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TokenSky TOKYO 2018 レポート 1日目

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2018年7月4日から5日まで行われている「TokenSky TOKYO 2018」の初日のレポートをお伝えします。

初日では、主に会場の地下1階と1階のブースを取材しました。

各ブースの様子

ASOBI COIN

最初は、今回のTokenSkyの主催者であるASOBI COINからご紹介していきます。

ASOBI COINは、日本のオンラインゲーム専業メーカーであるアソビモが手掛けるプロジェクトです。

ブロックチェーンを使いデジタルコンテンツの所有権を移転させることで、デジタルコンテンツの中古流通を実現させます。

まずMMORPG内で使うゲームアイテムではじめ、その後電子書籍などに対象を広げていきます。

私は、個人的にASOBI COINのようなサービスが欲しいと思っていたうちの一人になるため、是非とも成功してほしいと願っております。応援しております!!

写真の一番右はアソビモの代表取締役の近藤氏になります。

ASOBI COIN

ASOBI COIN

IOST / Crypto Groundswell / WORLD TRADER

IOST / Crypto Groundswell / WORLD TRADER の合同ブースでは、IOSTトークンのエアドロップとWORLD TRADERの紹介を全面に出していました。

IOSTは、スケーラビリティとセキュリティに強い、非中央集権型のパブリックブロックチェーンです。これらの要素はトレードオフにあるため、3つとも強みあるというのは凄いことだそうです。

説明をしてくださったIOST日本代表の佐島氏は、IOSTに関する活動報酬は、IOSTトークンで貰っているという小話をしてくださりました。

IOSTは写真に写っているLINEの友達登録をすると、IOSTのグループに招待されるようになっていました。

IOST / Crypto Groundswell / WORLD TRADER

IOST / Crypto Groundswell / WORLD TRADER

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SmartCash

SmartCashは、コミュニティ主導型の決済用のデジタル通貨です。

SmartCashでは、マイニング(PoW)で資金が得られる他、コミュニティが追求したプロジェクトの貢献度合いに応じて報酬を出すシステムが用意されています。

SmartCash

SmartCash

CROSS

CROSSは、アゼルバイシジャンの仮想通貨取引所です。

仮想通貨のようなデジタル資産はもちろん、すべての物理資産(不動産、車、衣類など)をトークン化し、取引することができます。物理資産の価値存在証明は、コミュニティに価値のコンセンサスを取らせることで実現します。

CROSSでは、ウォレットは取引所本体から分離して存在しX walletとして提供されます。X walletは、秘密鍵が複数のサーバーに管理されるマルチシグネチャの方式を採ります。これにより、従来のWebウォレットよりはるかに強固な資産管理を実現できます。

さらに、CROSSでは分散型取引所と似たアイデアを採用しています。X walletの中身を中央サーバーでマッチングさせ、P2Pの取引を行うことができます。

2年以内に世界でトップ5の取引量を目指します。

写真では日本側とアゼルバイシジャン側の両代表になります。

CROSS

CROSS

Tomochain

Tomochainは、友達の”友”の名前に由来するブロックチェーンです。Ethereumのスケーラビリティの問題に対処するソリューションになります。

その性能はEthereumよりはるかに高速で、ほぼ手数料無料で2秒の確定時間でトランザクションを実行できます。

Tomocahainの上で、スマートコントラクト、プロトコル、アトミック・クロスチェーントークンなどを実行できます。

日本におけるTomocahainの活動はV-NEXTソフトウェアが担当しています。V-NEXTソフトウェアでは、WEBシステムやスマートフォンアプリの開発の他に、AIの研究開発も行っています。

Tomochain

Tomochain

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CriptoHub

CriptoHubは、ブラジルにおける仮想通貨取引所です。

ブラジルの仮想通貨取引所は全体的に陳腐でユーザーにとってデメリットが多いものでした。CriptoHubでは、それらを凌駕した取引所を設立します。

ブラジルの仮想通貨市場は、日本と比べても伸び代しかないとしか表現できません。人口が2億人に対し仮想通貨の保有人口が150万人しかいないからです。CriptoHubでは、この数値を400万人まで持っていくことを目標にしています。

