プロジェクト分析

【ICO】ChainKey:銀行と仮想通貨の世界を橋渡しするインフラプロジェクト

銀行と仮想通貨といえばリップルを思いつく人が多いと思いますが、銀行に目を向けているブロックチェーン企業は別にリップルに限った話ではありません。

今回は、銀行が仮想通貨に参入するための基盤となるインフラを提供するChainKeyというプロジェクトを紹介します。

ChainKeyの概要

ChainKeyは、銀行と仮想通貨の世界を橋渡しするためのインフラプロジェクトです。

仮想通貨は社会の関心が高まっているものの、まだ資産形態の主流からは遠いところに位置しています。

現時点では、仮想通貨を扱うためには新興企業が作ったサービスを使うしかなく、銀行サービスで直接仮想通貨の売買や保管をすることはできません。

Chainkeyを採用することによって、銀行は仮想通貨資産の保管や売買、入出金のサービスを顧客に直接提供できるようになります。

ChainKey Movie from PayKey on Vimeo.

ChainKeyの提供するソリューション

ChainKeyは、銀行が仮想通貨の世界に接続できるために5つのソリューションを提供します。

それでは1つずつ見ていきます。

ChainKey Vault

ChainKey Vaultは、銀行向けのデジタル資産の安全な保管を実現するソリューションです。

銀行のオンライン/オフラインの秘密鍵の保管や、プロセス管理や承認フロー、マルチシグやアクセス制御が含まれます。

セキュアボールトから提供されるアドレスに顧客が送金することでデジタル資産を預金することができます。さらに、セキュアボールトを介して顧客がデジタル資産の売買、譲渡や受領をすることができるようになります。

ChainKey Ledger

ChainKey Ledgerを使うことにより、取引の記録と顧客口座へのデジタル資産の割り当て、顧客からアカウントと取引履歴の紹介ができるようになります。

台帳は、法定通貨の口座の管理方法と似たデータベースを使用して管理されます。

Chainkey Ledgerでは強固さを確保するために、特別なセキュリティと感さの仕組みが導入される予定です。

銀行がこのソリューションを導入するのは任意で、独自の台帳を使用することができます。

ChainKey Blockchain Gateway

ChainKey Blockchain Gatewayでは、銀行を主要なブロックチェーン(Bitcoin, Ethereum, Rippleなど)に接続し、別の仮想通貨に交換できるようになります。

接続するブロックチェーンは、銀行の要求によって選択することができます。

ChainKey Exchange Gateway

ChainKey Exchange Gatewayでは、銀行を複数の取引所に接続し、法定通貨や仮想通貨との売買をできるようにします。

接続する取引所は、銀行の要求にとって選択することができます。

ChainKey Network Gateway

ChainKey Network Gatewayでは、銀行間をつなぎ直接的なオフチェーン取引ができるようにします。

オフチェーン取引とは、ブロックチェーン上に取引を出さないため、取引履歴をブロックチェーン上で追えないようになります。

現時点で、取引をブロックチェーン上に出すと取引速度が遅い上に、手数料が高くなるため、銀行にとってはこの仕組みのおかげで低コストでリアルタイムな銀行間取引を行うことができるようになります。

ChainKeyのソリューション全体図

ChainKeyのソリューション全体図

ChainKeyエコシステムのトークンCKT

ChanKeyでは、独自のエコシステムのユーティリティトークンとしてChainKey Token(CKT)を使用します。

CKTを使用することで、任意の顧客取引の銀行手数料を割引することができます。

手数料が割引になる例:

  • 仮想通貨のアカウント管理
  • 仮想通貨の売買
  • 仮想通貨の送金

2018年10月13日時点で、トークン発行数やプラットフォームが発表されていません。

ロードマップ

現在発表されているロードマップでは、すべてのソリューションの開発が網羅されていません。ホワイトペーパーでは、後の段階で詳細を発表するとしています。

  • 2018年Q3:ChainKeyのロードショー、プライベートトークンセール、デザインパートナー(銀行)との関わり構築
  • 2018年Q4:仮想通貨情報の表示を銀行チャネルに収束
  • 2019年Q1:トークン生成イベント(TGE)
  • 2019年Q2:ChainKey Vault提供
  • 2019年Q3:Chainkey Exchange提供

ICOに参加するには

ChainKeyは、2018年Q3にプライベートトークンセールを実施しており、2019年Q1にトークン生成イベント(TGE)を行います。

トークンセールでは、1 CKT = 0.11 USDのレートで販売され、33万USDの調達が行われます。

TGEがオープンになるかは2018年10月13日時点で不明です。

ChainKeyに関する情報

さらに良い情報をキャッチするために

当ブログでは、情報発信用にLINE@を用意しております。

グレーなネタや、ICOのプライベートセールの購入枠を含めた情報など、とにかくブログで公表できない情報をご紹介します。

友だち追加



  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Junya Kato

TOKEN ECONOMISTの管理人、ブロックチェーン専門誌「月刊仮想通貨」「CRYPTO CROWD」の執筆陣。ブロックチェーンプロジェクトでは、QURASのコミュニティマネージャー。 より多くの人にブロックチェーンの未来を感じてもらうべく、先進的なブロックチェーンプロジェクトやイベントのレポートをお伝えしています。 ブロックチェーンの素晴らしさを世に広げたい!!

ハイライト

Onotology - Andy Ji 1

中国のブロックチェーン企業Ontology(オントロジー)は、先行したブロックチェーンプラットフォームの企業として知られ ...

2

指紋認証の分野において多くの実績を持つAuthenTrend Technology社(以下、AuthenTrend)は、 ...

3

Swissborgは2018年当時、ICOを行ったことで話題となりました。ICOが終わり、Siwssborgではプロダク ...

-プロジェクト分析
-,

Copyright© TOKEN ECONOMIST(トークンエコノミスト) , 2020 All Rights Reserved.