2019年5月14日に8,339ドルまで急騰したビットコイン価格は一時期7,618ドル付近にまで下がり、5月16日には8,400ドルまで回復した後、7,714ドル付近まで一時期下げ、その後、7,900ドルから8,000ドルあたりで相場が落ち着いている。
8,400ドルまで回復した後、大きく下げた原因の一つに、オルトコインの高騰があげられる。イーサリアム、リップル、ステラ、NEMなどの通貨が軒並み暴騰し、利益確定されたビットコインをドルに回避したことが考えられる。
買いは依然と強いが、BitMEXの一日の出来高が1兆円を超えたことにより以前より乱高下のスピードが速くなった気がするので、レバレッジ取引をする際は注意が必要だ。7,700ドルから7,800ドル付近あたりがサポートラインとなり、ここの価格帯を下回らない安心感が市場に生まれてきているが、今後、16日にタッチした8,400ドルを超え、9,000ドル越えを伺うか期待される。
筆者は7,800ドルあたりから何度かエントリーをしようと思ったが、相場がまだ不安定なので、いったん様子見をすることにした。ただ、1日で600ドル近い動きがあるので、このレンジで利益を稼いだトレーダーも多いのではないか。筆者としては負けないこともトレードで必要な要件であり、我慢することも時には必要なので、引き続き様子見の姿勢をとる。トレンド転換のタイミングを見ながら買いのタイミングを伺う。
また、6,000ドル台まではマイナス金利だったBitMEXの金利はプラスになっているので、レバレッジ取引のポジションを長く持つ場合にはコストが高くなってきているので注意も必要。
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