プロジェクト解説

【ICO】Tebura:旅行者に手ぶらという自由を提供する分散型サービス

プロジェクト解説
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最近、私は日本でICOを実施している企業が多いなと感じます。

ブログをやっている身としては書けるネタが身の回りにあふれていることが素直にありがたいと思う共に、ICOの力で日本企業がどんどん資金調達をして社会が良くなれば良いなと感じるところがあります。

今回取り上げる話題も、そんな日本企業によるICOです。

既に手荷物預かり所の予約サービスを展開している株式会社セームページの高木氏をはじめとするメンバーが、一般社団法人手ぶら観光協会を作り、TeburaというプロジェクトのICOを行います。

株式会社セームページとはどんな会社か

[the_ad id=”7860″]株式会社セームページでは、既にTeburaというサービスを立ち上げています。ICOのプロジェクト名と同じですが、こちらは既存のサービスになります。

このサービスは、手荷物預かりサービスを提供する店舗と旅行者をマッチングするものになります。

サービスページでは「東京駅のロッカーが使えなくても、駅1分の場所で荷物預かりが可能。ロッカーより安い。」ということを売りにしています。

実際、私は東京23区内に住んでいるので、地方から旅行に来た友人を泊め、最終日に東京駅に友人の荷物を預け観光案内をすることがあります。しかしながら、東京駅のロッカーは想像を絶するほどのロッカー激戦区で、特に土日は午前9時の段階でそのほとんどが埋まってしまい、ロッカーを確保するだけでも30分を要することがありました。

それくらい、主要駅のロッカーを確保するというのは大変なのです。その土地に慣れていない旅行者にとっては、さらに大変に感じることでしょう。

Teburaでは、そのような人たちの問題解決を行うサービスなのです。

現在、Teburaは日本国内でコインロッカーを含めた10か所、海外で3か所の手荷物預かり所を、パートナー事業者と共に運営しています。

Teburaは手荷物を預けたい人をパートナーの手荷物預かり所に案内し、1日単位、時間単位の料金を取るビジネスモデルを採っています。売上の70%がパートナーに支払われます。

ICOプロジェクトとしてのTeburaとは

それでは、ICOプロジェクトとしてのTeburaを見ていきましょう。

ICOプロジェクトとしてのTeburaでは、既存のサービスのTeburaをさらに強化し、トークンエコノミーをプラスした内容になります。

プロジェクトについての簡単な説明のビデオが用意されています。動画の再生前から、既に印象的ですよね。

Teburaで主にやることは、旅行者にできるだけの便利を提供するサービスになります。

このサービスは4つで構成されています。1つ目が既存からあるサービス、残りがあらたにできるサービスになります。

  1. 手荷物預かりサービス
  2. P2P手荷物ピックアップ/当日配送サービス
  3. P2P多言語翻訳サービス
  4. P2Pトラベルガイド/トラベルプランナー

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Teburaで提供するサービス

手荷物預かりサービス

Tebura 手荷物預かりサービス手荷物預かりサービスは、これまでも提供してきたサービスになります。

ICOによる資金調達をきっかけに、このサービスがさらに強化されます。

これにより、Teburaの手荷物預かりサービスを誰もが簡単に運営することができるようになります。

さらに、Teburaアプリ(Web含む)で手荷物預かり所の登録や検索ができるようになります。そして、そこから直接予約や決済もできるようになります。

また、ウェブサイトやブログから簡単に手荷物預かり所へ予約できるプラグインが提供されるようになるため、旅行関連コンテンツの提供者から見るとあらたなキャッシュポイント増加、旅行者から見ると新たな荷物保管サービスの発見につながります。

P2P手荷物ピックアップ/当日配送サービス

Tebura P2P手荷物ピックアップ/当日配送サービスこれ以降は、ICO後に追加されていくサービスです。

P2P手荷物ピックアップサービスは、旅先で荷物を運んでくれるサービスになります。

例えば、旅先の手荷物預かり所を確保し、旅先に移動した場合、着いた駅で荷物を回収してもらい預かり所まで個人や事業者に運んでもらうことができます。これをTeburaアプリ上からできるようになります。