他の取引所のオーダーブック(板)と融合させ、ユーザーに大量の流動性を供給するなど、ブラジルの既存の取引所と比べると大きな優位性があります。

当ブログで、過去にCriptoHubに関する記事を書いており、記事の内容を説明したら良い記事を書いているとお墨付きを得ました。特に、記事タイトルの「ブラジルNo.1になる仮想通貨取引所」というのが偉く気に入った様子でした。

まだトークンセールもしているので、是非参加してみてください。

CriptoHub

CriptoHub

Cosplay Token

Cosplay Tokenは、コスプレプレイヤーのためのサイトCure WorldCosplayにトークンエコノミーを導入するプロジェクトです。

トークンエコノミーを組み込むそもそもの背景は、趣味でYouTubeをやってマネタイズ化できている人がいるにも関わらず、コスプレはなかなかマネタイズできないという疑問からでした。

Cosplay Token担当者の横山氏曰く、反響が大変大きくマーケティングに手ごたえを感じているそうです。既にTelegramの登録者数がワールドワイド全体で20万人を超えたそうで、その反響の大きさは数値からも裏付けられています、

ただ、横山氏は日本の仮想通貨交換業の法律の影響で、一般の人に簡単にトークンを届けることができなくなってしまったと嘆いていました。

Cosplay Token

Cosplay Token

Micro Blood Science

Micro Blood Science(MBS)は、TokenSkyの出展者の中でも異質で、採血ブースを設けていました。

採血データを貯めるとコストがかかるため、それを個人情報部分を取り除いてブロックチェーンで血液のビッグデータを構成させます。さらに、ブロックチェーンは国境を超えるため、日本だけではなく世界中の血液データを集めることができるようになります。

このビッグデータを健康や医療産業が活用することにより、人類の健康向上に役立てるのがMBSのプロジェクトです。

ユーザーは、収集された血液情報を売るか決めることができます。血液情報を売ることを条件に採血ができるため、将来的には採血検査が無料でできるだろうと担当者が話していました。

さすがに、個人情報を隠しているとはいえむやみに第三者に開放してよいデータではないため、一定の認められた組織のみにノードを開放するコンセンサス型のチェーンを採用するとのことです。

micro Blood Science

micro Blood Science

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AnyPay

AnyPayは、ICOコンサルティング事業を行っており、スキーム設計から開発実装、PRマーケティングのような、ICOに求められる設計からセールまでを一括サポートします。

そのクライアント実績にはBread, TOKENOMY, RentalCoinsといったプロジェクトが含まれています。

AnyPay

AnyPay

デジ通

デジ通は、仮想通貨のためのトータルメディアです。

Webページで積極的に仮想通貨の情報発信をやっているだけではなく、雑誌も発行しています。

デジ通では主に、ICOなどブロックチェーンを使ったプロジェクトに関するインタビュー記事を掲載しています。

私は今回初めてデジ通の存在を知りましたが、率直に良い書籍を発行しているなという印象を受けました。

デジ通

デジ通

ICO CROWD

ICO CROWDは、ICOに特化した専門紙です。

世界中で発行されており、世界共通の記事と発行国ごとのオリジナル記事があります。

デジ通さんとは別の切り口で様々なICO情報が取り上げられています。

皆さんには是非とも最新号をご覧にいただきたいです。というのも、個人的に注目しているMODULE分散型ストレージシステムが特集されているからです。

ICO CROWD

ICO CROWD

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1日目所感

直近で有楽町やお台場で行われたカンファレンスと比べ、TokenSkyは質の高いプロジェクトやサービスの展示が多く、また外国人来場者が多く大変国際色が強いイベントでした。

他のカンファレンスに出展していないプロジェクトも多くあり、業界そのものの歴史が浅いこの業界に勢いのすごさを感じつけられる結果となりました。

1日目では、自分が関わっているQURAS以外のプロジェクトで特に良いと感じたのはMicro Blood Scienceでした。

TokenSkyは7月5日もありますので、ブロックチェーンが好きな方、関心が高い方は是非足をお運びください。無理して時間を割いてまで行く価値があるイベントです。

さらに良い情報をキャッチするために

当ブログでは、情報発信用にLINE@を用意しております。

グレーなネタや、ICOのプライベートセールの購入枠を含めた情報、イベントへの招待など、ブログで公にできない情報をご紹介します。

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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