StakeStone（ステイクストーン）とは？
StakeStone は、イーサリアム（$ETH）やビットコイン（$BTC）といった主要な暗号資産を「リキッドステーキング（※1）」で運用し、さらなる利回りの獲得を目指すDeFiプラットフォームです。
StakeStoneは主に$ETHと$BTCのリキッドステーキングに対応しています。ユーザーは$ETHを預け入れることで「$STONE」を、$BTCを預け入れることで「$STONEBTC」という債権トークン（LST）を受け取ることができます。また、$STONEや$STONEBTCは、StakeStoneによって提供されているLiquidityPadや、その他DeFiによって運用することができるようになっています。
リキッドステーキング単体の年換算利回り（APY）はそれぞれ2.8％、3.5％程度です（2025年12月時点）。これらはStakeStoneが厳選したステーキングプロバイダーによって運用され、プロトコルから直接生み出される「ネイティブな利回り」です。プロジェクトが独自に発行するトークンを配布するだけの一過性の報酬（インセンティブ）とは異なり、主要資産の「堅実な利回り」を持続的に得られる点が大きな特徴です。また、特にチェーンを選ばずリキッドステーキングができるようになっているため、面倒なブリッジの手間を省くことができるようになっています。
ネオバンク構想
StakeStoneは2025年11月3日にサービスを「v2.0」へアップデートし、「ネオバンク構想」を発表しました。これはプロジェクト発足当初からの目標であった、銀行口座を持たない人々（アンバンクド）への金融サービス提供を強化するものです。
この構想において、StakeStoneは利回りのさらなる最適化を行います。独自の「OPAP（Optimized Portfolio Allocation Protocol：最適化されたポートフォリオ割当プロトコル）」を導入し、従来のリキッドステーキングに加え、様々なイールドファーミング・プロトコルへ自動的に資産を配分することで、より高い利回りを追求します。
また、利回りの強化だけでなく、ユーザー体験（UX）の劇的な簡素化も進めています。
- ソーシャルログインの導入： 複雑なシードフレーズ管理を不要にし、SNSアカウント等でログイン可能なウォレットを提供。
- ガス代の不要化（ガスレス）： 暗号資産アプリの利用障壁となりがちな「ガストークン（手数料用トークン）」を用意することなく、送金や取引が可能。
これらの機能により、暗号資産に不慣れなユーザーでも直感的に利用できる環境が整いつつあります。
さらにStakeStone 2.0では、米ドル（USD）ステーブルコインの利回り機能も実装予定です。予定されているAPYは12%です。ボラティリティの高い暗号資産で一攫千金を狙う投資に比べれば控えめな数字に見えるかもしれませんが、ベア相場（下落相場）において、単にウォレットに眠らせておくよりもはるかに有効的で「堅い」資産運用手段となります。
STOトークン
StakeStoneは、ガバナンストークンである「$STO」を発行しています。これは主に、プロトコルの運営方針決定や、さらなる利益獲得のために使用されます。
$STOの主な用途：
- ガバナンス（意思決定への参加）： 各種プールやLiquidityPadボールト（保管庫）に対するveSTO報酬の配分決定、プロトコルパラメータの調整、戦略的方向性の決定に参加できます。
- 利回りのブースト： veSTOとしてトークンをロックすることで、利回り効率を向上させることができます。
- 賄賂（Bribe）報酬の獲得： 特定のプールやボールトに流動性を誘致するためのインセンティブ報酬を得ることができます。
- トレジャリー資産へのアクセス： プロジェクトが保有するトレジャリー（財源）資産に対する権利配分に関わることができます。
$STOを売買できる取引所：
