ラピュタ帝国は、世界で初めて飛行石の結晶と価値が連動するセキュリティトークン(シンボル:HKS)をSTOで発行すると発表しました。
当メディアでは、国家元首のロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ氏(以下、ムスカ氏)に電話で取材することに成功しました。

電話インタビューに応じるムスカ氏
今回の試みに至った理由として、飛行石の結晶の量産化に成功したことがあげられます。しかし、飛行石の結晶は、ラピュタ人(びと)しか作れない特殊な石であるため、依然として希少性が高いものになります。
そのため、ラピュタでは飛行石がトークン化に向いていると判断、飛行石の部分所有権をトークンとして売り出し、資金を調達することにしました。
ラピュタは世界を圧倒的な力で支配して資金が潤沢であるにも関わらず、資金調達をする理由について、ムスカ氏は「我々から見たら人がゴミのようだ!彼らから資金を調達したところで、我々は何も問題ない。」とコメント。この心ないコメントにはムスカ氏のモラルを疑う声が出ています。

資金調達の背景を語るムスカ氏
一般的に物理資産を裏付けとするトークンについては、Tether社のUSDTに代表されるように、資産の監査が問題になってきます。それは、今回発行されるHKSについても例外ではありません。
当メディアで飛行石の監査体制ついて質問したところ、ムスカ氏は「HKSは、飛行石の結晶にペグするものだ。この石の存在は唯一だ。監査など必要ない!我々が浮いている時点で、その存在が証明されているのは明白ではないか。君は何を疑っているのかね?」と強い口調で述べました。

HKSの裏付けとなる飛行石の結晶を紹介するムスカ氏
また、コインの将来的な価格について質問したところ「我々が目指すのはTo the Moonだ!我々は空中を飛ぶことができるので、物理的にもTo the Moonが可能だ!わかり切ったことを聞かないででくれたまえ」とコメントしました。
ムスカ氏の発言は、世界中から注目されており「あそこまで圧倒的なラピュタ帝国であれば、トークンが本当にTo the Moonするかもしれない。これは買いだ!」という期待の声が聞かれています。
今回のHKS発行で調達した資金は、ラピュタ内のマイニング施設の建設に充てられ、HKSの保有者にマイニングの利益が配当されることになります。

建設予定のマイニング施設のイメージ
ラピュタは飛行石から無限のエネルギーを得ることができるため、マイニングにかかる電力コストはほぼゼロになります。
加えて、天空特有の冷涼な気候を利用し、マイニングマシンの排熱を効率よく行うことができます。
また、ラピュタ帝国ならではのロボット技術を使い、マイニング施設のメンテナンスはすべて自動化されます。
したがって、ラピュタではマイニングを極めて有利な条件ですることができます。

マイニング施設を巡回するロボット
このような条件により、従来であれば1ビットコイン3000ドル程度のマイニングコストがかかっていたものが、50ドル程度まで低減できるようになります。
今回の資金調達をきっかけに、ラピュタはマイニングでも圧倒的な立場を獲得しようとしています。
マイニング勢力の分散化を目指すプロジェクトSKYHASHのメンバーは「我々はマイニングのハッシュレートを大幅に上げる技術を有しているが、ラピュタは優位性が強すぎるため、彼らに勝るメリットを顧客に出すのはもはや難しい。これは完全なる敗北だ!」と、あっさりと白旗を上げました。
このほかにも、中国のマイナーからも同様の発言が聞かれ、マイニングがラピュタに一極集中することが懸念されています。
軍事面でも圧倒的だったラピュタ帝国が、暗号資産の世界でも圧倒的な地位を確立することがほぼ確実であることから、ブロックチェーン業界からは「サトシ・ナカモトの非中央集権化思想は、結局は中央集権に無力だった」と落胆の声が出ています。
※画像の著作権はスタジオジブリに帰属します。皆さん、楽しいエープリルフールを!
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