インタビュー

ウェルネストークン CEO - 大竹圭氏 インタビュー:プロジェクトの紹介と今後の展開

投稿日:2019/12/26 木曜日 更新日:

ウェルネストークンは、2019年12月13日にBitForexでIEOを実施しました。今回は、ウェルネストークンのCEO、大竹圭氏にIEOから1週間経ったタイミングでインタビューを行いました。

このインタビューは、筆者が月刊仮想通貨のインタビュワーを務め、誌面でで取上げ切れなかったものを記事化したものになります。

ウェルネストークン CEO - 大竹圭氏 インタビュー

ウェルネストークン - CEO 大竹圭氏

ウェルネストークン - CEO 大竹圭氏

自己紹介

加藤:お久しぶりです。大竹さんは、2018年7月に開催されたブロックチェーンカンファレンスのTokenSkyで出展していましたが、あそこから生き残っているビジネスは本当に少ないですね。今回IEOを経て、本格的にビジネスを展開されるとのことでおめでとうございます!

ここからインタビューに入っていきますが、まずは大竹さんの自己紹介をお願いします。

大竹:私は、株式会社マイクロブラッドサイエンスの代表取締役であり、ウェルネストークンの発行体であるシンガポール法人の代表でもあります。

我々のウェルネストークンの発端となるものは、我々のマイクロブラッドサイエンス社の事業、微量採血検査を活かしたものになります。事業の内容は、指先から一滴の血液を採って高分析して皆さんのデータを活かして、健康に役立つサービスにつなげることを行っています。事業をこれから始めるのではなく、2017年からサービス化して日本国内で事業をしています。

ウェルネストークンでは、これを使ってトークンエコノミーを構築することで、皆様の血液検査の機会を増やして、より健康な社会をつくれるような大きなビジョンを持って進めていきます。

ウェルネストークンとはどのようなプロジェクトなのか

加藤:血液検査プラストークンエコノミーというのは、この業界を見渡しても非常に珍しいですが、そもそもプロジェクトを始めたきっかけというのは何だったのでしょうか?

大竹:私たちはもともと東京医科歯科大学と研究開発をしていた企業なのですが、そこで開発したものが小さな採血用具でした。今までの医療検査は、上腕から静脈から10ccくらい採血するというものですが、老人や子供など、それでも負担が大きい方々の負担を軽減できるような器具の開発を行っていました。

2014年以降に厚労省の法改正があり、自分で採血ができる状態であれば、医者や看護師がいなくても自分で採血ができるようにルールが緩和されました。

それに伴い、我々が病院の外側で健康管理のための血液検査を広げることができるのではないかと考え、開発を進めて、検査所を作り、システムを構築して、検査結果がアプリで受け取れるサービスをはじめて現在に至ります。

ここで1つ課題があり、皆さん病気になってから病院に行くと、医者が検査して保険適用になって安くできるのですが、我々のサービスは保険外になってしまうので、それなりに費用負担が発生してしまいます。

その費用負担をどう軽減するかを考えた時に、我々は血液が集まるデータに価値を置いて、それをトークン化してユーザーに還元することで、費用負担を減らしたり、トークンを使える循環するエコシステムが作れると考えました。

血液データをブロックチェーンに格納して、その価値をトークン化して流通させることで、トークンエコノミーができると思っています。そうすると、血液検査をすることで色々な得が生まれるのではないかと。

データの価値がユーザーに戻って、それが検査費用になったり、健康に関するサービスや製品を買ったり、アドバイスを受けたり、そういったものを使えるような好循環を生むことによって血液検査を広げられるのではないかと考えて、そこができるのがトークンとブロックチェーンの恩恵だと思っています。

加藤:もっとユーザーが得をするためにブロックチェーン、トークンエコノミーを入れたということですね。

大竹:そうです。ユーザーの費用負担がどうしても重たいので、それをいかに軽減できるかどうかです。トークンエコノミーの経済を大きくすれば、ユーザー個人のデータの価値は高まるので、血液検査が少し安く受けられたり、トークンを受け取れたり、仕組みを作ったほうが皆さんのモチベーションになると思います。

IEOの感想

加藤:12月13日にウェルネストークンのIEOが開催されましたが、あっという間に売り切れたと聞きます。その時の当事者としての感想はいかがでしたか?

