【ICO】Time Innovation：滞在時間をお金に換える

筆者がTEAMZ BLOCKCHAIN SUMMITで個人的に気になったプロジェクトを紹介します。今回は、Time Innovationです。

Time Innovationの概要

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Time Innovationは、時間を価値に替えるためのプロジェクトです。

このプロジェクトがユニークなのは、その場所に一定時間いることで、そこにいた人に対してポイントを与えるというインセンティブモデルを採ることです。

例えば、客単価を上げたい店から見ると、できるだけ店内にいてもらうことによって単価が上がる可能性が高まります（もちろん回転率も重要です）。ポイントを貰えるというインセンティブを与えることにより、滞在時間が長くなるような仕掛けづくりができるようになります。

さらには、ビーコン（信号を発信して位置を知らせる仕組み）を使って特定の場所だけインセンティブのボーナスが上がる仕掛けも実現することができます。

Time Innovaitonエコシステム概要

文中にTimePointとTime Coinという2つの表現が出てきますが、両者は明確に使い分けされているのでご注意ください。

Time Innovationでは、利用者が対象店舗に行くことによりTimePointというポイントを貰うことができます。

ビーコンの電波を使い、利用者の滞在時間を取得し、その長さに応じてポイントを付与します。

利用者は、得られたポイントをTimePointの加盟店で利用することができます。

ポイントは一般的なポイントシステムと変わらず、割引や無料などのサービスを受けることができます。

加盟店側は、そのポイントをTime Innovaiton社を通じて換金することができます。

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TimePointの利用メリットは、利用者のみではありません。加盟店もです。

加盟店は、Time Innovaiton社を通じて、利用者のスマートフォンにイベント情報を通知して来店を促すことができます。例えば、特定時間だけ2倍ポイントを付与するといったキャンペーンを行うことができます。

利用者がポイントサービスを使うことにより、Time Innovaiton社に利用者の行動データが蓄積されていきます。これをもとに、加盟店は営業をより強化することができるようになります。

営業の強化にあたり、加盟店はコンサルティング会社に相談することもできます。

Time Innovationのポイントは、最終利用から1年のみ有効という有効期限を設けています。

この失効したポイントは、Time Coinの保有者にその保有割合に応じて再配布されるようになります。

Time CoinはTime InnovaitonのICOで入手できるトークンになります。

昨今のICOでは、トークンを投機目的のみで購入するケースが多いですが、ポイントの再分配という方式を採用することで、【事業の拡大＝報酬】に直結することとなり、Time Coin保有者は本当の意味での事業への投資が実現できるとしています。

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Time Innovationでは、トークンとしてTime Coinを発行します。

Time Coinを保有することで、期限切れで失効したTimePointを得られるための権利を有することができます。

Time Innovaitonではロードマップは示されていますが、四半期単位でのタスクが開示されていません。

2018年のロードマップ

2019年のロードマップ

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2018年10月7日時点で、セール情報は公開されていません。

セール日程：不明
販売レート：1 TMC = 0.025 USD
販売数量：2,000,000,000 TMC（以下に内訳を記載）
- 第1期：400,000,000 TMC（30％ボーナス付き）
- 第2期：1,200,000,000 TMC（20％ボーナス付き）
- クラウドセール：400,000,000 TMC（10％ボーナス付き）