SHIELD (XSH)は、Verge (XVG)からフォークして作られました。SHIELDのキャラクターがかわいいことから、日本では根強いファンとコミュニティが存在します。
今回は、実際のSHIELDがどのような仮想通貨なのかご紹介します。
SHIELDの概要
概要
SHILED(シンボル:XSH)は、Vergeからフォークして誕生しました。
今後数十年、コンピューター性能が上がってブロックチェーンが改ざんされないように量子耐性を兼ね備え、さらにはVergeの強みである匿名性を継承しています。
また、Ethereumに代表されるスマートコントラクト機能も統合予定です。
全体的にまだまだ発展途上であり、今後も多くの機能改善や強化が予定されています。
根強いファンのコミュニティがある
日本人によるファンコミュニティ(Twitter, Discord)が存在するのもSHILEDの特徴の1つです。
SHIELDの公認マスコットキャラクターのシエルは、一部の人から可愛いと評判になっています。
シエル可愛い(*´?`*)#XSH $XSH pic.twitter.com/Mh6g9jO4JQ
? かっちゃん? (@gu_ta_love) 2018年2月23日
※上記のようにプライベートキーはネットに公開したら絶対にダメです。XSHが盗まれてしまいます。ちなみに、画像の流用元は別アカウントだそうです。
XSH → シエル可愛い
SPRTS → もやたす可愛い
XP → XPちゃん可愛い全部、キャラが可愛いからという理由で好き(´-`)
? 雪水 LV0.3 ヒヨ経験値324 (@zaiakuxx) 2018年3月3日
? https://t.co/MsGTL1XQkY
↑TelegramにShieldコミュニティが作られたそうです?(どこで情報得たか忘れた)
まだ人が少ないですがステッカーが可愛いのでとりあえず貰っておきましょう〜♪
LINEみたくステッカータップすると追加画面出ます!
シエル「たん」派なので嬉しい←$XSH #XSH pic.twitter.com/kcHuNMbgaa? ナルカ (@n_rk_) 2018年3月2日
SHIELDの特長
それでは、SHIELDの詳細を見ていきましょう。
量子耐性
量子耐性とは、量子コンピュータからの計算に耐えられる暗号化を採用しているということです。
そもそも、なぜ暗号化が必要なのか?
暗号化することにより、個々の取引を記録した分散台帳(ブロックチェーン)の改ざんが極めて困難になります。その結果、仮想通貨の価値がきちんと守られることにつながるからです。
多くの仮想通貨では、楕円曲線暗号という公開鍵暗号方式が使われています。これは現在のコンピュータでは「暗号を破るための計算量が数十年から数百万年要するので、暗号化を破るが実質的に無理」という理屈で成り立っている暗号化方式になります。
しかし、現在のコンピュータでは、解くのに数十年から数百万年要するとされている楕円曲線暗号でも、量子コンピュータならば数秒で解けるとされています。
そのため、これから量子コンピュータが本格的に実用化されることを見据えた暗号化方式が使われていないと、未来ではブロックチェーンの確実性を担保することができなくなってしまいます。
SHIELDでは、既に量子コンピュータでも数学的に解くことが困難な暗号化方式を採用し、この懸念点を解決します。
匿名機能
SHIELDでは匿名機能がついています。現在の匿名機能は、PrivateSendという機能で、トランザクションを完全にプライベートにするものでは無いため、次期の改良でZerocoinまたはzk-SNARKs / zk-STARKが採用され完全にプライベートな匿名機能が実装される予定です。
また、物理的匿名性(IPアドレスとロケーション)を確保する機能も備えられています。
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将来的に搭載予定の機能
SHIELDでは、将来的に2つの大きな機能が搭載予定になります。
ウォレットアドレスから解放される – 2018年Q2
SHIELDでは、Disord, Twitter, Facebookなどの機能のSNSへのプラットフォーム用のプラグインとボットを開発し、既存のプラットフォームとの統合を行います。
これにより、送金先のWalletアドレスを要求することなしに送金できるようになります。
スマートコントラクト – 2018年Q3
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で契約を自動化する仕組みです。
Ethereumがスマートコントラクトを搭載している代表格です。ICOの時に「このアドレスに1 ETH を支払うと、自動で10,000 ETU を渡す」といったような処理を行うことができます。
シャーディングによるスケーラビリティ拡張 – 2018年Q4
シャーディングとは、ブロックチェーンのスケーラビリティを解決するための手段の1つになります。
SHIELDでは、現在Proof of Works(PoW)によってトランザクションの証明を行います。PoWを使用している仮想通貨の代表は、ビットコインです。ビットコインでは、複数のマイナーが1つのトランザクションの速さを競い合っています。
対して、シャーディングでは複数のトランザクションを分割してマイナーが処理を分担しあうことによって、その仮想通貨のネットワークトータルで処理速度を向上させることができます。
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SHIELDの値動き
それでは、SHIELD (XSH)の値動きを見てみましょう。チャートはCoinmarketCapのSHILEDのページから取得したものになります。ドル建て換算の表示になります。
2018年1月9日にピークの0.36ドルを付け、その後は10分の1程度の価格で取引されています。
ちなみに、現在の取引価格はこちらになります。
SHIELDを取引できる取引所
SHIELD(XSH)を取引できる取引所は、比較的マイナーなところが多いのが現状です。売買がそこそこ盛んな取引所は以下の3つになります。
上記は、取引高が多い順になります。「すぐ買ってすぐ売れる」という流動性の観点から、CoinExchangeの利用をお勧めします。
SHIELDに関する情報
公式情報:
- SHILED公式サイト
- SHIELD公式Twitter
- SHIELD Japan Twitter
- SHIELD公式Discord
- SHIEDL公式Telegramグループ
- SHIELDホワイトペーパー(英語)
- SHIELDホワイトペーパー(日本語)
ファンコミュニティ:
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