Wanchain(シンボル:WAN)が、本日世界最大手の取引所Binanceに上場しました。
Wanchainは、日本だと注目している人が少ないですが、開発チームが国際カンファレンスに出席して講演を行ったりと、業界の中における存在感を上げてきています。
また、海外では著名な仮想通貨投資家が注目しており注目度が高い案件でもあります。当サイトでもWanchainについては何度か記事を書いており、その動向には注目していました。
Wanchain(WAN)の上場初日の状況
[the_ad id=”7860″]WanchainはBinanceに上場され、BTC, ETH, BNB建ての取引ができるようになっています。
2018年3月23日15時より取引が開始され、同日20時15分時点で売買代金が日本円換算で133億円以上と、相当な盛り上がりを見せる売買が展開されています。
チャートはBinanceにおけるBTC/WANの5分足チャートになります。上場開始から値を殆ど下げることなく推移しています。あくまでも上場したばかりだから積極的に売買されているだけであり、時間が経つと売買が細りダラダラ下げる可能性もあります。
円換算した場合のリアルタイムの取引価格は、以下になります。
Wanchainは何が凄いのか?
Wanchainとは、あらゆるブロックチェーンをブリッジするクロスチェーンソリューションです。Rippleが銀行間の決済をブリッジするように、WanchainはBTCやEthereumのような異なるデジタルアセットのブロックチェーンをブリッジすることができます。
そのWanchainがどれだけすごいかツイートしている方がいましたので、そのツイートをご紹介します。
$WAN 大体調べ終わって、これから経営陣のリサーチに入りますが、相当有望なプロジェクトですね。なんで日本で話題になってないか謎なんですけど。インフルエンサー達がこの銘柄察知してないわけないので、上場して買い集めた後に勧めるんでしょうね。今日中にまとめてツイートします。
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
$WAN について自分なりにまとめたのでツイートしていきます。間違っている所があれば指摘して頂けると助かります。※かなり長いツイートになります。
Wanchain は、異なるブロックチェーンネットワークを繋げ、匿名性を兼ね備えたスマートコントラクトによって資産のクロスチェーンを可能にします。? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
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他の暗号通貨と違い単一のクロスチェーンプラットフォームを構築するだけでなく、異なった暗号通貨のトランザクションを相互接続させることによって、あらゆる暗号通貨同士の交換を可能にさせます。トランザクションは $WAN の2段階プロトコルとトランザクションの三段階認証によって安全に行われます pic.twitter.com/lkr7c89Hgi
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
これによって、投資家は安全にデジタル上で金融商品を購入することができます。暗号通貨→暗号通貨 の交換だけでなく、フィアットでのあらゆる暗号通貨、金融商品の購入が可能になります。購入記録は分散型元帳にされるので、安全に資産移動・交換を行うことができます。
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
また、クロスチェーン技術を用いたスマートコントラクトの実装により、異なる銀行間のシステムを繋げることも可能となり、面倒な文書や契約を省いて資産の貸し借りなどを行うことができるようになります。 $wan は暗号通貨を含めたあらゆる金融を繋げる新時代の金融システムを構築しようとしています
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
既に $icx $aion $knc とパートナーシップを協定しています。今年中にイーサリアム、ビットコイン建てでアルトコインとのウォレット間での交換、来年中にアルトコイン間のウォレット内での交換を可能にします。 $WAN はWanchainのシステムを使う際のトークンとして使われます。
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
$XRP との差別化ですが、匿名性を備えている点、クロスチェーンをフィアットとあらゆる暗号通貨の両方に適応させようとしている点があります。リップルと違って国が優れたデジタル通貨を作っても、 $WAN は上記の二点で価値を維持できると考えています。また海外コミュニティがめちゃくちゃ強いです。
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
そして、個人的にこの銘柄ヤバいなあと思った点は、GItHubの完成度です。コントリビューターの多さ、フォークされた数、綺麗に整理されたレポジトリ。この銘柄ってまだ上場すらしてないんですよね、マジかと。こんなしっかりしたGitHub久しぶりに見ました。リンク貼っときますhttps://t.co/La2Ve2oKYQ
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
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エンジニア陣は間違いなく最強です。マーケティングもパートナーシップを結ぶスピードからして優れていることが分かります。ファウンダーは $FCT の共同設立者。その他のメンツもMIT出身から長年ブロックチェーンの技術に携わってきた人ばかり。この銘柄が今年は間違いなく一人勝ちします。断言します
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
他の銘柄崩す + フィアット投入で $WAN は買います。他の暗号通貨とはポテンシャルが段違いですわ。 $XRP の時価総額を抜くのも時間の問題ww ただ、上場直後は間違いなく海外勢のイナゴタワーができるので、落ちきって落ち着いたとこで買います。
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
最後にWanchainの公式サイトとWPのリンクを貼っておきます。上場する取引所はまだ発表されていません。個人的な予想だとHuobiかKucoinです。https://t.co/UglasCBQBBhttps://t.co/iSwknuQVVT
? Crypto Famason. (@The_9th_Floor_) 2018年2月15日
ご覧のように、Crypto Famason.氏(@The_9th_Floor_)は興奮気味に書いてますが、筆者も似た感覚を抱いている中の一人です。
イメージしにくいので、仮想通貨を交換する例を見てみましょう。XRPとXEMに交換したいとします。
従来であれば、BTCやETHのような何らかの基軸通貨を通して交換する必要がありました。その場合は、売りと買いの手数料を払い、さらにスプレッド分の損をしてしまいます。Wanchainを使うと、裏でXRPとXEMのチェーンがクロスさえされていれば、余計な通貨を経由せずに一発で交換することができるようになるのです。
実際上記のような構想は、KyberNetworkという分散型取引所(DEX)で計画されており、Wanchainとパートナーシップを締結しています。
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当サイトによるWanchainの過去の記事
当サイトでは、過去に以下のWanchainの記事を書いています。参考までにご覧ください。
- 2018年3月18日:Wanchain(WAN)の現況 (2018年3月版)
- 2018年2月11日:Ripple(XRP)をしのぐ!?デジタル資産のブリッジプラットフォームWanchainがSCOの可能性
Wanchainに関する情報
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