プロジェクト解説

【ICO】eCoinomic:実績ある企業が実現する仮想通貨担保型のローンサービス

プロジェクト解説
スポンサーリンク

ひと昔は真新しいプロジェクトに関するICOが多い傾向がありましたが、最近はある程度実績がある企業が事業の拡大でICOをするケースが増えています。

今回紹介するeCoinomicは、2005年からの活動実績がある組織がICOを実施しています。

eCoinomicとは

[the_ad id=”7860″]eCoinomicは、仮想通貨の保有者に伝統的な金融サービスを使ったデジタルプラットフォームです。

仮想通貨を担保に入れることで、融資を受けることができます。

eCoinomicでは、大きく5つのサービスを提供します。

  1. 貸出し:仮想通貨や法定通貨を担保付ローンや無担保ローン
  2. 投資:仮想通貨や法定通貨を使った長期・短期投資
  3. リスクヘッジ:仮想通貨のレートリスクを為替ヘッジ
  4. 仮想通貨交換:担保に入れている資産の管理機能を含む交換
  5. 仮想通貨支払い:仮想カード発行、eBayやAmazonのような大規模取引プラットフォームとの連携

eCoinomicのローンはどんな感じか?

eCoinomicのローンのイメージを使うために、どのような感じでローンを申請できるのか見てみましょう。

図の「COINOWNER」がお金の借り手、「LENDER」がお金の貸し手になります。

借り手はローンを申請すると、指定のアドレスに仮想通貨を送金します。スマートコントラクトによって、そのお金は担保として保留され、貸し手からのお金を借りることができます。

借り手は、一定の利息を付けながらお金を返済していきます。返済すると、その割合に応じて担保にされた仮想通貨が手元に戻ってきます。

最終的に、借り手が全額を返済すると、すべての担保が手元に戻ります。

とてもシンプルな仕組みなのがお分かりいただけたでしょうか。

ちなみに、ローン可能な額は 200 – 10,000 USD、期間は1 – 30日と短期になります。

[the_ad id=”7916″]

eCoinomicの6つの強みと関係者への利益

eCoinomicでは6つの強みを謳っています。

複数通貨に対応しているのはもちろん、ICOの段階でアルファ版のプロダクトが利用できるため、プロジェクトの実現性については高いと判断することができます。

複数通貨に対応

eCoinomicプラットフォームでは、ローンの担保に入れられる仮想通貨として BTC, ETH, LCH, BCH 及び上位10を利用することができます。また、eCoinomicプラットフォームの独自トークンCNCも担保に入れられます。

ローンで貸し付けを受ける通貨は、まずはUSD, EURから。後日、BGP, JPY, CHF, CNYが追加されます。

法定通貨の支払いが迅速

内蔵された決済エージェントを利用することで、eCoinomicでは、わずか与信審査が数分で完了します。

価格監視システム

システムが複数の仮想通貨取引所のレートを取得し、毎分担保価値を確認します。

監視対象の取引所は、Bittrex, Poloniex, Binanceのような大手になります。

セキュリティと透明性を確保

スマートコントラクトや担保資産のブロック、返却状況、清算手続きを調整します。

保証準備金

大規模・小規模投資家のためのプロジェクトの魅力を高めるために設計されています。

準備金はICOで調達した額の81%になり、機関投資家やファミリーオフィスが貸し手として参加するための準備金として、エスクロー口座に保管されます。

フル機能のアルファ版

プリセール後にフル機能のアルファ版を利用することができます。

[the_ad id=”7916″]

ロードマップ

[2017年]

  • アイデア発案
  • 仮想通貨史上の調査、技術的ソリューションの評価
  • 作業チームの構築、コンセプト開発

[2018年Q1]

  • プロジェクトに関する最初の情報公開
  • プラットフォームの初期段階の開発

[2018年Q2]

  • ロシアにおけるパイロットプロジェクトの立ち上げ
  • トークンセール(プリセール)
  • 国際プラットフォームのアルファ版リリース
  • トークンセール開始

[2018年Q3]

  • ライセンスの取得、異なる管轄区域のソリューションの開発
  • トークンセール終了
  • 国際決済エージェントとのパートナシップ契約
  • 金融機関やファミリーオフィスとの基本合意

[2018年Q4]

  • 仮想カード発行
  • eCoinomics.net決済エージェントとオープンAPIの立ち上げ
  • プラットフォームの立ち上げ

[2019年Q1-Q2]

  • 金融機関やファミリーオフィスからの送金対応
  • 地域の小規模金融組織とのパートナシップ拡大
  • 債券発行のための法的手続き

[2019年Q3-Q4]

  • 取引プラットフォームとの提携や技術的接続
  • 債権発行
  • 暗号化銀行の開始手続き

[2020年Q1-Q2]

  • IPOの手続き開始
  • 初期段階の暗号化銀行立ち上げ (UKとEUでライセンス取得)

[2020年Q3-Q4]

  • IPO実施

[the_ad id=”7916″]

eCoinomicプラットフォームで利用する CNC

eCoinomicプラットフォームでは、eCoinomic token (シンボル:CNC)を利用します。

借り手になる場合、借り手は自分の残高にCNCをチャージすることで、利用するサービスを選択します。

また、CNCを借りる場合の担保に入れることができます。

eCoinomicのICOに参加するには

eCoinomicのICOに参加するには、eCoinomicのページより「JOIN NOW」をクリックしてユーザ登録して、トークンを購入します。

  • ICO期間:
    • プリセールステージ:2018年3月4日-4月21日
    • 開発ステージ:2018年5月1日-5月31日
    • リザーブステージ:2018年8月1日-6月1日
  • 支払い可能通貨:ETH, BTC, XRP, BCH, LTC, NEO, XMR, ZEC
  • レート:1 CNC = 0.5 USD
  • 発行数:2,100,000,000 CNC (うち 1,550,000,000)
  • ソフトキャップ:6,000,000 USD
  • ハードキャップ:100,000,000 USD
  • 売れ残りトークンの扱い:バーン

eCoinomicに関する情報

[the_ad id=”7916″]

スポンサーリンク
この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

Junya Katoをフォローする
TOKEN ECONOMIST(トークンエコノミスト)
タイトルとURLをコピーしました