プロジェクト分析

【ICO】HARA:農業エコシステムを構築するプロジェクト

本来技術というのは既存の問題を解決するためにあるものです。今回ご紹介するHARAは、経済発展が不十分な開発途上国向けのプロジェクトです。

HARAでは、それらの国の主力産業である農業に焦点を当てます。

HARAとは

HARAがターゲットにするのは、開発途上国の中の農業や食糧分野になります。

最初のターゲット:バングラデシュ、インドネシア、ベトナム、タイ、ケニヤ、ウガンダ、メキシコ、ペルー

世界の農業と食糧分野は5兆ドルの市場規模になっています。個人の消費の10%にあたり、雇用の40%がこの分野を占めています。

しかし、世界で生産された食糧の約30%が無駄になっています。そして、開発途上国では、生産や流通の過程で全体の32%の損失が発生します。これらの主に、保管や輸送、加工、包装、マーケティングにおける管理や技術の制限が原因です。

HARAでは、農業や食糧分野を中心に、データの交換エコシステムを作り、それらを駆使することで生産性を高め、損失を減らし、市場の効率を上げるための状況を作ることを目指します。

HARAの特徴

エコシステム

HARAでは農業に関するデータをやり取りします。データの提供でトークンを貰うことができ、利用ではトークンを支払います。

扱えるデータは未加工の生データから、整理されたデータ、分析されたデータなど様々な形態があります。エコシステム上でそれらのデータを提供や整理をし、さらにそれを活用する参加者が存在します。

HARAのエコシステムは、4種類の参加者により回っていきます。

  • データ提供者:データを提供すると報酬としてトークンを得ることができます。個人や会社、組合やNGOや行政などがこれにあたります。
  • データ検証者:エコシステムに提出されたデータを検証し、データの精度を高める人に対して、作業報酬としてトークンを得ることができます。
  • データ購入者:データ購入のためにトークンを支払います。個人や法人、銀行や保険会社などがこれにあたります。
  • 付加価値サービス:未加工の生データを購入して、有用なデータを作り整理されたデータを作ります。学術機関や企業がこれにあたります。
HARAのエコシステム

HARAのエコシステム

農業関係者が今まで以上に得をする

HARAでは、農業関係者が今まで以上に得をするエコシステムができあがります。

データ売買でマネタイズできる以外の、主な参加者のメリットを見てみます。

  • 銀行、P2P融資:KYCができ、新しい分野に参入できる、低コストな銀行サービスを提供できる。
  • 保険会社:より正確な情報を利用することで、農業保険を提供することができる。
  • 信用情報会社:P2P融資のための洗練された信用スコアリングモデルを構築できる。
  • FMCGと小売業者:顧客に製品のトレーサビリティを提供できる。
  • 農家:商品のリアルタイム価格と市場情報を入手することができる。より精度の高い予測データを入手することができる。
  • バイオテクノロジー企業:微生物学の進化を促進できる。

ロードマップ

  • 2017年Q4:HARAモバイルアプリ
  • 2018年Q1:データ検証機能
  • 2018年Q2:HARAパートナーのアプリ
  • 2018年Q3:データ取引所のPoC開発、サイドチェーンPoC、データ登録
  • 2018年Q4:検証機能、データ検証メカニズム
  • 2019年Q1:プラットフォーム立ち上げ(MVP)
  • 2019年Q2:高度な機能、データ接続サービス、高度なデータ評価
  • 2019年Q3:非中央集権化、データ交換プラットフォーム、ID管理プラットフォーム、AIで強化した検証、Bluzelleとデータプロバイダの統合、一般データプロバイダプロトコル、ネットワークオペレータプロトコル、パートナー証明ノード、ファーマーウォレットアプリ
  • 2019年Q4:クロスチェーン接続、クロスチェーンコネクタプロトコル
  • 2020年Q1:価値追加としてのサービス、オンデマンドデータ処理
  • 2020年Q2:暗号通貨ウォレット連携、HARAエコシステムへの簡単アクセス

ICOに参加するには

HARAのトークンセールは、厳密にはTGEで行われます。TGEとはToken Generation Eventで、第3者の案件監査が入った、いわば質の良いICOになります。

2018年11月18日時点で既にプリセールは終了し、残すはメインセールとなっています。

  • トークンセール期間:2019年1月21日 11:00-1月30日 11:00(日本時間)
  • トークン正式名称:HARA Token
  • トークンシンボル:HART
  • プラットフォーム:Ethereum
  • トークン規格:ERC20
  • トークン総発行数:1,200,000,000 HART
  • トークン販売数:360,000,000 HART(総発行量の30%)
  • 購入可能な通貨:ICOプラットフォームにより異なる
  • トークン価格:1 HART =?0.027?USD(プリセール実績)
  • ソフトキャップ:設定なし
  • ハードキャップ:17,000,000 USD
  • 売れ残りトークンの扱い:不明

トークンセールは、以下のICOプラットフォームを使って行われます。

Liquid ICO Market:

Liquid Trade

Tokenomy Launchpad:

HARA

HARAに関する情報

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グレーなネタや、ICOのプライベートセールの購入枠を含めた情報など、とにかくブログで公表できない情報をご紹介します。

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Junya Kato

TOKEN ECONOMISTの管理人、ブロックチェーン専門誌「月刊仮想通貨」「CRYPTO CROWD」の執筆陣。ブロックチェーンプロジェクトでは、QURASのコミュニティマネージャー。 より多くの人にブロックチェーンの未来を感じてもらうべく、先進的なブロックチェーンプロジェクトやイベントのレポートをお伝えしています。 ブロックチェーンの素晴らしさを世に広げたい!!

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