2019年3月8日に、KizunaCoinがオーガナイザーとなる業界関係者向けのクローズイベント「Paycent(ペイセント)国際会議」が開催されました。ありがたいことに当メディアもお呼ばれしたので、その模様をお伝えします。
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Paycentとは
Peycentは、暗号通貨を実世界で利用しやすくするための決済サービスです。Texcent社がシンガポールの金融監督院のライセンスを得て、グローバルでサービスを提供しています。
顧客に提供されるPaycentカードでは、暗号通貨をチャージして決済に利用します。チャージされる金額には、チャージする時点のリアルタイムの法定通貨レートが適用されます。チャージした額だけ買い物に利用することができます。
Paycentカードは、スマホアプリの仮想カードや物理カードを使うことができます。ネット通販のみを利用する場合は、仮想カードで事足ります。また、物理カードを使うことで、実店舗で利用できる他、世界中のATMで現金を引き出すことができるようになります。
Paycentカードのユースケースとして、特に開発途上国の人々に貢献できるだろうとしています。スマートフォンを持っているものの、銀行口座を持てない人に対しては、カード決済や現金引き出しの選択肢が広がります。
この他、出稼ぎ労働者が祖国の家族にPaycentカードを持たせて、自身はPaycentカードに暗号通貨でチャージすることにより、高額な海外送金手数料を削減できるメリットを享受できます。
Paycentカードにチャージできる暗号通貨
- Paycent(PYN)
- DigiByte(DGB)
- KizunaCoin(KIZ)
- DASH(DASH)
- Binance Coin(BNB)
- Bitcoin(BTC)
- Ethereum(ETH)
- Litecoin(LTC)
- CryptoHarbor(CHE)
- Ripple(XRP)
PYNはPaycentの独自トークンになります。PYNを使うことにより、手数料の割引や特典を受けることができます。
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Paycent国際会議の模様
Paycent国際会議は、まずは東京都内の鉄板料理店の食事会から始まりました。
CEOのBrian Tan氏とCOOのNitin Gupta氏がシンガポールより来日し、国産暗号通貨プロジェクトや、海外取引所、メディアのメンバーも集まり交流が進みました。
交流が進んだ後、VIPSTARCOINプロジェクトを主宰するVIPSTAR株式会社にて、Paycentの取り組みについてのプレゼンテーションが行われました。プレゼンテーションは短く、10分程度で終了しました。
会議の後は実際にデモが行われ、すべてが無事終了し、Brian氏とCOOのNitin氏は、その日のうちに帰国の路につきました。
嵐!!!!!
終わりました!
ありがとうございました!!
写真はPaycentのお2人 pic.twitter.com/QVF46BYP9V? izaya (@JobsIzaya) 2019年3月8日
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実際のデモ
会議の後は、参加者に対して実際のデモが行われました。デモでは、Brian氏が会場近くのコンビニエンスストアでPaycentカードを使って買い物をしました。
実際のデモに使われたカードがこちらになります。チャージ型のカードになるため、PREPAID(事前払い)の文字が書かれています。カードの決済ネットワークには銀聯(ぎんれん、UnionPay)が採用されているため、銀聯マークがついた店舗でカードを使うことができます。
銀聯マークがついたカードは日本人にとってはまだ馴染みが薄いですが、日本国内でも相当数の店舗で利用することができます。
実際に決済で使われた様子はこちらです。当然ですが、普通の買い物と何も変わりありません。
このように、Paycentカードにより現状の暗号通貨における決済方法の煩わしさや、店舗の選択肢の少なさから解放されるようになります。
実際にデモをみた参加者の感想はこちら。
きのうはpaycentのmeetup行って来たんだけど
?アプリDL
?ウォレットにBTC移す
?ワンクリックでカードにチャージ
?クレカ使えるお店で買い物というように、いちいち取引所で換金しなくても使える
これはマジで便利だと思った
申し込んだらすぐカード届くそうです^^https://t.co/RlVNxaDVJs pic.twitter.com/FcdTTdKFKA? ビットコイン高橋©?トレーダーLv3 (@BTCtakahashi) 2019年3月9日
Paycentに関する情報
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