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DODO Founder & CTO – Diane Dai氏【後編】世界にプロジェクトを展開する秘訣

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かわいいキャラクターで人気が高いDODOは、PMM DEXをはじめとするDeFiプラットフォームを提供しています。DODOは発足してから1周年を迎え、グローバル展開とプロダクトのさらなる進化を加速させています。そこで、当サイトでは、DODOのFounder&CTO Diane Dai氏にDODOの取り組みについてインタビューしました。

インタビューは2部構成になっています。後編では、世界でプロジェクトを展開する秘訣や、DODOの今後についてお伝えしていきます。前編がまだの方は、以下の記事を先に読むことをお勧めします。

DODO Founder & CTO - Diane Dai氏【前編】DODOはどのようなプロジェクトか
かわいいキャラクターで人気が高いDODOは、PMM DEXをはじめとするDeFiプラットフォームを提供しています。DODOは発足してから1周年を迎え、グローバル展開とプロダクトのさらなる進化を加速させています。そこで、当サイトでは、DODO...

後編 世界にプロジェクトを展開する秘訣

1年を振り返って、そしてこれから

加藤:DODOは立ち上げから約1年が立ちました。いままでを振り返って、率直な感想を教えてください。また、これから1年はどうしていきますか?ビジネスや開発のロードマップがあれば教えてください。

Dai:1年を振り返ってみると、大きな達成感があります。

数字面を見てみると、1年にわたってDODOの取引量は330億ドル、取引量は490万以上、総ユーザー数は70万、vDODOの会員は5,000人を超えました。そして、DODOトークンの時価総額は12億ドル、Twitterアカウントのフォロワー数は11万人を超えました。また、今は6つのブロックチェーンに対応しています。本当に色々達成できたと思います。

vDODOは、100 DODOを保有しているとなることができる、DODOの上位サービスを使うことができるメンバーシップです。

Dai:これは、多くのユーザーがいなければ成し遂げられなかったことです。もちろん、DODOのチームがいたらこそできたことです。チームは、始まった時は3人だけでしたが、今は世界各地に40人のメンバーがいます。本当にプロジェクト全体が成長しました。

加藤:素晴らしい結果ですね。多くのブロックチェーンプロジェクトで、ここまでの数字を達成できるところはなかなかないものです。

Dai:来年のロードマップについて、DODOはビジネス面で3つに注力していきます。1つは、世界展開していくことです。DODOは、世界各地のクリプト市場に参入していきます。2つ目は、マルチチェーン対応です。既に6つのチェーンに対応していますが、今後より多くのブロックチェーンに対応していきます。3つ目はコミュニティガバナンスです。世界各地のユーザーにDODOの運営に参加していただき、DODOの未来を作っていきます。これらがビジネス面の注力点です。

プロダクト開発面では、ライトモードを追加します。取引が、エキスパートモードとライトモードになり、初心者でも上級者でも扱いやすくなります。また、指値注文を実装する予定です。さらに、RFQ(Request for Quote)という新しい取引モードを提供します。この他、新たにNFTの分割所有化プラットフォームについても展開していきます。詳しくは「Introducing DODO’s Updated Roadmap (Q4 2021 to 2022)」をご覧ください。

DODOコミュニティのファン獲得

加藤:DODOは、競争が非常に激しい暗号資産の領域において、世界中からのファン獲得に成功しています。DODOでは、どのようなマーケティングを行い、どのようにファン獲得を行っていますか?

Dai:1つ目はDODOのイメージに関するブランディングです。DODOのイメージを良くしていくために、DODOのキャラクターを通じて、かわいい、わかりやすい、ユーザーフレンドリーな感じを出していこうとしています。そこがブランディングについて重要な点だと思っています。

Just DODO it

DODOのキャラクター

加藤:確かにあのキャラクターはかわいいですね!

Dai:また、DODOに関わるパートナーやベンチャーキャピタルは、業界では著名なところばかりです。これは、DODOのプロダクトとしての質の高さが、ユーザーに伝わる要素だと思います。

DODOの投資家

DODOの投資家

Dai:そして、DODOではWebサイトのUIデザインと、先程のかわいキャラクターのデザインを工夫しています。優しい感じで使いやすさを重視することで、DODOがユーザーに好印象で伝わるようにしています。

DODOのユーザーインターフェイス

DODOのユーザーインターフェイス

Dai:世界の各地にDODOのコミュニティがあって、彼らからのサポートもあり、コミュニティそのものがどんどん大きくなっています。今もなおDODOのファンは確実に増えています。それが私たちのブランディングの秘訣です。

最後に、コアチームのオープンさも重要です。DODOのチームはみんな顔出ししていますし、今回のインタビューのようにメディア活動もしています。

日本市場におけるDODO

加藤:Dianeさんは、率直に日本市場についてどのように思っていますか?また、日本でのパートナーシップは模索していますか?欲しいパートナーシップはどのよなものでしょうか?

