ICO CROWDセミナー”資産構築と富の継承” イベントレポート後編（チャーリー・タカ氏／JobCoin近況）

2019年4月18-21日にブロックチェーン専門誌ICO CROWD主催のセミナー「資産構築と富の継承」が開催されました。今回は4月21日の東京開催分を取材してきましたので、その模様をお伝えします。当イベントレポートは、後編になります。前編は以下のリンクよりご覧ください。

イベントページ：ICO CROWDセミナー”資産構築と富の継承”

前編：イベントレポート前編（市況解説／QURASミートアップ）

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チャーリー・タカ氏
1. チャーリー氏の直近の取り組み
2. 資産の保全
JobCoin近況
1. JobCoinについて

チャーリー・タカ氏

ビデオ会議参加となったチャーリー氏

今回のセミナーのテーマとなる「資産構築と富の継承」について話すのは、チャーリー・タカ氏です。チャーリー氏は怪我によりビデオ電話で解説しました。

チャーリー氏の直近の取り組み

まずチャーリー氏はビットコインの価格についてコメントしました。現在の相場では、売り方は怖くて新規にショートができない状態で、強い市場展開が続いていくだろうとみています。

チャーリー氏は、現在暗号通貨を中心にトレードしています。特に注力しているのが保有するビットコインの数を増やすことです。並行して法定通貨の為替売買もしており、この利益もビットコインに替えています。

チャーリー氏の投資実績

チャーリー氏がそこまでビットコインの枚数を増やすのにこだわるのは、ビットコイン回帰の流れがあるからです。ビットコインの次の姿として誕生したビットコインキャッシュは、ハードフォークにによる勢力争いが激化し、信用を失ってしまったことが背景にあります。

チャーリー氏はビットコインの数を増やすために、Overbitという取引所を利用しています。法定通貨やビットコインの取引が包括的にできるため、効率が良いからだといいます。

また、チャーリー氏は投資する暗号通貨を分散することを推奨しました。主要通貨の中で価格上昇が速いものを利益確定して、その資金をもとに価格上昇が遅いものを買うと良いだろうといいます。セミナーでは、分散する通貨として、IOTA（MIOTA）、Ripple（XRP）、Waves（Waves）、Stellar（XLM）があげられました。

暗号通貨の分散投資

資産の保全

資産の保全では、海外への永住権とその特典が紹介されていきました。

チャーリー氏は現在マカオに永住権を持っています。その理由は、住み始めた当時大きく成長する可能性があり、住んだときの特典が大きいからだといいます。マカオの場合は、タックスヘイブンになっており、投資利益はゼロ、さらに特別行政区政府が各家庭に助成を出したりと、メリットが大きいといいます。ちなみに、今は永住権は取れないそうです。

続いて紹介されたのがフィリピンの永住権です。フィリピンの永住権を持つと、JRのパスが使うことができます。その他、タイのビザの特典についても紹介されました。チャーリー氏は、何かあったときのことを考え、色々な国に住める権利があるのは大事だと述べました。

フィリピン永住権の例

また、香港の金融商品を例に、資産保全に関する重要性を説明しました。香港は金融競争が激しく、その分優れた金融商品が多いといいます。実際に香港の金融を知るための合宿を開催しており、より詳しくは合宿時に知ることができます。

JobCoin近況

JobCoin近況は、JobCoinのサポートを務める栄木氏からでした。栄木氏は、通訳の仕事で関わったことをきっかけに、暗号通貨に興味を持っているといいます。

まず告知されたのが、JobCoinの上場になります。まずはCoinBeneでJobCoinのIEOが行われ、そのまま上場という流れになります。CoinBeneは、ブロックチェーンの社会実装が期待できるプロジェクトがあまりないということから、IEOブームになっているのとは裏腹に、JobCoinを最後にしばらくIEOを控えるようです。