コラム

これは良いと思ったICO・ブロックチェーンプロジェクト5選(2018年11月版)

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designwebjae / Pixabay
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このようなブログをやっていると、色々なブロックチェーンプロジェクトについて調べたり直に話を聞く機会が増えてきます。

そこで、個人的にこれは良いなと思ったプロジェクト5選をご紹介します。

念のため「良いと思った」の内容を定義すると「最終的にトークン価格が上がるのではないかと思った」になります。あくまでも、これは私による視点のもので、必ずしもトークン価格が上がることを保証していない点にご注意ください。

なお、過去の「これは良いと思ったICO・ブロックチェーンプロジェクト5選(2018年9月版)」に重複しない形で選出しています。

ブロックチェーンプロジェクトの選定基準

私のブロックチェーンプロジェクトの選定基準ですが、以下の2記事の基準に基づいてフィルタリングして残ったプロジェクトのうち、特に良いと思ったものを選定しました。

選定した基準をもっと簡単にまとめると、以下のような条件になります。

  1. プロジェクトの優位性がある。
  2. そのトークンである必要性がある。
  3. トークンが流通する頻度が多くなると思われる。
  4. トークンが流通する量が多くなると思われる。

上記に当てはまるものをご紹介します!

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良いと思ったプロジェクト(2018年11月)

Fractal

Fractalは、仮想通貨取引所のFCoinが主導して作るパブリックブロックチェーンプロジェクトです。Fractalのブロックチェーンを使ってDAppsを動かすことができます。

Fractalが稼働しだすと、FCoinの取引所トークンFTがFractalのブロックチェーンに移行して流通するようになります。FTがEthereumチェーンにおけるETHの位置づけになります。

2018年11月19日時点の状態:トークンセールなし、ブロックチェーン開発中

選定理由:

  • 開発元の資金力があるため、資金が理由でプロジェクトが失敗する確率が少ない。
  • FTトークン保有者は配当の三重取り(FCoinから、FCoinJPから、FracatalのGASから)ができる。

懸念点:

  • 既にパブリックブロックチェーンの種類が多いため、Fractalである理由が弱い。
  • FCoinによる支配が分散できるかどうか。

当ブログの記事:

BHEX

BHEXは、世界トップ5の仮想通貨取引所Huobiの元CTOのJames Ju氏らにより設立された仮想通貨取引所です。

BHEXは将来を見据えた先進的な設計になっており、Bluehelixプラットフォーム上に自社のBHEXと他社にクラウドで提供する取引所サービスが同居する形で、そのエコシステムをスケールアップできるようになっています。例えば、流動性を他社の取引所と共有することができます。また、取引所がウォレットを管理せず、コミュニティから選出されたノードの承認で送金できるようになっているため、不正送金に対しても耐久性がある仕組みを採っています。

2018年11月19日時点の状態:トークンセール終了、ベータテスト中

選定理由:

  • 取引所トークン自体が投資パフォーマンスが高いジャンルである。
  • 開発元が大手企業から投資を受けており、資金が理由でプロジェクトが失敗する確率が少ない。
  • プロジェクトメンバーが取引所の開発運用に関して経験が豊富。
  • 取引所の仕組みそのものが先進的で、優位性がある。

懸念点:

  • 仮想通貨取引所のジャンル自体が超激戦状態である。
  • 広くプロモーションできている状態ではないため、新規のユーザを多く獲得できるかが未知数。

当ブログの記事:

IOVO

IOVOは、分散型の個人情報売買のためのブロックチェーンです。

ブロックチェーンを使った個人情報を売買できるサービスはいくつも存在しますが、その多くが特定の組織による中央集権的なものでした。IOVOは分散型で多くの人が使えるという点でユニークです。

2018年11月19日時点の状態:プライベートセール中、パブリックセールはこれから

選定理由:

  • 分散型プラットフォームになるため、プラットフォーム参加者が増えることでスケールアップできる。
  • 分散型プラットフォームになるため、多くのDApps開発者が参入することで、より多くの個人情報が蓄積されるようになり、プラットフォームの優位性が増す。

懸念点:

  • 広くプロモーションできている状態ではないため、新規のユーザを多く獲得できるかが未知数。

当ブログの記事:

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Ludos

Ludosは、分散型のDAppsゲームのためのブロックチェーンです。

現在DAppsゲームはEthereumブロックチェーンを使っているものが殆どですが、DAppsが通信をEthereumに出すことで、Ethereumのネットワークが遅延してしまう問題がありました。

Ludosでは、DAppsゲームごとにサイドチェーンを設け、メインチェーンの負担がかからないようになります。また、ゲームに特化した開発ツールなどをリリースし、ゲーム開発者に優しい環境を整えます。

選定理由:

  • ソフトバンクなど、大手の企業の出資を受けている。
  • 分散型プラットフォームになるため、多くのDAppsゲーム開発者が参入することでプラットフォームの優位性が増す。

懸念点:

  • 強力なブランドをもった競合プラットフォーム(ATARI Token)があるため、絶大なる立ち位置を確立するまでのハードルが高い。

当ブログの記事:

CROSS

CROSSは、アゼルバイジャンのブロックチェーンインフラプロジェクトです。そのインフラの第1弾として仮想通貨取引所をリリースしました。

取引所では、取引マイニングで取引所の流動性が高まる仕組みを採用します。取引マイニングでは先行するFCoinの失敗点を分析し、より取引マイニングが持続し、価格が上がるようなトークン設計をしています。

また、取引所の上場手数料をゼロにし、ブロックチェーンのエコシステムそのものが発展することを目指しています。

選定理由:

  • 改良型の取引マイニングを採用している。
  • 上場したいプロジェクトに優しい費用設定にしている(上場基準が緩いわけではない)。

懸念点:

  • 仮想通貨取引所のジャンル自体が超激戦状態である。
  • 広くプロモーションできている状態ではないため、新規のユーザを多く獲得できるかが未知数。

当ブログの記事:

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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