大竹: 13日の13時にBitForexのTURBOでIEOをしたのですが、始まってから45秒間で売り切れました。自分にとっても一瞬で、とても短い時間でした。

その中で、色々考えがあって売れ残ったらどうしようとか、不安を持ちながら見ていたのですが、あっという間に買えない状態になりました。

買ったのは世界中の方々だと思うのですが、期待されて今後の展開や魅力を受け止めていただいて、完売に至っているので、とても嬉しいことですし、なおかつこれからしっかりと事業を大きくしていなかければならないという不安もあります。

加藤: IEOというのは人生で1回あるかどうかのイベントで、今回はまさに記念すべきイベントだと思います。おそらく社内の人と一緒にIEOの様子を見ていたと思いますが、他の方の反応はいかがでしたか?

大竹:そこは、皆さんも僕と同じように不安な気持ちだったと思います。ただ、始まってあっという間の出来事だったので、皆さんとても喜んでいました。これからの頑張ろうと、自分たちの動機になって良い経験だったのではないかと思います。IPOとまた違った感慨深いものがあります。

加藤:45秒ですと、喜びが絶頂に達する前に終わってしまったという感じなのではないでしょうか。

大竹:そうなんですよ。え、もう終わり!?みたいになりました。

今後の展開

加藤:今後の展開について教えてください。

大竹:ウェルネストークンプロジェクトの最も優れている点は、他のプロジェクトと比較して我々が実業を持っていることです。血液検査を実際のサービスとして受けられて、どんどん大きくなっていきます。

日本を含めて、これから世界展開も控えていきます。その中でWELLというトークンが健康データを集めて、価値としてどんどん大きくすることができるようにするには、皆さんの参加も必要になってきます。そういったことができるような、魅力的な仕掛けを我々は考えています。

例えばバウンティであるとか、よりウェルネスの経済圏に入っていきやすいような仕組みを我々がどれだけ打ち出せるか?それと同時に我々が持っている事業の強み、これから色々な大手企業と提携してより健康な社会を作れるような大きなサービスとして有名になって、事業自体をどんどん大きくしていくことがウェルネストークンの価値を大きくすることだと思っています。

そこに我々最大限の努力をして、期待していただいている方の期待に添えるように頑張っていきたいと思います。

加藤:トークンエコノミーを使うと国境が関係ない経済圏を築くことができると思われますが、どこの国でウェルネストークンを有名にしたいですか?

大竹:我々は世界に目を向けて、米国や中国、シンガポールをはじめベトナム、アジア諸国、たくさん目指している国があります。

しかしながら、やはり自分たちは日本の会社なので、日本のこれから膨れ上がっていく保険費の削減に影響できる、社会的にインパクトを残せる事業だと思っています。どちらかというと、母国日本に貢献したいなという気持ちが強いです。

ただ、マーケットに目を向けると、米国や中国といった大きな国があるので、そちらも当然目指していきます。

加藤:まずは日本からということですね。ありがとうございました!

ウェルネストークンに関する情報

株式会社マイクロブラッドサイエンス公式サイト

ウェルネストークン公式サイト

ウェルネストークン Twitter

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Junya Kato

TOKEN ECONOMISTの管理人、ブロックチェーン専門誌「月刊仮想通貨」「CRYPTO CROWD」の執筆陣。ブロックチェーンプロジェクトでは、QURASのコミュニティマネージャー。 より多くの人にブロックチェーンの未来を感じてもらうべく、先進的なブロックチェーンプロジェクトやイベントのレポートをお伝えしています。 ブロックチェーンの素晴らしさを世に広げたい!!

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