また、予定が変わった時も、手荷物を次の目的地や指定場所まで運んでくれる個人や業者を探すことができます。

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P2P多言語翻訳サービス

Tebura P2P多言語翻訳サービス旅行業界では、多くのコンテンツの翻訳が必要になります。特に、地元の旅行産業は多言語化まで対応が追い付いていないため、収益機会を逃している場合があります。

Teburaでは、旅行に関する業務をクラウドソーシングのように依頼できるようにします。その一つが、前述の多言語化のための翻訳業務になります。

Teburaでは、スキルを持った人を見つけて、スキルを求める人が仕事を依頼します。その仕事が完了した後に、対価を支払うことができるシステムを提供します。

P2Pトラベルガイド/トラベルプランナー

Tebura P2Pトラベルガイド/トラベルプランナー旅先に滞在できる時間は限られています。

そのため、旅行の体験の質を向上させるのがトラベルガイドの存在と質になります。現状ではその数が十分ではありませんでした。

2018年3月から通訳案内士法の改正により、観光ガイド通訳案内士の資格を持たない人にもトラベルガイドが解禁されました。

法改正についての詳細は、観光庁の通訳ガイド制度のぺージをご覧ください。

この解禁に合わせ、Taburaではガイドをしてくれる個人や事業者を探すことができるようになります。

Teburaのトークンエコノミー

Taburaでは、Teburaプラットフォームの支払いにNinjaCoin(NC)を利用します。

旅行者はロッカー代を円などの法定通貨で支払う際に、必要に応じてNCを入手することができます。

入手したNCは、P2P手荷物ピックアップ/当日配送サービスやガイド、その他Teburaのサービスに対する支払いで使われます。

Tebura トークンビジネスチャート

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ロードマップ

Teburaでは、次のようなロードマップを描いています。

既に達成済みのロードマップ:

  • 2016年08月:手荷物預かりサービスが開始
  • 2017年10月:ICOファンドのサイブリッジから仮想通貨で調達
  • 2017年11月:トークンの縁故販売開始
  • 2017年12月:ERC20でのトークン発行テスト完了
  • 2018年01月:手ぶら観光協会のウェブサイトをリリース、(一社)手ぶら観光協会登記申請、Google non profit申請、Google Ad Grants開始
  • 2018年03月:プライベートセール、ホワイトリストセール開始

これから実施するロードマップ:

  • 2018年Q2:ICOパブリックセール開始、手荷物預かりサービスにトークン決済開始
  • 2018年Q3:荷物配送予約サービスにスマートコントラクトを実装、ガイドマッチング予約サービスを開始
  • 2018年Q4:翻訳マッチングサービスを開始、ホテルとレストランの予約システムを開始

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ICOに参加するには

2018年6月18日時点で、NinjaCoinのプライベート・ホワイトリストセールが開催中です。また、パブリックセールの開始時期は未定になっています。

  • セール期間:プライベート・ホワイトリストセール開催中 / パブリックセール未定
  • トークン名:NinjaCoin
  • シンボル:NC
  • プラットフォーム:Ethereum (コントラクト情報を見たい方はこちら)
  • 発行数:3,000,000,000 NC (うち売り出し数:2,065,500,000 NC)
  • トークン規格:ERC20
  • トークン価格:1 NC = 0.4 円 (プライベート: 50%ボーナス / ホワイトリスト 40%ボーナス)
  • 購入可能な通貨:BTC, BCH, ETH, LTC
  • 最低購入可能数:2万円 (ホワイトリスト)
  • ソフトキャップ:設定なし
  • ハードキャップ:8000万円 (プライベート) / 2000万円 (ホワイトリスト)
  • 売れ残りトークンの扱い:

プライベート・ホワイトリストセールについては、プライベートセール資料をご覧ください。

購入方法については、プライベートセール/ホワイトリストセールのトークン購入方法をご覧ください。

Teburaに関する情報

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グレーなネタや、ICOのプライベートセールの購入枠を含めた情報など、とにかくブログで公表できない情報をご紹介します。

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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