2019年1月30日に、世界初のブロックチェーンスマートフォン「FINNEY」が発売になります。
1月29日に東京銀座で記者発表会が行われたので、その模様をお伝えします。
[the_ad id=”13126″]
会場で流れたFINNEYの紹介ビデオ
SIRIN LABS Founder & Co-CEO Moshe Hogeg氏による製品発表
記者発表会では、SIRIN LABSのFounder & Co-CEOのMoshe Hogeg氏より説明がありました。
Moshe氏は、6年前にビットコインを購入し、購入するまでにそのプロセスが複雑であることを感じたそうです。それがきっかけで、2年前に同僚とそのプロセスをシンプルにすることを決意しました。
SIRIN LABSは、以前は高度なセキュリティレベルを有するスマートフォン「Solarin」のメーカーでした。そのセキュリティレベルが高すぎて、ロシアでは販売を許されなかったといいます。Solarinを通して、FINNEYへのプライバシーを保護するセキュリティ技術が蓄えられていきました。
SIRIN LABSで最初に構築しようと考えたのがユーザエクスペリエンスで、Moshe氏は良い技術というのは裏側で何が起こっているのを理解しなくても使えるようなものであるといいます。
ブロックチェーンについて考えた場合、まだ複雑すぎて一般の人が利用するには至っておらず、ブロックチェーンの技術には可能性を感じている人が多い一方、多くの人に使われるブロックチェーンはまだ存在していないとコメントしました。
[the_ad id=”7916″]
SIRIN LABSでは、前述のようなユーザエクスペリエンスを実現するためにスマートフォンに注目しました。
自身らが持っているビジョンを達成するために、SIRIN LABSではユーザエクスペリエンスと販売網がその重要な2つの要素と考えています。
1つ目の要素であるユーザエクスペリエンスでは、スマートフォンにコールドストレージを内蔵し、仮想通貨の変換ができ、お金を貯められるようにしていきます。
コールドストレージは普段はオンラインから隔離され、コールドストレージのモジュールをスライドすると、物理的に接続されスマートフォンのアプリを通じてアクセスできるようになります。
コールドストレージにより、FINNEYでは仮想通貨を安全に扱うことができます。既に、ブロックチェーンスマホを謳っている他社製品にはコールドストレージが搭載されておらず、FINNEYにセキュリティの優位性があるとのことです。
また、FINNEYにはトークン変換システムが内蔵され、BTCやETHなどの仮想通貨を変換することができます。将来的には日本円や米ドルような法定通貨にも対応させていくことを検討しています。
2つ目の要素は、販売網になります。現在は実店舗をロンドンにオープンしていてこれから世界に増やしていきます。その1つが東京になります。東京では、2019年の第2四半期にポップアップ店舗がオープンし、成功したら固定店舗をオープンする予定です。
今日においてはEコーマースが重要で、Amazon LaunchpadにSIRIN LABSが採択されたそうです。Amazon Launchpadは、革新的なベンチャー企業の製品の販売プログラムになります。
販売においては価格が重要です。FINEYの価格は999ドルですが、どうやって消費者に低価格を届けるか考え、TVの広告収益モデルを参考に、エデュケーションセンターと呼ばれるサービスを提供することになります。
エデュケーションセンターにアクセスすると、ユーザはブロックチェーンプロジェクトやDAppsの動画を見て、仮想通貨を獲得することができるようになります。
現在のエデュケーションセンターには10プロジェクトが扱われており、1プロジェクトから10-25ドル分がプレゼントされます。999ドルのFINNEY本体に対し、数百ドルを手に入れることができるだろうとしています。
FINNEYの製品写真
[the_ad id=”7916″]
FINNEYスマートフォンを手に入れるには
FINNEYは、公式Webサイトのショップで手に入れることができるほか、今後は各都市にオープンする実店舗やAmazonで手に入れられるようになります。
また、1月30-31日に横浜で開催されるJAPAN BLOCKCHAIN CONFERENCEの会場でも販売されます。こちらはクレジットカード払い限定になります。
SIRIN LABSに関する情報
- SIRIN LABS公式サイト
- SIRIN LABS公式Telegram
- SIRIN LABS公式Twitter(英語)
- SIRIN LABS公式Twitter(日本語)
- SIRIN LABS公式Facebook
- SIRIN LABS公式LinkedIn
[the_ad id=”7916″]