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国産仮想通貨のNANJCOINがホワイトペーパーを更新、変更点をチェック!

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国産仮想通貨のNANJCOINがホワイトペーパーをv2に更新しました。

ホワイトペーパーのボリュームが、8ページから23ページに増え、NANJ経済圏の構築に向けたプランが大幅にアップデートしました。

それでは見ていきましょう!

そもそもNANJCOINとは?

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NANJCOIN(NANJ)は、2ch.sc上の「なんでも実況J板」、通称「なんJ」のコミュニティが発祥のトークンになります。なんJは、なんでも実況を謳っているものの、実質的にはスポーツ(特に野球)に特化した板になっています。

そのため、NANJはスポーツに特化し、将来的にスポーツ事業のスポンサー広告を通じてNANJの認知度を高め、NANJを使用したスポーツ事業への支援やスポーツ選手への寄付の実現を目指しています。

その開発と上場達成までのスピードは尋常ではない速さでした。

2018年1月中旬にはトークンの生成を開始し、取引所への上場費用は寄付で調達と、すべてをICOなしで成し遂げてしまいました。

取引所への上場は、常識はずれの方法を採用し、ビットコインの最小単位である 1satoshi (= 0.00000001 BTC)から売り出しをスタートしました。これがきっかけで、この売り出し方が「NANJ方式」と呼ばれるようになりました。

NANJは、ようやく誕生してから半年がたちました。信者レベルともいえる根強いファンが存在し日本で最もコミュニティが強い国産仮想通貨の地位を築いています。

NANJホワイトペーパーv1→v2の更新点

ここでは新しいホワイトペーパーで更新された、従来のホワイトペーパーにない更新点をご紹介します。

NANJ経済圏が新たにパワーアップ

v1のホワイトペーパーでは、仮想通貨によるスポーツ経済圏を実現するという大まかな構想しか提示されていませんでした。

新たにv2では、NANJ経済圏が具体的に定義されました。

新たに定義されたNANJ経済圏では、経済圏に参加する3つのグループが示されています。

  1. NANJ利用者をターゲットとした施策をするグループ(インセンティブ提供者)
  2. NANJ利用者(一般ユーザー)
  3. NANJCOINの消費先となるグループ

特に面白い点は、上記1のグループで行政機関を考慮に入れているところです。

基本的に他のブロックチェーンプロジェクトでは基本的に行政を巻き込むことはしないため、一般的にお堅いと言われているところをどう巻き込んでいくかが注目されます。

NANJ経済圏の概略

NANJ経済圏の概略

NANJの流通の起点として最もキモなのが、インセンティブ提供者になります。取引所からのNANJの入手は高いハードルがあるため、彼らがNANJの提供元となることで、NANJの流通を増やす位置づけになります。

アスリートやスポーツチームは、積極的に自分のウォレットを公開することにより、ファンからの積極的な支援を増やす機会に恵まれるようになります。

NANJ経済圏拡大の仕組み

NANJ経済圏拡大の仕組み

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ユースケースが具体的に示された

v2のホワイトペーパーでは、NANJのユースケースが示されました。

NANJ側がこれからNANJをどう利用していくかが垣間見ることができます。

ユースケース1:健康増進の動機付け

健康増進の動機付けでは、先進国における運動不足の疾病増加リスクを低減するための例が示されています。

自らが運動することで、アスリートやスポーツチームを応援することができる仕組みづくりも想定されています。

NANJ経済圏拡大の仕組み

NANJユースケース1

ユースケース2:スポーツ観戦中等のチップ
ユースケース3:スポーツチーム運営への参加

スポーツ観戦中のチップでは、アスリートやスポーツチームへのチップの例が示されています。この構想では、単なる投げ銭ではなく、アスリートたちにメッセージを送れるようになることが想定されています。

スポーツチーム運営の参加では、投票機能によるスポーツチーム運営への参加や、譲渡、チームとのアドバイザリー契約、経済圏内でのNANJ利用者の連合による買収などが想定されています。この構想は、2020年以降の実現となるため、かなりの長期目線になります。

NANJユースケース2,3

NANJユースケース2,3

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スポーツにおける自動的好循環モデルが発表された

2019年Q1には、スポーツチームを対象にしたプロクラスウォレット権限が付与されます。これはスマートコントラクトで実現され、1回の出資で任意の支援先に自動的に振り分けられる一例も検討されています。

スポーツにおける自律的好循環モデルの一例

スポーツにおける自律的好循環モデルの一例

NANJ SDK, WEB APIに関する内容が追加された

NANJ SDK, WEB APIに関する内容では、あらゆる参加者がNANJ経済圏に参加するハードルを取り払う仕組みを用意します。

これによるシステムなものとして、イーサリアム(NANJが動いているプラットフォーム)のGAS(送金手数料のこと)に関する問題の解消が行われます。さらには、SDKやを利用するアプリ開発者への手数料還元が行われます。

NANJ SDK/Web APIの特長

NANJ SDK/Web APIの特長

NANJウォレットに関する内容が追加された

NANJは、ERC233という規格を使っているため、ERC20に対応したウォレットであれば管理することができます。それに加え、NANJから公式に専用ウォレットが適用されます。

このウォレットでは、送受金が利用者同士で手軽にできるようになる他、スポーツ観戦中にアスリートやチームに対してチップを送ることができるようになります。

将来的には前述のプロクラス権限や広告機能が実装され、自サービスの決済用ツールとしても使われるようになる予定です。

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更新されたロードマップ

  • 2018年Q4:アスリートやチームのウォレット登録を開始、日本国内取引所での取り扱い開始
  • 2019年Q1:プロクラスウォレット(仮称)機能の実装、Unity版SDKの公開、ウォレット内広告機能を実装
  • 2019年Q2:自律的好循環モデルスタート
  • 2019年Q3:インセンティブビジネスモデルスタート
  • 2019年Q3-4:導入各国の法律に準拠した海外取引所での取り扱い開始
  • 2020年Q4:チームへの運営権ビジネスモデルスタート
  • 2021年以降:全分野のスポーツでの導入、参入分野の収益を参入以前の200%以上向上させる、国連加盟国数の80%をNANJ経済圏の適用対象にする

NANJに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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