プロジェクト解説

【ICO】BITEX:地域密着型のグローバルなクリプト銀行

プロジェクト解説
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仮想通貨フレンドリーな銀行プロジェクトはたくさんありますが、いずれもグローバルな展開の仕方をしていおり、そのほとんどが地域密着にフォーカスしていません。

今回ご紹介するBITEXは、地域密着にフォーカスしたグローバルなプロジェクトになります。

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BITEXとは

BITEXとは、世界初の地域密着型のクリプト銀行のプロジェクトです。インドのニューデリーと米国のシリコンバレーに拠点を持つフィンテック企業が主導しています。

BITEXでは、仮想通貨のグローバルソリューションを展開しつつも、地域の法律に準じることにより、既に8か国のプラットフォーム展開を果たしつつあります。

サービス面では、主にモバイル暗号化バンキング(BitexPay)や暗号化ソリューション(EZBitex)の展開をしていきます。また、仮想通貨担保型の即時融資を受けることができます。

また、サードパーティ向けにAPIを提供して他社サービスと統合できるようにすることで、BITEXエコシステムの拡大を目指していきます。

BITEXの特徴

消費者に仮想カードが提供される

消費者は「Powered by Bitex」ブランドのカードを入手し、自分が持っている仮想通貨をオンラインやオフライン店舗でカード決済することができるようになります。

カードは通常スマートフォンのアプリで提供され、NFCやQRコード、ApplePayやAndroidPayによる非接触決済も使えるようになります。希望さえすれば、物理カードを発行することができます。

また、カードに紐づいているスマートフォンのウォレットは、秘密鍵がスマートフォン側で保管されます。そのため、万が一の仮想通貨流出が起こりにくいようになっています。さらに、ウォレット上から仮想通貨を交換することもできます。

BITEXのウォレットと仮想カード

BITEXのウォレットと仮想カード

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小売業者にとって決済サービスの導入敷居が低い

BITEXの決済サービスの導入は、小売業者にとって敷居が低いものになっています。

まず1番のメリットは、決済手数料が安いことです。通常のクレジットカードであれば、3-8%の手数料が取られますが、BITEXでは0.5%という低い水準になります。

また、スマートフォンと連携可能なポータブルカードリーダーが提供されたり、必要に応じてPOS端末を選択することができます。

そして、小売業者にとって仮想通貨決済の大きなリスクの1つが、価格変動リスクでした。BITEXではG7コインという独自のステーブルコインを導入し、このリスクを最小限に抑えることができます。

小売業者は、支払いをそのまま仮想通貨で受けることができる他に、その場で法定通貨に即時交換する選択ができます。

BITEXのカードリーダーとPOS端末

BITEXのカードリーダー(左)とPOS端末(右)

世界中にATMが設置される

BITEXのサービスでは、世界中にATMが設置されます。これには他社提携のATMも含まれます。BITEXブランドのATMでは、BitexPayに関連する他の金融取引の引き出し、入金、ウォレットとして使うことができます。

これらのサービスは、各国の金融免許を持つ事業者が運営主体となるため、その地域の法律に準じた運用になります。既に8か国でプラットフォームを展開しつつあるため、近々それらの国にはATMが設置されていくことになります。

BITEXの初期展開エリア

BITEXの初期展開エリア

開発者がBITEXのプラットフォームに参加できる

通常BITEXのようなサービスはクローズになっていて、外部に開放されていないことが多いですが、BITEXではBitex Open APIを用意して開発者がBITEXのプラットフォームに参加できるようにします。

これにより、BITEXのエコシステムの拡大が望めます。

ブロックチェーンローンが利用できる

消費者は、世界のどこでも即時融資サービスを受けることができます。

融資を受けるには、借り手は担保として仮想通貨を差し出す必要があります。融資はBITEXプラットフォームにおける基軸通貨であるXBXトークンで行われ、額は担保の米ドルベースの評価額によって決まります。

日本のクレジットカードの信用審査と異なり、BITEXの場合はBITEXプラットフォームの利用状況によって審査を行います。

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BITEXプラットフォームの基軸通貨XBX

BITEXプラットフォームでは、プラットフォームの基軸通貨としてXBXを利用します。

XBXは主に、取引手数料(交換、B2Cの支払い、送金)に使用され、特に仮想通貨と法定通貨を交換した場合は、取引金額の0.55%がバーンされていくようになっています。これにより、XBXの供給が次第に減っていくため、XBXの価値が上昇していくと見られています。

また、融資もXBXで行われるため、単なる手数料の枠を超えて多くのトークンが流通するように考えられています。

XBXの用途

XBXの用途

この他に、BITEXではXBXが必要以上に売られないトークンの流通設計をしています。それが月次割引プログラム(MDP)と呼ばれるものになります。

MDPでは、保有しているXBXをロックアップすることにより、取引手数料を割引きます。ロックアップするXBXの量に応じて5-100%の割引を受けることができます。

XBXのスペック

  • プラットフォーム:Ethereum
  • トークン規格:ERC20
  • トークン正式名称:Bitex Coin
  • トークンシンボル:XBX
  • 総発行数:300,000,000 XBX

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BITEXのロードマップ

2017年Q2

Bitex事業計画構造の構築

2017年Q3

企業の登記と以下の項目についての開発の開始

  • 保有ウォレット
  • XBXトークン (ERC-20プロトコル)
  • 取引ウォレットとEZBitexプラットフォーム
  • モバイルアプリ (Android・iOS)
  • BitexPay並びに”Powered By Bitex”ソフトウェアキット

2018年Q2

ベータ版テストとローンチ

  • EZBitexプラットフォーム(V 1.0)- 取引ウォレット, 支払いウォレット, 保有ウォレット
  • モバイルアプリEZBitex
  • セキュリティ構造とサポートセンターのアップグレード

2018年Q3

EZBitexプラットフォーム(V 2.0)- BitexPay, Powered By Bitex & 貯蓄ウォレット
Bitex B2B・B2C支払いプラットフォームとBitexPay事業者アプリ – GPSロケーター並びにBitexPay事業者向けキオスク端末

2018年Q4

EZBitexプラットフォーム(V 3.0)- ローンウォレット

  • BitexPayモジュールとPOS.
  • BitexPay APIキー開発とバグのテスト
  • “Powered By Bitex”カード
  • 企業による支払い向けにBitexPay APIキーをリリース

2019年Q1

EZBitexプラットフォーム(V 4.0) – API依存カード, POSとの(Bitex APIを介した)統合

2019年Q2

BitexPayエスクローアカウント(V 5.0) – 支払いゲートウェイ稼働

ICOに参加するには

BITEXのICOは、Initial Card Offeringという形で行われます。BITEXのICOページにアクセスし「REGISTER FOR BITEX CARD」をクリックして必要なカードを注文することによりICOに参加できます。

  • セール期間:2018年11月17日-11月30日
  • 購入に使える通貨:ETH, BTC, USD, EUR, GBP, SGD, CHF, DKK
  • 最低購入額:0.1 ETH
  • ソフトキャップ:1,000,000 XBX
  • ハードキャップ:なし
  • 販売レート:1 XBX = 0.5 – 1.0 USD
  • 売れ残りトークンの扱い:スマートコントラクトによりBitexの口座で管理され、一定間隔でコミュニティに配布

BITEXに関する情報

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グレーなネタや、ICOのプライベートセールの購入枠を含めた情報など、とにかくブログで公表できない情報をご紹介します。

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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