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WIZBL:リアルタイム決済ができる第5世代のブロックチェーンプラットフォーム

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日本では注目されておらず、もうトークンセールが終わってしまいましたが、これは是非紹介せねばという意欲的なブロックチェーンがありました。

最近韓国発のブロックチェーンプロジェクトはアグレッシブなものが多いです。そんな韓国発のプロジェクトですが、WIZBLという第5世代を謳うプラットフォームです。

WIZBLはあっという間に資金調達が終わってしまったブロックチェーンプロジェクトになります。

WIZBLとは

[the_ad id=”7860″]WIZBLプラットフォームは、リアルタイムで決済を行うことを意図して作られたブロックチェーンです。処理速度が圧倒的に優れていることが特長になります。

このプラットフォームを使うことにより、設計者はブロックチェーンの取引記録や分散型アプリケーション(DApps)、スマートコントラクト、スケーラビリティ、ビットコインやイーサリアムで利用できる他のアルゴリズムを使うことができ、高い設計の自由度の恩恵を受けることができます。

WIZBLプラットフォームは、データトラフィックを効果的に分散させる検証アルゴリズムを提供しています。そのため、事前ロードを含め、AIプログラムのように自律的に進化していき、リアルタイム処理を改善することができます。

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WIZBLの特長

WIZBLはチェーンの性能でみると既存のものより圧倒的に優れています。そのためか、第5世代のブロックチェーンを謳っています。

それでは、WIZBLの特長を実際に他のチェーンと比べながら見ていきます。

決済が高速

ビットコインやイーサリアムを使ったことがある方であれば、その決済速度の遅さにイライラした経験は必ず1回はあることでしょう。ここでWIZBLとその他のサービスを比較してみます。

まずは1秒あたりのトランザクション数です。

サービス or ブロックチェーン トランザクション速度 (Tx/s)
ビットコイン (Bitcoin) 7
イーサリアム (Ethereum) 20
PayPal 193
VISA 24,000
WIZBL 1,000,000

そして、10分当たりのブロック生成数です。多ければ多いほど良いです。

サービス or ブロックチェーン 10分当たりのブロック生成数 (ブロック)
リップル (Ripple) 171
イーサリアム (Ethereum) 43
モネロ (Monero) 5
ライトコイン (Litecoin) 4
ビットコイン (Bitcoin) 1
WIZBL 600

ウォレット内にトランザクション機能を持たせている

これまでのブロックチェーンでは、各ユーザがアドレスを承認ノードに接続してトランザクションを検証していました。これだとトランザクション数が増えるにつれて承認ノードに負荷がかかっていました。

WIZBLでは、トランザクションを高速化するためにウォレット内にトランザクション機能を搭載します。

WIZBLのトランザクション

WIZBLのトランザクション

 

ノードが増えるとトランザクション速度が向上する

WIZBLでは、ノード数が増加すると、ブロックチェーントランザクションの検証と処理の速度も継続的に向上します。参加者が多ければ多いほど、WIZBLのネットワークが高速化していく利点があります。

通常WIZBLと同程度のトランザクション速度を確保するとなると、DAGを採用したチェーンが向いている傾向がありますが、DAG採用チェーンだとその構造上ノード数を増やしにくいというジレンマがあります。

WIZBLでは、ノード数を増えるとより速度が向上するような仕組みになっています。

WIZBLの処理速度とノード数の関係

WIZBLの処理速度とノード数の関係

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WIZBLプラットフォームの基軸通貨

WIZBLプラットフォームの基軸通貨はWBLになります。

2018年7月21日現在、WBLのトークンセールは終了し上場待ちとなります。

  • シンボル:WBL
  • ICO時の価格:1 WBL = 1 USD
  • 総発行数:500,000,000 WBL

ロードマップ

  • 2017年Q2:技術調査、WIZBLプラットフォームの開発開始
  • 2018年Q1:コインとウォレットの作成
  • 2018年Q2:WIZBL研究開発センターを開設、トークンセール開始(6/15)、ノードと台帳の配布、テストネット稼働
  • 2018年Q3:取引プラットフォームに上場、WIZBL取引プラットフォーム稼働、WIZBLクリプトタウンプロジェクト開始
  • 2018年Q4:メインネット稼働、WIZBL取引プラットフォームアライアンス稼働

WIZBLに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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