCoinは既にCHSBが売買可能になっており、HitBTCは2/4 AM3:00より売買可能になります。
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4.CHSBトークンを売買可能な海外取引所に送金する
続いて、CHCBトークンをMyEtherWalletから取引所に送金します。
例では、LiveCoinを用いた場合になります。LiveCoinのBalanceページから、「DEPOSIT」をクリックすることでCHSBウォレットのアドレスを確認することができます。あとは、MyEtherWallet側で「宛先アドレス」のに確認したアドレスを入力して、シンボルをCHSBにして送金します。注意していただきたいのは、送金の際にMyEtherWalletにあるETHがガスとして使われるので、ETHもある程度入金しておく必要があります。
5.海外取引所からBTCやETHを日本の取引所に送金する
CHSBトークンを売買し、BTCやETHに替えます。詳しい売買方法は省きます。
例では、LiveCoinを用いた場合になります。LiveCoinのBalanceページから、「WITHDRAWAL」をクリックし、送金先として日本の取引所のウォレットを宛先に指定します。
6.日本の取引所でBTCやETHを日本円に替える
あとはBTCやETHを日本円に替えて銀行口座に出金します。
税金に関する注意事項
一連の手順を一気にやる場合、課税される対象の利益は「売却できた日本円 – CHBCトークンの取得に要した仮想通貨の当時の日本円価格」になりますので、ご注意ください。