Dai:日本は、非常にユニークで活発、そして創造的なマーケットだと思います。言語の壁や文化の違いがそうしているのだと思われますが、日本独自のマーケットや流行がたくさん見受けられ、とても興味深くて刺激的だと感じています。しかし、その分だけ日本の皆さまにDODOの魅力を感じていただけるように発信することの難しさも感じています。今回はその機会をご用意いただけたことに、感謝しています。

加藤:どのあたりがユニークなのでしょうか?

Dai:例えば、好まれるコインがユニークだなと思っています。みなさんCardano(ADA)が好きなようですね。私自身は、日本の文化については特に詳しくないので、これからも勉強したいと思います。

また、私たちは引き続き日本におけるパートナーを探しています。具体的にどんなものかというと、なんでも欲しいです!メディア、コミュニティ、エコシステムなんでもです。DODOのエコシステムが大きくなるためのパートナーであればどなたでも歓迎します。

DODOとのパートナーシップについて気になる方は、DODOの日本語TwitterにDMでお問合せください。

ブロックチェーン起業家へのアドバイス

加藤:最近は、日本でも暗号資産領域で起業をする人が増えています。Dianeさんの立場から、彼らに何かアドバイスできることはありますか?また、世界全体でサービスをローンチする場合、何を気をつければ良いですか?

Dai:既にブロックチェーンで起業した人にはおめでとうと言いたいです!最初の一歩を踏み出したというのは、とても大きいことです。私は、ブロックチェーンで起業することは良い選択だと思っています。DeFiやブロックチェーン自体が自由で障壁が少ない領域だからです。そして、できたばかりの産業なので、チャンスがたくさんあります。がんばってうまくいけば、きっと報われると思います。

私からの具体的なアドバイスは、世界各地では国家からの規制が強くなっていることについてです。今から始めるプロジェクトは、規制に対して2つの道があります。1つは規制に完全に従って合法的に行くか。もう1つは完全に分散的に行くか、つまりコミュニティドリブンということです。両者のうちどちらかしか選べないので、きちんと考えておいほうが良いでしょう。

もう1つのアドバイスは、プロジェクト初期の資金調達に関してです。これには、2つの選択肢があります。コミュニティから募ることとVCから募ることです。どちらもプロジェクトの今後の成長に重要になるため、どちらも大切にしなければなりません。

また、起業家に必要な2つのことがあります。1つ目は、決めたら最後までやり通す根性です。根性は、暗号資産市場ではレアな要素で、これがあれば成功できます。2つ目は、チームの構成には多様性が必要になります。色々な国の人がチームにいると、将来グローバル展開するときに役に立ちます。

日本のファンへのメッセージ

加藤:日本のファンへのメッセージがあったら、是非お伝えください。

Dai:私は、いつもDODOのTwitterアカウントのユーザーからのメッセージを読んでいます。日本語が直接読めないので機械翻訳を使ってになりますが、日本のユーザーからDODOへの熱意が伝わってくることを非常に嬉しく思います。また、日本のユーザーからフィードバックをいただけるとありがたく思います。

今後1年のDODOのロードマップの1つに、グローバル展開があり、その地域の1つに日本があります。日本に関しては、きちんと効果が見えていますし、日本のコミュニティはどんどん成長しています。今後も勢いをつけていきたいと思います。

私やDODOのCEO Mingda Leiは、日本文化が大好きで、Mingda Leiはオタクでアニメと日本のゲームばかりをやっています。DODOのチームも日本のアニメが好きで、みんな普段からアニメの話ばかりしています。また、DODOのキャラクターは、任天堂の「どうぶつの森」が元ネタになっているので、実は最初からDODOと日本とのつながりが深いです。

今後コロナが終わったら、私やMingda Lei、DODOのチームと日本に行きたいので、その時はぜひお会いしましょう。よろしくおねがいします。

加藤:こちらこそ日本でお待ちしております!ありがとうございました。

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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