国内のブロックチェーン展示会が立て続けに中止になるなか、久々に都内の秋葉原でミニカンファレンスが開催されました。今回は出展ブースをご紹介します。
ピッチについてのレポートをご覧になりたい方は前半(STO)、後半(ゲーム、その他)をご覧ください。
SKYHASH
SKYHASHは、第3世代のマイニングを謳い、ソフトウェアによる最適化技術を使うことによって、包括的なアプローチでマイニング収益を上げる技術を提供します。
自社のマイニングプールを提供し、マイナーはSKYHASHのプールに接続するだけで、簡単に最適化技術を導入することができます。
SKYHASHは、コイン設計が大幅に変更になりました。最終的にDPoSを採用するオリジナルブロックチェーンをリリースする予定で、マイニング収益の5%をプールバリデータに、さらにそのうちの75%をバリデータへの投票報酬に充てる予定です。
試算では、24,000台のマイニングマシンを導入した場合3ヶ月で900ETHが報酬となる見込みになります。
Webページ:https://ico.sky-hash.net/
AMANPURI
AMANPURIは、マルタとモンゴルでライセンスを持つ暗号資産取引所です。
既に開発が進み、7月25日に販売所がオープンし、そこで自社トークンのIEOが行われる予定です。販売所に続く形で、9月に現物取引所がオープン、11月にレバレッジ取引所がオープンします。
レバレッジ取引所では、100倍のレバレッジを選択することが可能で、さらにMAM(Multi Account Manager)を利用し、他のトレーダーのコピートレードを行うことができます。
また、暗号資産取引所にありそうでないデモトレード機能を搭載しているため、トレードの練習をすることができます。
Webページ:https://amanpuri.io/ ※サイトは7月25日オープン予定
Katana
KatanaはIoT時代を意識した分散型のブロックチェーンで、高速トランザクションの他に、クロスチェーンや分散型ペイメント機能を備えています。
現在Katanaばテストネット段階で、4,000-5,000 TPS、ブロック時間が0.37秒でトランザクションができることを実測値として確認しています。まだノードが数台であるため、100台に拡大してテストを行い、メインネットをローンチさせようとしています。メインネットは2019年の9月を予定しています。
また、アプリはWebウォレットのテストをしており、その後モバイル版やデスクトップ版を手がけていきます。
Webページ:http://katanaproject-comm.com/
CoinBene
CoinBeneは、北京に拠点を置くグローバル取引所です。
クリプトウィンターが終わったのか、新規上場が加速しつつあるようだと担当者は語ります。
CoinBeneでは、MoonBaseと呼ばれるIEOパッケージを提供しており、1ヶ月間のマーケットメイキングを提供しています。マーケットメイキングも万能ではないため、もちろんその後の価格形成はプロジェクトの実力次第になりますが、最初の1ヶ月間でマーケティングに成功するとその後の価格形成に弾みがつくといいます。
CoinBeneは日本市場に魅力を感じており、今後も良いプロジェクトの積極上場に力を入れていきます。
Webページ:https://www.coinbene.com/
Lips Japan
Lipsはコンテンツのプラットフォーム構想です。
プラットフォームを使い、2次元仮想アイドルやグラビアアイドルのビジュアルアードゲームで遊ぶことができ、それらのカードをトークンを使ってトレードすることができます。ビジュアルカードではヤングマガジンで表示を飾るグラビアアイドルが起用される予定です。
まだプラットフォーム開発には着手したばかりで、リリースは早くて2019年内を予定しています。
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